セラピストのための
機能解剖学的ストレッチング
下肢・体幹
定価 6,050円(税込) (本体5,500円+税)
- B5判 272ページ オールカラー,イラスト313点,写真777点
- 2018年9月3日刊行
- ISBN978-4-7583-1704-7
電子版
序文
監修の序
このたび,中部学院大学看護リハビリテーション学部理学療法学科准教授である鵜飼建志先生執筆による,『セラピストのための 機能解剖学的ストレッチング 下肢・体幹』が出版されることになりました。心よりお祝い申し上げるとともに,関係各位のご努力に感謝いたします。
私が理学療法士として過ごしてきた多くの時間は,鵜飼先生とともに共有してきました。平成医療専門学院理学療法学科の教員としてお誘いしたのをきっかけとして,その後の吉田整形外科病院,中部学院大学と職場を共にしました。私の歴史の後ろには必ず鵜飼先生がいたことになります。本当に私の人生の中での,貴重な盟友の一人と言っても過言ではありません。
鵜飼先生にとって私がどのような存在であったかは定かではないですが,患者や選手に対するプロとしての技術を提供するために,「常に精進し工夫する努力を怠らない姿勢を持ち続けること」,そしてその技術は,「解剖学,生理学,運動学(機能解剖学)で活字にできること」,を十分に理解していたからこそ,『セラピストのための機能解剖学的ストレッチング』シリーズの完成にたどりついたのだと思います。本当におめでとうございます。
鵜飼先生は,国立療養所東名古屋病院付属リハビリテーション学院理学療法学科の3学年後輩であり,整形外科リハビリテーション学会では,創成期より多大な尽力をいただき,現在も学会常任理事として活躍を続けておられます。加えて,スポーツ障害に対する理学療法を専門として教鞭をとる傍ら,一流チームのサポートならびに後進の指導に時間を割く生き方は,理学療法士ならずとも参考にしていただきたいものです。
今回出版される書籍は,骨格筋のストレッチングについて写真をふんだんに使いつつ,プロとしての技が随所にちりばめられています。自分自身で行うセルフストレッチングは,簡単で,わかりやすく,続けられることが基本原則となるでしょうが,理学療法士が行うストレッチングは,やはり理学療法士だからこそできる技術であるべきです。
患者や選手は,そのプロの技を期待して,プロの技だからこそ得られる効果に対して対価を支払います。その技は多少複雑かもしれません。体得するのにある程度の練習が必要かもしれません。でも,その技を使いこなせる理学療法士になりたいのか,そうでないのかは,結局自分の仕事に対するプライド一つだと思います。ぜひ本書を有効に活用し,治療に対する自分の引き出しを一つ増やしてください。
書籍を出版するということは,終わりではなく,新しい責任を背負ったうえで次の情報発信が求められます。今後の鵜飼先生のますますの活躍を祈念し筆をおきます。
2018年8月
運動器機能解剖学研究所 代表
林 典雄
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序 文
2016年に『セラピストのための機能解剖学的ストレッチング(selective stretching)上肢篇』が世に出てから約2年が経ちました。おそらくその間,多くの方々に手に取っていただいたかと思います。「下肢篇はまだ出ないんですか?」とのエールを何度かいただくことがありました。なかなかご期待に応えられず,自分でももどかしさを感じていましたが,ようやく下肢・体幹篇を世に出すことができました。
本書は技術書です。世の中には多くの医学書がありますが,ここまで技術の詳細にこだわった本は少ないのではないかと思います。目の前の患者さんを治すために知識はもちろん大切ですが,実際に治すのはわれわれの手(技術)です。しっかり治せるようになりたいセラピストのお役に立てれば幸いです。
上肢篇の序文でも述べたとおり,このセレクティブストレッチングのコンセプトは,本書の監修をご担当いただいている(株)運動器機能解剖学研究所の林 典雄先生の講義から生まれています。「筋の起始・停止を三次元的に伸ばす」という単純なコンセプトなのに,新米教員として講義助手で入っていた当時,その効果には講師間で歴然とした差がありました。私のほうが林先生より握力が強いはずなのに,なぜか固定がうまくできない。しっかり固定しようと手に力を込めるほど学生は痛がり,防御収縮が入ってしまう。結果,余計にストレッチングがうまくできませんでした。「きっと学生は心の中で教員に点数をつけているのだろうなぁ」とプレッシャーを感じるなか,少しでも林先生に追いつきたいと,一番真剣な学生として講義に取り組んでいました。
