診療放射線技師 先手必勝! 弱点克服完全ガイド

診療放射線技師 先手必勝! 弱点克服完全ガイド

■編集 福士 政広

定価 5,720円(税込) (本体5,200円+税)
  • B5判  360ページ  2色(一部カラー),イラスト240点,写真225点
  • 2014年12月25日刊行
  • ISBN978-4-7583-1498-5

国試直前の総まとめに使う学習指南書。診療放射線技師国試6年分の過去問を読み解き,必修ポイントを一挙掲載!

診療放射線技師国家試験合格をめざす学生さんを対象とした学習指南書。過去6年分(61回〜66回)の診療放射線技師国家試験の問題を精査し,出題傾向や設問の難易度を基に,学生さんが必ず理解しておくべきポイントをわかりやすく解説。
国家試験出題基準の大項目に合わせ,全14章で構成。確実におさえるべきポイントや,間違いやすい要注意ポイントを記載した「弱点攻略への道」,過去問を正しい文章に修正して網羅した「ポイントねらい撃ち」,その他の関連事項を解説した「知識の幅を広げよう」の順に記述。学習効率アップに欠かせない1冊。


序文

 診療放射線技師に限らず,国家資格の医療職における国家試験は,臨床現場で働くために必要な知識を身に付けているかどうか,国が求める医療職としての知識レベルに到達しているかどうかを判定する試験である。国家試験は国家試験出題基準を基に施行されるが,時代によって医療職に求められる知識・技術レベルは自ずと変わるため,それに合わせて出題基準も数年ごとに改定が繰り返されてきている。診療放射線技師国家試験は現在,平成24年版の出題基準を基に作成されている。その年によって出題傾向は若干変わるが,診療放射線技師として求められる基本的な知識は大きくは変わらないため,重要な項目は多く出題される傾向がみられる。
 本書は,過去6回(第61〜66回)分の診療放射線技師国家試験の出題傾向を精査し,出題数が多い試験科目の内容を重点的に解説した書籍である。国家試験出題基準の試験科目・大項目に合わせて章を構成し,さらに各項目を「弱点克服への道」「ポイントねらい撃ち」「知識の幅を広げよう」の3つに分けて解説している。「弱点克服への道」では,学生諸君が苦手としている内容をわかりやすく解説した。「ポイントねらい撃ち」では,国家試験の過去問から重要なものを選び,その選択肢を正しい文章(正文)に直して掲載している。正文を覚えることで,誤った選択肢を判断することができるようになる。「知識の幅を広げよう」では,「ポイントねらい撃ち」に掲載した過去問を補足する解説やその他の覚えておくべき事項を,図表や簡潔な文章でまとめている。
 これまでに,書き込み式サブノート『診療放射線技師 ブルー/イエロー・ノート 3rd edition』,穴埋め問題集『診療放射線技師 グリーン・ノート 基礎/臨床編 2nd edition』,携帯用参考書『診療放射線技師 ポケットレビュー帳 2nd edition』,画像問題解説集『診療放射線技師 画像攻略 テク・ナビ・ガイド』を編纂してきたが,本書『診療放射線技師 先手必勝! 弱点克服完全ガイド』は,国家試験合格のための総仕上げの本である。なお本書の各項目には,『診療放射線技師 ブルー/イエロー・ノート』の参照項目も掲載しているので,合わせて学習することも可能である。本書で苦手科目をなくし,国家試験合格を勝ち取ってほしい。
最後に,本書にご執筆いただいた先生方に深く感謝申し上げます。

2014年12月
首都大学東京 福士政広
全文表示する

目次

1章 基礎医学大要
 1 構造と機能 人体の構造と機能の基礎
 2 構造と機能 細胞と組織
 3 構造と機能 生体の防御機構と免疫
 4 構造と機能 運動器
 5 構造と機能 呼吸器,胸郭,胸壁,胸膜,乳房
 6 構造と機能 心臓,脈管
 7 構造と機能 消化器,腹壁,腹膜
 8 構造と機能 泌尿器,生殖器
 9 構造と機能 脳,神経
 10 構造と機能 内分泌,代謝,栄養
 11 臨床医学の基礎 病態の基礎
 12 臨床医学の基礎 疾病と障害の基礎
 13 臨床医学の基礎 治療
 14 社会医学 健康と公衆衛生
 15 社会医学 感染症とその予防
 16 社会医学 生活習慣病,疾病予防
 17 社会医学 保健
 18 社会医学 医療安全対策

