Dr.のほしい画像が撮れる!
オーダーの解釈と撮影・撮像技術
四肢・体幹
定価 7,480円(税込) (本体6,800円+税)
- B5判 464ページ 2色(一部カラー),イラスト70点,写真1300点
- 2021年8月2日刊行
- ISBN978-4-7583-2034-4
電子版
序文
監修の序
本書は診療放射線技師に向けた実用書であり,さまざまな疾患に対する具体的な撮影・撮像技術がまとめられている。本書を読めば「Dr. のほしい画像が撮れる!」ようになる。医師は患者さんの病態把握・診断のために画像検査を指示するが,医師の指示には必ず意図がある。医師が何を目的として画像検査をオーダーしたのか,何がみたいのか,ほしいのか。本書を読むことで医師の指示の意味を読み解くことができるようになるはずである。そのうえで,具体的に何をどのような条件で撮影をし,どのような画像を作るべきなのか,医師がほしい画像を撮影・撮像することによって,その後の診断・治療がスムーズに進む。さらに,撮影・撮像技術の解説の前には,それぞれの疾患の概要や代表的画像もまとめられており,具体的なイメージをもって撮像することができるようになるはずである。
われわれ放射線科医にとって,診療放射線技師はよきパートナーであり,実際の臨床においても研究においても,密接に連携しながら仕事をしている。撮影・撮像前の準備,患者さんのポジショニング・固定,撮影・撮像,画像処理など,よい画像を撮るポイントは随所にある。本書を読破していただき,必要最小限かつ十分な内容で,わかりやすく,「主張する画像」を撮っていただきたい。極論をいえば,細かな画像の解説は不要で,画像自体が「語る」ようなものを得られるのが理想である。ぜひ,そのような画像が撮れるような技師を目指していただきたい。
本書は北海道大学 大学院保健科学研究院 医用生体理工学分野の杉森博行先生に編集をお願いした。杉森先生は診療放射線技師として第一線で活躍した後に,現在は教育や研究に力を入れており,大変熱心である。各疾患別の解説は杉森先生のほかに,北海道大学病院 医療技術部 放射線部門の堀江達則主任技師,濱口裕行主任技師,藤原太郎技師にお願いした。3名とも臨床の現場の第一線で撮影・撮像を行い,われわれ放射線科医と日々研鑽を積んでいる方々であり,すぐに実践に役立つ重みのある記述が随所に散りばめられている。
本書は,四肢・体幹について執筆されており,全身はカバーされていない。本書が最前線の診療放射線技師のバイブルとなるよう,今後刊行される,脳・頭頸部・脊椎・脊髄などについても記載された巻と合わせて,全身のあらゆる疾患に対応したものにしていきたいと考えている。
2021年7月
北海道大学 大学院医学研究院 放射線科学分野 画像診断学教室
工藤與亮
-------------------------
編集の序
医師から診療放射線技師への画像検査の依頼内容はさまざまである。詳細が不明のために,病気の原因となる疾患がどこにあるのか探索的に行われる検査,あるモダリティで病変が疑われた後に異なるモダリティでの精査を目的とする検査,病期の進行や治療後のフォローアップで行われる検査など,それぞれの患者背景や依頼内容に合わせて日々検査が行われている。そのなかで診療放射線技師は,医師のオーダーの意図を適切に解釈し,常に最適な撮影・撮像条件とすることが求められる。本書『Dr.のほしい画像が撮れる! オーダーの解釈と撮影・撮像技術-四肢・体幹』は,四肢・体幹の疾患を部位ごとにまとめ,それぞれの疾患について検査開始から画像送信までのプロセスに基づき,医師が求める画像を得るポイントを解説した書籍である。