でもそのうちにコツが掴めてきました。まず把持する手に余計な力を入れないほうがいいと気が付きました。学生時代に聞いたことがある「虫様筋握り」というものを思い出し,そのイメージで把持するようにしました。するとあまり力を入れなくても固定や関節操作がうまくできるようになってきました。スポーツと同じで,力んでいたり精神的に焦ったりしていると,セラピストもいいパフォーマンスが出せません。リラックスして優しくゆったりと把持するようになりました。そのうちに虫様筋握り自体が大切なのではなく,固定したい部分を自分の手の中にピタッと収めると,うまく固定できるということに気が付きました。深指屈筋が働くと把持はうまくいきませんが,虫様筋などの手の内在筋だけでなく浅指屈筋もときに利用するといいことに気付きました。こうして本書の上肢篇・第Ⅰ章概論の⑦で紹介したスパナのような持ち方が完成しました。どの部位であろうと骨を(コツを)掴めるようになりました。
また関連する部分をなるべく露出してもらい,よく観察しながら行うことも重要でした。固定すべき部位が動いてしまう時は,その動き方をしっかり見極めてその逆方向に止めればいいことに気づきました。伸張操作側も本当に骨で動いているのか,骨の周りの軟部組織がずれてしまっているだけなのかをしっかり観て行えるようになりました。そうしているうちにX線のような目ができあがり,頭の中で描いたイメージ(理論)を自分の手で再現できるようになってきました。「起始と停止を三次元的に遠ざけれは必ず筋は伸びる」というシンプルさが,技術向上に大きく影響したのだと感じています。本書はストレッチングの本であってストレッチングだけ3 3 の本ではありません。技術の向上は,Columnの中で紹介しているように他の検査測定や治療の技術を高めることにも役立ちます。セレクティブストレッチングを通じて,操作イメージを自分の手で再現する技術を高めていってください。
本書は豊富なカラー写真,上質で厚めの紙を用いているうえに,メジカルビュー社の間宮卓治氏のご尽力で非常に見やすい構成になったと自負しております。ただ二次元画像と文字と矢印だけで技術をすべて伝えるのは困難な作業でした。しかも実際にセレクティブストレッチングをしてもらえばわかると思いますが,一つひとつの伸張作業を確実に積み重ねていくことは難しく,何かの要素を足そうとすると,それまでの要素が疎かになってしまいがちです。
ストレッチングは必要な要素が一つでも足りないとしっかりと伸びません。講習会ならバチッと伸びる感じを体感できるので疑いようがないのですが,本を見ての独学だけでは,伸びなかったときに「本当にこの通りやったら伸びるのか?」と疑念を抱いてしまうかもしれません。でも正しくやれば必ず伸びます。もし伸びないときは何かの要素が不十分だと思ってください。講習会では私が少しだけ方向を微調整したり,固定を手伝うなどするだけで,劇的に伸び方が変わることを体感できます。でもこの微妙な技術の違いはなかなか書面で伝えきれません。前述のコツを踏まえ,しっかり伸びる感覚が得られるようになるまで創意工夫してください。
なお,下肢は重く長いため,上肢に比べてストレッチングの際に体力要素も必要になります。「技は力の中にあり(極真空手創始者 大山倍達氏)」の言葉があるように,セラピストはある程度の体力も必要です(力んではダメですが)。知識・技術・体力の向上を図り,患者さんを最短で治せるよう自己研鑽をし続けましょう。もちろん私もまだまだ未熟ですので,すべてをブラッシュアップできるよう自己研鑽を継続したいと思います。
最後になりますが,本書執筆の機会を作っていただきました整形外科医の加藤 明先生,半生の恩師である林 典雄先生,整形外科リハビリテーション学会の代表である浅野昭裕先生や親友の岸田敏嗣先生をはじめとする仲間たち,中日ドラゴンズ時代より大変お世話になっている亀卦川正範先生・三木安司コーチ,スポーツ領域の理学療法士としての師である浦辺幸夫先生・小林寛和先生,メジカルビュー社の間宮卓治氏,写真撮影に長期間ご協力いただいた中村桃子先生・堀内奈緒美先生・山中咲陽子先生,講師として呼んでいただいたセミナースタッフの方々,患者さん・選手やスポーツ指導者の皆様,教え子たちなど,書ききれませんがお世話になった多くの方々に深く感謝いたします。もちろん両親・兄姉弟たちにもこれまで助けられてきました。深く感謝いたします。
そして,日々活力を与えてくれる三人の子どもたち,25 年間以上にわたり私をずっと支え続けてくれている愛する妻 陽子にこの場を借りて深く感謝いたします。
2018年8月
中部学院大学
鵜飼建志
