聴いて,視て,触ってわかる
これだけは知っておきたい
整形外科身体診察スキル
[Web動画付]
定価 5,720円(税込) (本体5,200円+税)
- B5判 264ページ 2色(一部カラー),イラスト350点,写真190点
- 2021年3月29日刊行
- ISBN978-4-7583-1886-0
電子版
序文
編集の序
厚生労働省「2019年 国民基礎調査の概況」の自覚症状の状況によると,有訴者率の上位は男性で第1位「腰痛」,第2位「肩こり」,第5位「関節痛」,女性では第1位「肩こり」,第2位「腰痛」,第3位「関節痛」となっています。また,有訴者率が人口千人当たり302.5であることから,国民の多くに運動器に関する愁訴があり,整形外科疾患に罹患している可能性が高いといえます。さらに,介護が必要となった主な原因として,整形外科疾患:運動器疾患(関節疾患・骨折・転倒・脊髄損傷)は総計の24.8%(要支援34.6%,要介護20.5%)と,医療・介護の場面で整形外科疾患に遭遇する頻度が高いことがうかがえます。
さて,本書のタイトルを『聴いて,視て,触ってわかる これだけは知っておきたい 整形外科身体診察スキル』としました。原点に返り,研修医,若手整形外科医,総合診療医,地域のかかりつけ医をはじめ,メディカルスタッフである読者を対象に「これだけは知っておきたい」運動器の診察方法について,必要十分な内容を解説する書として構成しました。サブタイトルの「聴いて,視て,触ってわかる」を目標に,「これだけは知っておきたい」運動器疾患の診察における基本的内容を中心に記載しています。本書は雑誌『関節外科』の連載記事(2016~2019年)が元となっていますが,そこでは徒手検査法を中心に「原法」を理解しつつ最近「汎用されている方法」を記載しました。本書では,それをまとめて紹介しています。また,診察時のコツはイラストを用いて,診察に必要な用語や知識は「Tips」として記載しました。代表的徒手検査法は紙面での概説に加え,初めて徒手検査をするレジデントやメディカルスタッフの方にも理解しやすいように動画を準備しました。動画は読者の皆様の利便性を考慮し,紙面にQRコードを掲載しております。
本書の内容は,整形外科身体診察のマスターならびにスキルアップのために,「Ⅰ. 身体診察を始める前の注意点」「Ⅱ. 診察の基本」「Ⅲ~V. 上肢,脊椎・体幹・骨盤,下肢の診察」「Ⅵ. 身体診察後の対応」と章立てし,Ⅰ・Ⅱ章で身体診察で必要な基本とコツについて“視診・問診・触診” それぞれで解説し,Ⅲ~V章の各論で部位ごとに構造と機能解剖,診察の流れ,身体診察,そして必要な画像検査などの検査と診断後の治療の流れについて概説しています。Ⅵ章では,カルテの書き方,インフォームドコンセント,コンサルト,リハビリテーション処方や医療安全について,わかりやすく解説しました。
整形外科・運動器疾患の診療において,MRIなどの画像機器の進歩は目覚しく,診断技術も向上していますが,そのため医療面接や身体所見を十分とらずに画像検査などの結果のみで診断し,主病因の診断を誤ることがあります。本書は整形外科(運動器)疾患の診察に際し必要な診察スキルに焦点を絞り,“聴いて,視て,触ってわかる”をモットーに執筆しましたので,研修医,若手整形外科医,総合診療医,地域のかかりつけ医をはじめとするメディカルスタッフの方々にとって,現場でのファーストタッチとして役立つものと思っています。ただ,紙面の制約上,とりあげることのできなかった疾患などがありますことを御容赦下さい。
最後に,執筆は宮崎大学医学部附属病院関係者が中心となり行っていますので,内容などに関しご教示・ご指導いただきますとともに,本書が常に診療の傍らに置かれ読者の皆様方の臨床に即役立つことを祈念し,序文のあいさつと致します。
2021年3月
宮崎大学医学部整形外科教授
帖佐悦男
厚生労働省「2019年 国民基礎調査の概況」の自覚症状の状況によると,有訴者率の上位は男性で第1位「腰痛」,第2位「肩こり」,第5位「関節痛」,女性では第1位「肩こり」,第2位「腰痛」,第3位「関節痛」となっています。また,有訴者率が人口千人当たり302.5であることから,国民の多くに運動器に関する愁訴があり,整形外科疾患に罹患している可能性が高いといえます。さらに,介護が必要となった主な原因として,整形外科疾患:運動器疾患(関節疾患・骨折・転倒・脊髄損傷)は総計の24.8%(要支援34.6%,要介護20.5%)と,医療・介護の場面で整形外科疾患に遭遇する頻度が高いことがうかがえます。