執筆は,北海道大学病院において第一線で活躍している診療放射線技師に,撮影・撮像のポイントを踏まえて詳細に行っていただいた。改めて北海道大学病院 医療技術部 放射線部門 堀江達則主任技師,濱口裕行主任技師,藤原太郎技師に感謝申し上げます。また本書の内容は,日々の放射線画像診断医師からいただくアドバイスがあったからこそ記載できたものであり,それらが読者の経験となり検査の質の向上に寄与することは間違いない。監修いただいた,北海道大学 大学院医学研究院 放射線科学分野 画像診断学教室 工藤與亮教授に感謝申し上げますとともに,いつも優しく丁寧に指導していただいている同教室の画像診断医の先生方に改めて感謝申し上げます。
本書は診療放射線技師を目指す養成校の学生にとっては,臨床実習前の検査と撮影・撮像プロセスの理解や,臨床実習後の復習においてポイントをまとめて理解できるように構成されている。また,現場の診療放射線技師にとっては疾患と撮影・撮像プロセスの再確認に役立つようにまとめた。読者の皆様においては,教育および実践でご活用いただければ幸いです。最後に,本書発刊にあたり企画時から適切なアドバイスをいただくなど,ご尽力いただいたメジカルビュー社 髙橋祐太朗氏に心より感謝申し上げます。
2021年7月
北海道大学 大学院保健科学研究院 医用生体理工学分野
杉森博行
本書は診療放射線技師に向けた実用書であり,さまざまな疾患に対する具体的な撮影・撮像技術がまとめられている。本書を読めば「Dr. のほしい画像が撮れる!」ようになる。医師は患者さんの病態把握・診断のために画像検査を指示するが,医師の指示には必ず意図がある。医師が何を目的として画像検査をオーダーしたのか,何がみたいのか,ほしいのか。本書を読むことで医師の指示の意味を読み解くことができるようになるはずである。そのうえで,具体的に何をどのような条件で撮影をし,どのような画像を作るべきなのか,医師がほしい画像を撮影・撮像することによって,その後の診断・治療がスムーズに進む。さらに,撮影・撮像技術の解説の前には,それぞれの疾患の概要や代表的画像もまとめられており,具体的なイメージをもって撮像することができるようになるはずである。
われわれ放射線科医にとって,診療放射線技師はよきパートナーであり,実際の臨床においても研究においても,密接に連携しながら仕事をしている。撮影・撮像前の準備,患者さんのポジショニング・固定,撮影・撮像,画像処理など,よい画像を撮るポイントは随所にある。本書を読破していただき,必要最小限かつ十分な内容で,わかりやすく,「主張する画像」を撮っていただきたい。極論をいえば,細かな画像の解説は不要で,画像自体が「語る」ようなものを得られるのが理想である。ぜひ,そのような画像が撮れるような技師を目指していただきたい。
本書は北海道大学 大学院保健科学研究院 医用生体理工学分野の杉森博行先生に編集をお願いした。杉森先生は診療放射線技師として第一線で活躍した後に,現在は教育や研究に力を入れており,大変熱心である。各疾患別の解説は杉森先生のほかに,北海道大学病院 医療技術部 放射線部門の堀江達則主任技師,濱口裕行主任技師,藤原太郎技師にお願いした。3名とも臨床の現場の第一線で撮影・撮像を行い,われわれ放射線科医と日々研鑽を積んでいる方々であり,すぐに実践に役立つ重みのある記述が随所に散りばめられている。
本書は,四肢・体幹について執筆されており,全身はカバーされていない。本書が最前線の診療放射線技師のバイブルとなるよう,今後刊行される,脳・頭頸部・脊椎・脊髄などについても記載された巻と合わせて,全身のあらゆる疾患に対応したものにしていきたいと考えている。
2021年7月
北海道大学 大学院医学研究院 放射線科学分野 画像診断学教室
工藤與亮
-------------------------
編集の序
医師から診療放射線技師への画像検査の依頼内容はさまざまである。詳細が不明のために,病気の原因となる疾患がどこにあるのか探索的に行われる検査,あるモダリティで病変が疑われた後に異なるモダリティでの精査を目的とする検査,病期の進行や治療後のフォローアップで行われる検査など,それぞれの患者背景や依頼内容に合わせて日々検査が行われている。そのなかで診療放射線技師は,医師のオーダーの意図を適切に解釈し,常に最適な撮影・撮像条件とすることが求められる。本書『Dr.のほしい画像が撮れる! オーダーの解釈と撮影・撮像技術-四肢・体幹』は,四肢・体幹の疾患を部位ごとにまとめ,それぞれの疾患について検査開始から画像送信までのプロセスに基づき,医師が求める画像を得るポイントを解説した書籍である。