このたび,中部学院大学看護リハビリテーション学部理学療法学科准教授である鵜飼建志先生執筆による,『セラピストのための 機能解剖学的ストレッチング 下肢・体幹』が出版されることになりました。心よりお祝い申し上げるとともに,関係各位のご努力に感謝いたします。
私が理学療法士として過ごしてきた多くの時間は,鵜飼先生とともに共有してきました。平成医療専門学院理学療法学科の教員としてお誘いしたのをきっかけとして,その後の吉田整形外科病院,中部学院大学と職場を共にしました。私の歴史の後ろには必ず鵜飼先生がいたことになります。本当に私の人生の中での,貴重な盟友の一人と言っても過言ではありません。
鵜飼先生にとって私がどのような存在であったかは定かではないですが,患者や選手に対するプロとしての技術を提供するために,「常に精進し工夫する努力を怠らない姿勢を持ち続けること」,そしてその技術は,「解剖学,生理学,運動学(機能解剖学)で活字にできること」,を十分に理解していたからこそ,『セラピストのための機能解剖学的ストレッチング』シリーズの完成にたどりついたのだと思います。本当におめでとうございます。
鵜飼先生は,国立療養所東名古屋病院付属リハビリテーション学院理学療法学科の3学年後輩であり,整形外科リハビリテーション学会では,創成期より多大な尽力をいただき,現在も学会常任理事として活躍を続けておられます。加えて,スポーツ障害に対する理学療法を専門として教鞭をとる傍ら,一流チームのサポートならびに後進の指導に時間を割く生き方は,理学療法士ならずとも参考にしていただきたいものです。
今回出版される書籍は,骨格筋のストレッチングについて写真をふんだんに使いつつ,プロとしての技が随所にちりばめられています。自分自身で行うセルフストレッチングは,簡単で,わかりやすく,続けられることが基本原則となるでしょうが,理学療法士が行うストレッチングは,やはり理学療法士だからこそできる技術であるべきです。
患者や選手は,そのプロの技を期待して,プロの技だからこそ得られる効果に対して対価を支払います。その技は多少複雑かもしれません。体得するのにある程度の練習が必要かもしれません。でも,その技を使いこなせる理学療法士になりたいのか,そうでないのかは,結局自分の仕事に対するプライド一つだと思います。ぜひ本書を有効に活用し,治療に対する自分の引き出しを一つ増やしてください。
書籍を出版するということは,終わりではなく,新しい責任を背負ったうえで次の情報発信が求められます。今後の鵜飼先生のますますの活躍を祈念し筆をおきます。
2018年8月
運動器機能解剖学研究所 代表
林 典雄
--------------------------------------
序 文
2016年に『セラピストのための機能解剖学的ストレッチング(selective stretching)上肢篇』が世に出てから約2年が経ちました。おそらくその間,多くの方々に手に取っていただいたかと思います。「下肢篇はまだ出ないんですか?」とのエールを何度かいただくことがありました。なかなかご期待に応えられず,自分でももどかしさを感じていましたが,ようやく下肢・体幹篇を世に出すことができました。
本書は技術書です。世の中には多くの医学書がありますが,ここまで技術の詳細にこだわった本は少ないのではないかと思います。目の前の患者さんを治すために知識はもちろん大切ですが,実際に治すのはわれわれの手(技術)です。しっかり治せるようになりたいセラピストのお役に立てれば幸いです。
上肢篇の序文でも述べたとおり,このセレクティブストレッチングのコンセプトは,本書の監修をご担当いただいている(株)運動器機能解剖学研究所の林 典雄先生の講義から生まれています。「筋の起始・停止を三次元的に伸ばす」という単純なコンセプトなのに,新米教員として講義助手で入っていた当時,その効果には講師間で歴然とした差がありました。私のほうが林先生より握力が強いはずなのに,なぜか固定がうまくできない。しっかり固定しようと手に力を込めるほど学生は痛がり,防御収縮が入ってしまう。結果,余計にストレッチングがうまくできませんでした。「きっと学生は心の中で教員に点数をつけているのだろうなぁ」とプレッシャーを感じるなか,少しでも林先生に追いつきたいと,一番真剣な学生として講義に取り組んでいました。