2章 放射線生物学
 1 放射線の細胞に対する作用
 2 放射線の人体への影響
 3 放射線の生物学的効果と放射線治療

3章 放射線物理学
 1 放射線の基礎事項
 2 原子物理
 3 原子核物理
 4 物質との相互作用 光子
 5 物質との相互作用 荷電粒子線
 6 物質との相互作用 中性子
 7 医用物理

4章 医用工学
 1 電磁気学の基礎
 2 電気工学の基礎
 3 電子工学の基礎

5章 放射化学
 1 元素
 2 放射性核種の製造 核分裂,核反応
 3 放射性核種の製造 ジェネレータ
 4 放射化学分離と純度検定
 5 放射性標識化合物
 6 放射性核種の化学的利用

6章 放射線計測学
 1 放射線計測の基礎
 2 放射線計測の理論
 3 放射線の計測装置
 4 放射線測定技術

7章 X線撮影技術学
 1 診療放射線技師の役割と義務
 2 X線撮影技術 画像の成立,撮影体位,被ばくの低減と防護
 3 X線撮影技術 X線撮影:頭部・胸部・腹部
 4 X線撮影技術 X線撮影:脊柱・四肢・その他
 5 X線撮影技術 X線撮影:乳房
 6 X線撮影技術 X線造影検査
 7 X線撮影技術 X線CT検査
 8 画像解剖(Ⅰ) X線画像
 9 画像解剖(Ⅰ) X線造影画像
 10 画像解剖(Ⅰ) X線CT画像

8章 診療画像機器学
 1 診療画像機器 X線源装置,X線高電圧装置
 2 診療画像機器 X線映像装置,X線画像処理装置,関連・付属機器
 3 診療画像機器 X線装置システム
 4 診療画像機器 X線CT装置
 5 診療画像機器 MRI装置
 6 診療画像機器 超音波装置,眼底写真装置
 7 診療画像機器 品質・安全管理

9章 診療画像検査学
 1 診療画像検査 MRI検査
 2 診療画像検査 超音波検査
 3 診療画像検査 眼底カメラ検査
 4 画像解剖(Ⅱ) MR像
 5 画像解剖(Ⅱ) 超音波画像
 6 画像解剖(Ⅱ) 眼底画像

10章 核医学検査技術学
 1 診療放射線技師の役割と義務
 2 放射性医薬品
 3 核医学測定装置 ガンマカメラ
 4 核医学測定装置 SPECT装置
 5 核医学測定装置 PET装置
 6 核医学検査法の原理
 7 核医学データ解析
 8 臨床核医学検査 脳神経
 9 臨床核医学検査 内分泌
 10 臨床核医学検査 呼吸器
 11 臨床核医学検査 循環器
 12 臨床核医学検査 消化器
 13 臨床核医学検査 泌尿生殖器
 14 臨床核医学検査 骨・関節
 15 臨床核医学検査 腫瘍・炎症

11章 放射線治療技術学
 1 診療放射線技師の役割と義務
 2 癌治療総論
 3 放射線治療機器 外部放射線治療装置,定位放射線治療装置
 4 放射線治療機器 重粒子・陽子線照射装置等
 5 放射線治療機器 密封小線源治療装置
 6 放射線治療機器 品質保証,品質管理
 7 吸収線量の評価 治療用放射線計測の基礎
 8 吸収線量の評価 吸収線量計測法
 9 吸収線量の評価 外部X,γ,電子線の線量計算
 10 照射術式
 11 放射線治療

12章 画像工学
 1 画像 評価

13章 医用画像情報学
 1 医用画像情報総論 情報の表現
 2 医用画像情報総論 論理回路
 3 医用画像情報総論 コンピュータの基礎
 4 画像 アナログ画像,デジタル画像
 5 画像 処理
 6 医療情報 システム

14章 放射線安全管理学
 1 放射線防護の基本概念
 2 関係法規 診療放射線技師法
 3 関係法規 医療法
 4 関係法規 放射線障害防止法,労働安全衛生法
 5 放射線管理の目的と方法 放射線管理に用いる測定機器,外部被ばく管理
全文表示する

関連する
オススメ書籍