執筆は,北海道大学病院において第一線で活躍している診療放射線技師に,撮影・撮像のポイントを踏まえて詳細に行っていただいた。改めて北海道大学病院 医療技術部 放射線部門 堀江達則主任技師,濱口裕行主任技師,藤原太郎技師に感謝申し上げます。また本書の内容は,日々の放射線画像診断医師からいただくアドバイスがあったからこそ記載できたものであり,それらが読者の経験となり検査の質の向上に寄与することは間違いない。監修いただいた,北海道大学 大学院医学研究院 放射線科学分野 画像診断学教室 工藤與亮教授に感謝申し上げますとともに,いつも優しく丁寧に指導していただいている同教室の画像診断医の先生方に改めて感謝申し上げます。
本書は診療放射線技師を目指す養成校の学生にとっては,臨床実習前の検査と撮影・撮像プロセスの理解や,臨床実習後の復習においてポイントをまとめて理解できるように構成されている。また,現場の診療放射線技師にとっては疾患と撮影・撮像プロセスの再確認に役立つようにまとめた。読者の皆様においては,教育および実践でご活用いただければ幸いです。最後に,本書発刊にあたり企画時から適切なアドバイスをいただくなど,ご尽力いただいたメジカルビュー社 髙橋祐太朗氏に心より感謝申し上げます。
2021年7月
北海道大学 大学院保健科学研究院 医用生体理工学分野
杉森博行
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目次
1 章 総論
(1)CT・MRIの基礎 [杉森博行]
CT
MRI
2 章 胸部
1 肺
(1)呼吸器感染症 [堀江達則]
(2)肺がん [藤原太郎]
(3)肺良性腫瘍 [藤原太郎]
(4)びまん性肺疾患
過敏性肺臓炎 [藤原太郎]
サルコイドーシス [藤原太郎]
特発性肺線維症 [堀江達則]
気管支拡張症 [藤原太郎]
好酸球性肺炎 [堀江達則]
特発性器質化肺炎 [堀江達則]
肺気腫 [濱口裕行]
(5)職業性肺疾患 [藤原太郎]
(6)その他 [藤原太郎]
気胸
無気肺
放射線肺臓炎
肺分画症
2 縦隔腫瘍
(1)縦隔腫瘍 [杉森博行]
前腸嚢胞
胸腺腫
3 胸膜
(1)胸膜・胸壁病変 [藤原太郎]
胸水・膿胸
神経鞘腫
悪性中皮腫]
4 乳腺 [堀江達則]
(1)浸潤性乳管がん
(2)非浸潤性乳管がん
3 章 心臓・大血管
(1) 胸部大動脈瘤 [藤原太郎]
(2) 大動脈解離 [藤原太郎]
(3) 動脈管開存症 [ 藤原太郎]
(4) 高安動脈炎 [藤原太郎]
(5) 血管輪 [藤原太郎]
(6) 大動脈縮窄症 [藤原太郎]
(7) 左心不全 [藤原太郎]
(8) 肺塞栓症 [藤原太郎]
(9) 肺動静脈瘻 [堀江達則]
(10)虚血性心疾患 [濱口裕行]
(11)弁膜症 [藤原太郎]
(12)川崎病 [杉森博行]
(13)心室中隔欠損症 [杉森博行]
(14)心房中隔欠損症 [ 杉森博行]
(15)Fallot四徴症 [杉森博行]
4 章 腹部・骨盤部
1 食道 [杉森博行]
(1)消化管造影検査
食道がん
2 胃 [杉森博行]
(1)消化管造影検査
胃がん
3 腸 [杉森博行]
(1)消化管造影検査
大腸がん
4 肝臓 [藤原太郎]
(1)肝炎・肝硬変
(2)肝悪性腫瘍-肝細胞がん,胆管細胞がん,転移性肝がん-
(3)非上皮性腫瘍-悪性リンパ腫-
(4)炎症性肝腫瘍-細菌性膿瘍,アメーバ肝膿瘍,炎症性偽腫瘍-
(5)びまん性肝疾患
(6)肝良性腫瘍
(7)小児肝腫瘍・先天疾患
5 胆道 [堀江達則]
(1)胆道結石
(2)胆嚢がん
(3)先天性胆道拡張症
(4)黄色肉芽腫性胆嚢炎
6 膵臓 [杉森博行]
(1)膵悪性腫瘍(浸潤性膵管がん)