でもそのうちにコツが掴めてきました。まず把持する手に余計な力を入れないほうがいいと気が付きました。学生時代に聞いたことがある「虫様筋握り」というものを思い出し,そのイメージで把持するようにしました。するとあまり力を入れなくても固定や関節操作がうまくできるようになってきました。スポーツと同じで,力んでいたり精神的に焦ったりしていると,セラピストもいいパフォーマンスが出せません。リラックスして優しくゆったりと把持するようになりました。そのうちに虫様筋握り自体が大切なのではなく,固定したい部分を自分の手の中にピタッと収めると,うまく固定できるということに気が付きました。深指屈筋が働くと把持はうまくいきませんが,虫様筋などの手の内在筋だけでなく浅指屈筋もときに利用するといいことに気付きました。こうして本書の上肢篇・第Ⅰ章概論の⑦で紹介したスパナのような持ち方が完成しました。どの部位であろうと骨を(コツを)掴めるようになりました。
また関連する部分をなるべく露出してもらい,よく観察しながら行うことも重要でした。固定すべき部位が動いてしまう時は,その動き方をしっかり見極めてその逆方向に止めればいいことに気づきました。伸張操作側も本当に骨で動いているのか,骨の周りの軟部組織がずれてしまっているだけなのかをしっかり観て行えるようになりました。そうしているうちにX線のような目ができあがり,頭の中で描いたイメージ(理論)を自分の手で再現できるようになってきました。「起始と停止を三次元的に遠ざけれは必ず筋は伸びる」というシンプルさが,技術向上に大きく影響したのだと感じています。本書はストレッチングの本であってストレッチングだけ3 3 の本ではありません。技術の向上は,Columnの中で紹介しているように他の検査測定や治療の技術を高めることにも役立ちます。セレクティブストレッチングを通じて,操作イメージを自分の手で再現する技術を高めていってください。
本書は豊富なカラー写真,上質で厚めの紙を用いているうえに,メジカルビュー社の間宮卓治氏のご尽力で非常に見やすい構成になったと自負しております。ただ二次元画像と文字と矢印だけで技術をすべて伝えるのは困難な作業でした。しかも実際にセレクティブストレッチングをしてもらえばわかると思いますが,一つひとつの伸張作業を確実に積み重ねていくことは難しく,何かの要素を足そうとすると,それまでの要素が疎かになってしまいがちです。
ストレッチングは必要な要素が一つでも足りないとしっかりと伸びません。講習会ならバチッと伸びる感じを体感できるので疑いようがないのですが,本を見ての独学だけでは,伸びなかったときに「本当にこの通りやったら伸びるのか?」と疑念を抱いてしまうかもしれません。でも正しくやれば必ず伸びます。もし伸びないときは何かの要素が不十分だと思ってください。講習会では私が少しだけ方向を微調整したり,固定を手伝うなどするだけで,劇的に伸び方が変わることを体感できます。でもこの微妙な技術の違いはなかなか書面で伝えきれません。前述のコツを踏まえ,しっかり伸びる感覚が得られるようになるまで創意工夫してください。
なお,下肢は重く長いため,上肢に比べてストレッチングの際に体力要素も必要になります。「技は力の中にあり(極真空手創始者 大山倍達氏)」の言葉があるように,セラピストはある程度の体力も必要です(力んではダメですが)。知識・技術・体力の向上を図り,患者さんを最短で治せるよう自己研鑽をし続けましょう。もちろん私もまだまだ未熟ですので,すべてをブラッシュアップできるよう自己研鑽を継続したいと思います。
最後になりますが,本書執筆の機会を作っていただきました整形外科医の加藤 明先生,半生の恩師である林 典雄先生,整形外科リハビリテーション学会の代表である浅野昭裕先生や親友の岸田敏嗣先生をはじめとする仲間たち,中日ドラゴンズ時代より大変お世話になっている亀卦川正範先生・三木安司コーチ,スポーツ領域の理学療法士としての師である浦辺幸夫先生・小林寛和先生,メジカルビュー社の間宮卓治氏,写真撮影に長期間ご協力いただいた中村桃子先生・堀内奈緒美先生・山中咲陽子先生,講師として呼んでいただいたセミナースタッフの方々,患者さん・選手やスポーツ指導者の皆様,教え子たちなど,書ききれませんがお世話になった多くの方々に深く感謝いたします。もちろん両親・兄姉弟たちにもこれまで助けられてきました。深く感謝いたします。
そして,日々活力を与えてくれる三人の子どもたち,25 年間以上にわたり私をずっと支え続けてくれている愛する妻 陽子にこの場を借りて深く感謝いたします。
2018年8月
中部学院大学
鵜飼建志
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目次
第I章 概論
ストレッチングの運動学
第II章 ストレッチングの実際
1 股関節に関わる筋
腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)
大殿筋
中殿筋(後方線維)