さて,本書のタイトルを『聴いて,視て,触ってわかる これだけは知っておきたい 整形外科身体診察スキル』としました。原点に返り,研修医,若手整形外科医,総合診療医,地域のかかりつけ医をはじめ,メディカルスタッフである読者を対象に「これだけは知っておきたい」運動器の診察方法について,必要十分な内容を解説する書として構成しました。サブタイトルの「聴いて,視て,触ってわかる」を目標に,「これだけは知っておきたい」運動器疾患の診察における基本的内容を中心に記載しています。本書は雑誌『関節外科』の連載記事(2016~2019年)が元となっていますが,そこでは徒手検査法を中心に「原法」を理解しつつ最近「汎用されている方法」を記載しました。本書では,それをまとめて紹介しています。また,診察時のコツはイラストを用いて,診察に必要な用語や知識は「Tips」として記載しました。代表的徒手検査法は紙面での概説に加え,初めて徒手検査をするレジデントやメディカルスタッフの方にも理解しやすいように動画を準備しました。動画は読者の皆様の利便性を考慮し,紙面にQRコードを掲載しております。
本書の内容は,整形外科身体診察のマスターならびにスキルアップのために,「Ⅰ. 身体診察を始める前の注意点」「Ⅱ. 診察の基本」「Ⅲ~V. 上肢,脊椎・体幹・骨盤,下肢の診察」「Ⅵ. 身体診察後の対応」と章立てし,Ⅰ・Ⅱ章で身体診察で必要な基本とコツについて“視診・問診・触診” それぞれで解説し,Ⅲ~V章の各論で部位ごとに構造と機能解剖,診察の流れ,身体診察,そして必要な画像検査などの検査と診断後の治療の流れについて概説しています。Ⅵ章では,カルテの書き方,インフォームドコンセント,コンサルト,リハビリテーション処方や医療安全について,わかりやすく解説しました。
整形外科・運動器疾患の診療において,MRIなどの画像機器の進歩は目覚しく,診断技術も向上していますが,そのため医療面接や身体所見を十分とらずに画像検査などの結果のみで診断し,主病因の診断を誤ることがあります。本書は整形外科(運動器)疾患の診察に際し必要な診察スキルに焦点を絞り,“聴いて,視て,触ってわかる”をモットーに執筆しましたので,研修医,若手整形外科医,総合診療医,地域のかかりつけ医をはじめとするメディカルスタッフの方々にとって,現場でのファーストタッチとして役立つものと思っています。ただ,紙面の制約上,とりあげることのできなかった疾患などがありますことを御容赦下さい。
最後に,執筆は宮崎大学医学部附属病院関係者が中心となり行っていますので,内容などに関しご教示・ご指導いただきますとともに,本書が常に診療の傍らに置かれ読者の皆様方の臨床に即役立つことを祈念し,序文のあいさつと致します。
2021年3月
宮崎大学医学部整形外科教授
帖佐悦男
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目次
Ⅰ これだけは知っておきたい 身体診察を始める前の注意点
身体診察の重要性 坂本武郎
身体診察の目的
身体診察の意義
整形外科における身体診察の特異性
上手な医療面接とは? 坂本武郎
医療面接とは
医療面接の目的
医療面接の方法
身体診察のコツ・注意点 関本朝久
はじめに
視診・触診・徒手検査のコツ・注意点
対象者別診察のコツ・注意点
Ⅱ これだけは知っておきたい 身体診察の基本
視る:視診の基本 濱田浩朗
はじめに
視診の基本
聴く:問診の基本 濱田浩朗
触る:触診ほかの基本 濱中秀昭
触診の基本
関節可動域(ROM)測定の基本
四肢の計測と徒手筋力テスト(MMT)の基本
神経診察の基本
画像検査の基本 濱中秀昭
はじめに
Ⅲ これだけは知っておきたい 上肢の身体診察
肩関節の診察 長澤 誠,川越秀一
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
empty canテスト 石田康行
external rotation lagテスト 谷口 昇
bear hugテスト 石田康行
lift off テスト 長澤 誠
belly-pressテスト 大倉俊之
Yergasonテスト 長澤 誠
Speed’sテスト 深尾 悠
Wrightテスト 川野啓介
Adsonテスト 鳥取部光司
Roosテスト 永井琢哉
O’Brienテスト 谷口 昇
crankテスト 池尻洋史
Neer’s impingementテスト 三橋龍馬
Hawkins impingementテスト 井上 篤
anterior apprehensionテスト 舩元太郎
画像診断
確定診断後の治療の流れ:腱板断裂
肘関節・手関節・手指の診察 大田智美
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
elbow flexionテスト 渡邊信二
Phalenテスト 鳥取部光司
ulnocarpal stressテスト 甲斐糸乃
Eichhoff テスト 三橋龍馬
Kanavel四徴/Kanavel's signs 山口洋一朗
その他の検査
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
Ⅳ これだけは知っておきたい 脊椎・体幹・骨盤の身体診察
頚部・上部体幹の診察 黒木修司
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