(2)膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN),膵内分泌腫瘍
膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)
膵内分泌腫瘍
(3)急性膵炎
7 副腎 [濱口裕行]
(1)副腎皮質腫瘍(腺腫・腺がん)
(2)副腎髄質腫瘍(褐色細胞腫)
8 腎・尿路 [杉森博行]
(1)悪性尿路疾患(腎細胞がん)
(2)良性腫瘍(腎血管筋脂肪腫)
(3)尿管結石
(4)先天性腎尿路疾患(膀胱尿逆流症)
9 女性生殖器 [藤原太郎]
(1)子宮悪性腫瘍-子宮頸がん,子宮体がん-
(2)子宮良性腫瘍-子宮筋腫,子宮腺筋症-
(3)卵巣嚢腫 -内膜症性嚢胞,成熟嚢胞性奇形腫,漿液性嚢胞腺腫,粘液性嚢胞腺腫-
(4)先天性女性生殖器疾患-子宮欠損,双角子宮-
(5)急性腹症を起こす女性生殖器疾患-異所性妊娠,卵巣出血-
10 腹部・血管 [藤原太郎]
(1)腹部外傷
(2)血管-腹部大動脈瘤-
11 超音波検査(US) [堀江達則]
(1)肝臓
(2)胆膵
(3)腎・尿路
(4)骨盤
5 章 骨軟部腫瘍
1 骨 [堀江達則]
(1) 骨軟骨腫
(2) 内軟骨腫
(3) 類骨骨腫
(4) 単純性骨嚢腫
(5) 非骨化性線維腫
(6) 線維性異形成
(7) 血管腫
(8) 巨細胞腫
(9) 脊索腫
(10)軟骨肉腫
(11)骨肉腫
(12)Ewing肉腫
(13)多発性骨髄腫
(14)転移性骨腫瘍
2 軟部 [杉森博行]
(1)脂肪腫
(2)血管腫
(3)神経原性腫瘍
(4)化骨性筋炎
(5)脂肪肉腫
(6)悪性線維性組織球腫
6 章 関節
1 肩関節 [藤原太郎]
(1)肩関節脱臼
(2)腱板損傷
(3)投球障害肩
2 肘関節 [藤原太郎]
(1)内側上顆炎
(2)離断性骨軟骨損傷(離断性骨軟骨炎)
3 手・手関節 [藤原太郎]
(1)手根管症候群
(2)Kienböck病
(3)舟状骨骨折
(4)TFCC損傷
4 股関節
(1)大腿骨頸部骨折 [堀江達則 ]
(2)骨盤骨折(仙骨不全骨折) [堀江達則]
(3)大腿骨頭壊死症 [杉森博行]
(4)発育性股関節脱臼 [杉森博行]
5 膝関節 [濱口裕行]
(1)前十字靱帯断裂,後十字靱帯断裂,内側側副靱帯断裂
(2)半月板断裂
(3)脛骨高原骨折
6 足・足関節 [藤原太郎]
(1)アキレス腱断裂
(2)距骨ドームの骨軟骨損傷
(1)CT・MRIの基礎 [杉森博行]
CT
MRI
2 章 胸部
1 肺
(1)呼吸器感染症 [堀江達則]
(2)肺がん [藤原太郎]
(3)肺良性腫瘍 [藤原太郎]
(4)びまん性肺疾患
過敏性肺臓炎 [藤原太郎]
サルコイドーシス [藤原太郎]
特発性肺線維症 [堀江達則]
気管支拡張症 [藤原太郎]
好酸球性肺炎 [堀江達則]
特発性器質化肺炎 [堀江達則]
肺気腫 [濱口裕行]
(5)職業性肺疾患 [藤原太郎]
(6)その他 [藤原太郎]
気胸
無気肺
放射線肺臓炎
肺分画症
2 縦隔腫瘍
(1)縦隔腫瘍 [杉森博行]
前腸嚢胞
胸腺腫
3 胸膜
(1)胸膜・胸壁病変 [藤原太郎]
胸水・膿胸
神経鞘腫
悪性中皮腫]
4 乳腺 [堀江達則]
(1)浸潤性乳管がん
(2)非浸潤性乳管がん
3 章 心臓・大血管
(1) 胸部大動脈瘤 [藤原太郎]
(2) 大動脈解離 [藤原太郎]
(3) 動脈管開存症 [ 藤原太郎]
(4) 高安動脈炎 [藤原太郎]
(5) 血管輪 [藤原太郎]
(6) 大動脈縮窄症 [藤原太郎]
(7) 左心不全 [藤原太郎]
(8) 肺塞栓症 [藤原太郎]
(9) 肺動静脈瘻 [堀江達則]
(10)虚血性心疾患 [濱口裕行]
(11)弁膜症 [藤原太郎]
(12)川崎病 [杉森博行]
(13)心室中隔欠損症 [杉森博行]
(14)心房中隔欠損症 [ 杉森博行]
(15)Fallot四徴症 [杉森博行]
4 章 腹部・骨盤部
1 食道 [杉森博行]
(1)消化管造影検査
食道がん