中殿筋(前方線維)・小殿筋
大腿筋膜張筋
梨状筋
大腿方形筋
上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋
外閉鎖筋
長内転筋
恥骨筋
大内転筋
2 膝関節に関わる筋
薄筋
縫工筋
ハムストリングス全体(半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋長頭)
内側ハムストリングス(半腱様筋・半膜様筋)
大腿二頭筋長頭
大腿二頭筋短頭
膝窩筋
大腿直筋
内側広筋(斜走線維)
外側広筋(斜走線維)
中間広筋
3 足関節および足部に関わる筋
前脛骨筋
長趾伸筋
長母趾伸筋
腓腹筋
ヒラメ筋
後脛骨筋
長趾屈筋
長母趾屈筋
長腓骨筋
短腓骨筋
第三腓骨筋
母趾外転筋
母趾内転筋
短母趾屈筋
短趾屈筋
4 体幹に関わる筋
腸肋筋(腰腸肋筋・胸腸肋筋・頸腸肋筋)
最長筋(胸最長筋・頸最長筋・頭最長筋)
板状筋(頭板状筋・頸板状筋)
半棘筋(頭半棘筋・頸半棘筋・胸半棘筋)
腰部多裂筋(表層・中間層・深層)
腰方形筋
腹直筋
外腹斜筋
内腹斜筋
胸鎖乳突筋
前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋
小後頭直筋
大後頭直筋
上頭斜筋
下頭斜筋
Column
仙腸関節の靱帯に対するセレクティブストレッチング
オーバーテスト変法
後仙腸靱帯に対するセレクティブストレッチング
ストレッチングを使った鵞足筋症状鑑別テスト(1)
ストレッチングを使った鵞足筋症状鑑別テスト(2)
ストレッチングを使った鵞足筋症状鑑別テスト(3)
ストレッチングを使った鵞足筋症状鑑別テスト(4)
下肢伸展挙上テスト
大腿直筋短縮テスト
前方引き出しテスト
ラックマンテスト
内反ストレステスト
外反ストレステスト
後方引き出しテスト
下肢+体幹筋の起始・停止一覧
ストレッチングの運動学
第II章 ストレッチングの実際
1 股関節に関わる筋
腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)
大殿筋
中殿筋(後方線維)
中殿筋(前方線維)・小殿筋
大腿筋膜張筋
梨状筋
大腿方形筋
上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋
外閉鎖筋
長内転筋
恥骨筋
大内転筋
2 膝関節に関わる筋
薄筋
縫工筋
ハムストリングス全体(半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋長頭)
内側ハムストリングス(半腱様筋・半膜様筋)
大腿二頭筋長頭
大腿二頭筋短頭
膝窩筋
大腿直筋
内側広筋(斜走線維)
外側広筋(斜走線維)
中間広筋
3 足関節および足部に関わる筋
前脛骨筋
長趾伸筋
長母趾伸筋
腓腹筋
ヒラメ筋
後脛骨筋
長趾屈筋
長母趾屈筋
長腓骨筋
短腓骨筋
第三腓骨筋
母趾外転筋
母趾内転筋
短母趾屈筋
短趾屈筋
4 体幹に関わる筋
腸肋筋(腰腸肋筋・胸腸肋筋・頸腸肋筋)
最長筋(胸最長筋・頸最長筋・頭最長筋)
板状筋(頭板状筋・頸板状筋)
半棘筋(頭半棘筋・頸半棘筋・胸半棘筋)
腰部多裂筋(表層・中間層・深層)
腰方形筋
腹直筋
外腹斜筋
内腹斜筋
胸鎖乳突筋
前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋
小後頭直筋
大後頭直筋
上頭斜筋
下頭斜筋
Column
仙腸関節の靱帯に対するセレクティブストレッチング
オーバーテスト変法
後仙腸靱帯に対するセレクティブストレッチング
ストレッチングを使った鵞足筋症状鑑別テスト(1)
ストレッチングを使った鵞足筋症状鑑別テスト(2)
ストレッチングを使った鵞足筋症状鑑別テスト(3)
ストレッチングを使った鵞足筋症状鑑別テスト(4)
下肢伸展挙上テスト
大腿直筋短縮テスト
前方引き出しテスト
ラックマンテスト
内反ストレステスト
外反ストレステスト
後方引き出しテスト
下肢+体幹筋の起始・停止一覧
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関節機能解剖学に基づく下肢・体幹筋のストレッチング手技を,多数のカラーイラストと写真で詳説
関節機能解剖学に基づき,筋それぞれの起始と停止,そして走行を確実にとらえ,伸ばすためのストレッチング手技を解説する。セラピストが意識すべき指のあて方・ポジショニングまで,多数のカラーイラストと写真で詳説。
2分冊のうち,本書『下肢・体幹』編には 股関節/膝関節/足関節および足部/体幹に関する筋の内容を収載。