finger escape sign 濱中秀昭
10秒テスト 比嘉 聖
Spurlingテスト,Jacksonテスト 李 徳哲
腹皮反射 永井琢哉
scapulohumeral reflex 黒木修司
Edenテスト 比嘉 聖
Allenテスト 日吉 優
Beevor’s sign 栗原典近
その他の検査
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
腰背部・骨盤の診察 比嘉 聖
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
Hoover's sign 濱中秀昭
その他の検査
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
Ⅴ これだけは知っておきたい 下肢の身体診察
股関節の診察 日吉 優
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
Patrickテスト 帖佐悦男
clickテスト 川野彰裕
Drehmann徴候 坂本武郎
Thomasテスト 日吉 優
Trendelenburg徴候 中村嘉宏
前方インピンジメントテスト 森田雄大
FAIR(Freiberg)テスト 坂本武郎
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
膝関節の診察 田島卓也
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
Nテスト 田島卓也
Lachmanテスト 山口奈美
lateral pivot shiftテスト 吉川大輔
dialテスト 田島卓也
McMurrayテスト 小島岳史
Apleyテスト 小島岳史
Wilson'sテスト 山口奈美
その他の検査
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
足関節・足部の診察 中村嘉宏
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
Simmonds Thompson squeezingテスト 深尾 悠
peroneal tunnel compressionテスト 益山松三
dorsifl exion-eversionテスト(Kテスト) 池尻洋史
piano keyテスト 舩元太郎
その他の検査
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
Ⅵ これだけは知っておきたい 身体診察後の対応
カルテの書き方 永井琢哉
診療録(カルテ)とは
POSとPOMR
まとめ
インフォームド・コンセントの実際 永井琢哉
はじめに
インフォームド・コンセントの準備
インフォームド・コンセントの実際
特殊な条件でのインフォームド・コンセント
コンサルトの方法 山口奈美
はじめに
上級医,他科,他院へのコンサルト
リハビリテーション処方 舩元太郎
はじめに
時期におけるリハビリテーションの考え方
リハビリテーションのリスク
リハビリテーション処方の実際
必ず知っておきたい医療安全の知識 舩元太郎
はじめに
患者中心の医療
患者安全とは
有害事象とエラー
ヒューマンファクターズ
事象の連鎖
システムアプローチ
コミュニケーション
インシデント報告システム
患者安全に配慮した整形外科診察
身体診察の重要性 坂本武郎
身体診察の目的
身体診察の意義
整形外科における身体診察の特異性
上手な医療面接とは? 坂本武郎
医療面接とは
医療面接の目的
医療面接の方法
身体診察のコツ・注意点 関本朝久
はじめに
視診・触診・徒手検査のコツ・注意点
対象者別診察のコツ・注意点
Ⅱ これだけは知っておきたい 身体診察の基本
視る:視診の基本 濱田浩朗
はじめに
視診の基本
聴く:問診の基本 濱田浩朗
触る:触診ほかの基本 濱中秀昭
触診の基本
関節可動域(ROM)測定の基本
四肢の計測と徒手筋力テスト(MMT)の基本
神経診察の基本
画像検査の基本 濱中秀昭
はじめに
Ⅲ これだけは知っておきたい 上肢の身体診察
肩関節の診察 長澤 誠,川越秀一
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
empty canテスト 石田康行
external rotation lagテスト 谷口 昇
bear hugテスト 石田康行
lift off テスト 長澤 誠
belly-pressテスト 大倉俊之
Yergasonテスト 長澤 誠
Speed’sテスト 深尾 悠
Wrightテスト 川野啓介
Adsonテスト 鳥取部光司
Roosテスト 永井琢哉
O’Brienテスト 谷口 昇
crankテスト 池尻洋史
Neer’s impingementテスト 三橋龍馬