2 胃 [杉森博行]
(1)消化管造影検査
胃がん
3 腸 [杉森博行]
(1)消化管造影検査
大腸がん
4 肝臓 [藤原太郎]
(1)肝炎・肝硬変
(2)肝悪性腫瘍-肝細胞がん,胆管細胞がん,転移性肝がん-
(3)非上皮性腫瘍-悪性リンパ腫-
(4)炎症性肝腫瘍-細菌性膿瘍,アメーバ肝膿瘍,炎症性偽腫瘍-
(5)びまん性肝疾患
(6)肝良性腫瘍
(7)小児肝腫瘍・先天疾患
5 胆道 [堀江達則]
(1)胆道結石
(2)胆嚢がん
(3)先天性胆道拡張症
(4)黄色肉芽腫性胆嚢炎
6 膵臓 [杉森博行]
(1)膵悪性腫瘍(浸潤性膵管がん)
(2)膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN),膵内分泌腫瘍
膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)
膵内分泌腫瘍
(3)急性膵炎
7 副腎 [濱口裕行]
(1)副腎皮質腫瘍(腺腫・腺がん)
(2)副腎髄質腫瘍(褐色細胞腫)
8 腎・尿路 [杉森博行]
(1)悪性尿路疾患(腎細胞がん)
(2)良性腫瘍(腎血管筋脂肪腫)
(3)尿管結石
(4)先天性腎尿路疾患(膀胱尿逆流症)
9 女性生殖器 [藤原太郎]
(1)子宮悪性腫瘍-子宮頸がん,子宮体がん-
(2)子宮良性腫瘍-子宮筋腫,子宮腺筋症-
(3)卵巣嚢腫 -内膜症性嚢胞,成熟嚢胞性奇形腫,漿液性嚢胞腺腫,粘液性嚢胞腺腫-
(4)先天性女性生殖器疾患-子宮欠損,双角子宮-
(5)急性腹症を起こす女性生殖器疾患-異所性妊娠,卵巣出血-
10 腹部・血管 [藤原太郎]
(1)腹部外傷
(2)血管-腹部大動脈瘤-
11 超音波検査(US) [堀江達則]
(1)肝臓
(2)胆膵
(3)腎・尿路
(4)骨盤
5 章 骨軟部腫瘍
1 骨 [堀江達則]
(1) 骨軟骨腫
(2) 内軟骨腫
(3) 類骨骨腫
(4) 単純性骨嚢腫
(5) 非骨化性線維腫
(6) 線維性異形成
(7) 血管腫
(8) 巨細胞腫
(9) 脊索腫
(10)軟骨肉腫
(11)骨肉腫
(12)Ewing肉腫
(13)多発性骨髄腫
(14)転移性骨腫瘍
2 軟部 [杉森博行]
(1)脂肪腫
(2)血管腫
(3)神経原性腫瘍
(4)化骨性筋炎
(5)脂肪肉腫
(6)悪性線維性組織球腫
6 章 関節
1 肩関節 [藤原太郎]
(1)肩関節脱臼
(2)腱板損傷
(3)投球障害肩
2 肘関節 [藤原太郎]
(1)内側上顆炎
(2)離断性骨軟骨損傷(離断性骨軟骨炎)
3 手・手関節 [藤原太郎]
(1)手根管症候群
(2)Kienböck病
(3)舟状骨骨折
(4)TFCC損傷
4 股関節
(1)大腿骨頸部骨折 [堀江達則 ]
(2)骨盤骨折(仙骨不全骨折) [堀江達則]
(3)大腿骨頭壊死症 [杉森博行]
(4)発育性股関節脱臼 [杉森博行]
5 膝関節 [濱口裕行]
(1)前十字靱帯断裂,後十字靱帯断裂,内側側副靱帯断裂
(2)半月板断裂
(3)脛骨高原骨折
6 足・足関節 [藤原太郎]
(1)アキレス腱断裂
(2)距骨ドームの骨軟骨損傷
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医師の指示の意味を適切にとらえた画像を得るにはどうしたらよいか,自ら考え,実践するために必要な知識を身につけよう
診療放射線技師が知っておくべき150以上の四肢・体幹の疾患について,どのような画像を撮影・撮像するべきか,その画像を撮影・撮像する際の医師の指示とその意味はどのようなものか,その画像は実際にどうやって撮影・撮像するかといった知識を身につけるための書籍。
「STEP1 病気を知る・画像を知る」で,疾患の概要とその疾患の代表的な画像,画像所見を解説。「STEP2 医師の指示と撮影・撮像技術」では,医師から診療放射線技師にその疾患の撮影・撮像についてどのような指示があるかを示し,その指示の意味と,画像の撮影・撮像技術を解説する。囲み記事「用語解説」も充実。