Hawkins impingementテスト 井上 篤
anterior apprehensionテスト 舩元太郎
画像診断
確定診断後の治療の流れ:腱板断裂
肘関節・手関節・手指の診察 大田智美
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
elbow flexionテスト 渡邊信二
Phalenテスト 鳥取部光司
ulnocarpal stressテスト 甲斐糸乃
Eichhoff テスト 三橋龍馬
Kanavel四徴/Kanavel's signs 山口洋一朗
その他の検査
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
Ⅳ これだけは知っておきたい 脊椎・体幹・骨盤の身体診察
頚部・上部体幹の診察 黒木修司
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
finger escape sign 濱中秀昭
10秒テスト 比嘉 聖
Spurlingテスト,Jacksonテスト 李 徳哲
腹皮反射 永井琢哉
scapulohumeral reflex 黒木修司
Edenテスト 比嘉 聖
Allenテスト 日吉 優
Beevor’s sign 栗原典近
その他の検査
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
腰背部・骨盤の診察 比嘉 聖
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
Hoover's sign 濱中秀昭
その他の検査
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
Ⅴ これだけは知っておきたい 下肢の身体診察
股関節の診察 日吉 優
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
Patrickテスト 帖佐悦男
clickテスト 川野彰裕
Drehmann徴候 坂本武郎
Thomasテスト 日吉 優
Trendelenburg徴候 中村嘉宏
前方インピンジメントテスト 森田雄大
FAIR(Freiberg)テスト 坂本武郎
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
膝関節の診察 田島卓也
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
Nテスト 田島卓也
Lachmanテスト 山口奈美
lateral pivot shiftテスト 吉川大輔
dialテスト 田島卓也
McMurrayテスト 小島岳史
Apleyテスト 小島岳史
Wilson'sテスト 山口奈美
その他の検査
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
足関節・足部の診察 中村嘉宏
構造と機能
診察の流れ
問診・視診・触診
ROMテスト
徒手筋力テスト
徒手検査法
Simmonds Thompson squeezingテスト 深尾 悠
peroneal tunnel compressionテスト 益山松三
dorsifl exion-eversionテスト(Kテスト) 池尻洋史
piano keyテスト 舩元太郎
その他の検査
画像検査のオーダーと読影法
確定診断後の治療の流れ
Ⅵ これだけは知っておきたい 身体診察後の対応
カルテの書き方 永井琢哉
診療録(カルテ)とは
POSとPOMR
まとめ
インフォームド・コンセントの実際 永井琢哉
はじめに
インフォームド・コンセントの準備
インフォームド・コンセントの実際
特殊な条件でのインフォームド・コンセント
コンサルトの方法 山口奈美
はじめに
上級医,他科,他院へのコンサルト
リハビリテーション処方 舩元太郎
はじめに
時期におけるリハビリテーションの考え方
リハビリテーションのリスク
リハビリテーション処方の実際
必ず知っておきたい医療安全の知識 舩元太郎
はじめに
患者中心の医療
患者安全とは
有害事象とエラー
ヒューマンファクターズ
事象の連鎖
システムアプローチ
コミュニケーション
インシデント報告システム
患者安全に配慮した整形外科診察
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整形外科の診察を,流れに沿って順にイチから学べます!
月刊「関節外科」の連載記事「これだけは知っておきたい整形外科的徒手検査法」をベースに,整形外科の身体診察をイチから学びたい人のために,診察の基礎から画像を含めた各種検査法,診断後の治療の流れまでを各部位ごとに解説。
若手整形外科医だけではなく,研修医や総合診療医も使えるように,専門用語,重要な知識などを「Tips」として欄外に記載し,徒手検査法にはWeb動画を掲載。