病棟の困ったを解決!

マイナートラブル対処法

マイナートラブル対処法

■監修 後藤 英司
稲森 正彦

■編集 井上 祥
田部井 正

定価 3,080円(税込) (本体2,800円+税)
  • A5判  192ページ  2色
  • 2012年12月21日刊行
  • ISBN978-4-7583-1306-3

できるドクターだけが知っている!  教科書に載っていないトラブル解決策がここにある!!

病棟での患者対応を日々行う研修医は,大学では習わない,教科書にも載っていないちょっとしたトラブル(マイナートラブル)に対応していかなければならない。「カテーテルが抜けた」「食上げのタイミングがわからない」など研修医が実際に困ったシチュエーションを集め,どのように対処したらよいかを解説する。1項目は見開き2頁構成で,研修医の疑問に答えるQ&Aのほかに〈Check!〉や〈Advice〉で一緒に押えておくべき基本的事項や上級医からのアドバイスを盛り込んだ。若手ドクターのニーズを捉えた実用書である。


序文

監修の言葉

 医学の世界は日進月歩であり,世界中から日々新しい情報が発信されています。現代の日本ではインターネットなどを通じて最新の情報を入手することができます。しかし得られる情報は本当に正しいものでしょうか?
 結論から言えば,世間に流布している情報の質は玉石混交と言えます。evidence-based medicine(EBM)の概念を学んだ方ならそこから正しい情報を取り出せるであろう,という考えもあるかもしれません。しかし医師としての初心者たる初期研修医の先生にとってはその判別はやはり難しいと考えますし,そもそもそこまでの検討が行われていない些細な!?(けれども大切な)事項についての判断を迫られることも実地臨床でよく遭遇することです。
 この本は世間的に注目されることの少ないマイナートラブルについて,初期臨床研修が終わり数年以内の,比較的若い世代の先生により作成されています。若い先生に記載してもらうことの利点は,その即時性につきます。欠点はキャリア不足による“視野の狭さ”にあると考えます。この点を補うために,
❶ なるべく得意な分野を担当する,
❷ 原稿を同年代の複数の医師により推敲する,
❸ 監修者がさらに手直しする,
といったステップを踏んでおります。このために期日が遅れ遅れとなり,皆様にご迷惑をおかけしたことをこの場を借りてお詫びいたします。
 この本に記載された情報は,問題を解決するにあたり現時点で最良のものと考えられます。ここで得られた知識をさらに発展させ,日常診療に生かすのみならずこれからの日本の医療を支える医師としての素養として頂ければ幸いに存じます。

平成24年11月
監修者を代表して
横浜市立大学附属病院消化器内科/臨床研修センター
稲森正彦
全文表示する
閉じる

目次

1 感染症にまつわる困った!
 院内感染対策で注意すべきこと  杉原 淳
 Q1 院内発症の感染症で,感染予防策が必要なのはどんな場合でしょうか?
  またどういった感染対策を行えばいいのでしょうか?
 Q2 感染予防策を始めた患者さんはいつまで続ける必要があるのでしょうか?

 感染予防策はいつやればいいの?  杉原 淳
 Q1 感染予防策が必要な感染症はなじみが薄く,
  どのようなときに,どういった予防策をとればいいのか判断に困ります。
 Q2 非典型的な症状を呈する感染症のポイントを教えてください。

 入院後に結核が疑わしくなったら  杉原 淳
 Q1 院内の患者さんで結核が疑われた場合,どういう対応が必要でしょうか?
 Q2 同室者の隔離・検査は必要ですか?
  同室者だけではすまず,病棟,医療従事者,お見舞い客なども検査が必要でしょうか?

 休業期間は絶対に守らなくてはならないの?  杉原 淳
 Q1 学校保健安全法で定められている休業期間に医学的根拠はあるのでしょうか?

 病み上がりの予防接種  杉原 淳
 Q1 医学的に,ワクチン接種を延期したほうがいいのはどのような場合でしょうか?
 Q2 生ワクチン・不活化ワクチンの接種間隔に根拠はあるのでしょうか?

 外傷,動物咬傷の対応  杉原 淳
 Q1 咬傷後の破傷風予防について教えてください。
 Q2 狂犬病ワクチンは打たなくていいんですか?

2 ルート・カテーテルにまつわる困った!
 末梢静脈ルートの合併症予防  井上 祥
 Q1 末梢静脈ルートの合併症予防におけるポイントを教えてください。

 点滴漏れで炎症が発生  種子島智彦
 Q1 どのようなときに皮膚科専門医に診てもらったほうがいいでしょうか?
 Q2 点滴漏れを起こすとどうなりますか?
 Q3 薬剤による分類を教えてください。
 Q4 静脈炎の対応の仕方を教えてください。

 中心静脈カテーテル挿入の合併症① 気胸  奥谷圭介
 Q1 どういうときに気胸を疑えばいいですか?
 Q2 気胸を作ってしまったらどうするべきでしょうか?

 中心静脈カテーテル挿入の合併症② 動脈穿刺  奥谷圭介
 Q1 動脈を刺してしまったことに気づくためのポイントは?
 Q2 動脈を刺してしまったらどのようにすればいいですか?
 Q3 シャント形成を疑うポイントは?

 中心静脈カテーテルの管理  奥谷圭介
 Q1 抜去事故のときはどうすればいいですか?
 Q2 詰まってしまったときはどうすればいいですか?

 尿道カテーテルの交換時期と注意点  田部井 正
 Q1 留置期間はどの程度許容されるのでしょうか?
 Q2 注意すべきことを聞かれた際,どのようなアドバイスをすればいいでしょうか?

 尿道カテーテルのカフが抜けない  田部井 正
 Q1 どのように対処したらいいでしょうか?

 尿道カテーテルの抜去事故  田部井 正
 Q1 男性患者さんの尿道カテーテル抜去事故では,
  さらに太いカテーテルを入れる,というのは本当でしょうか?
 Q2 尿道カテーテルが入らないときはどのように対処したらいいでしょうか?

 尿道カテーテルから血塊が出てきたら  田部井 正
 Q1 洗浄液が回収できない場合の対処法を教えてください。
 Q2 どのような疾患を想定して検査をすべきでしょうか?

 尿道カテーテルを留置されている患者さんが陰部のかゆみを訴えてきたら  田部井 正
 Q1 どのような疾患を念頭に置いて検査をすべきでしょうか?
 Q2 尿道カテーテル留置のままでいいのでしょうか?

 膀胱瘻へのカテーテル留置  田部井 正
 Q1 どのくらいの長さまで入れてもいいのでしょうか?
 Q2 逆流がなくても大丈夫なのでしょうか?

 小児の導尿  田部井 正
 Q1 小児の導尿の際に注意すべきことは何でしょうか?

 気管挿管のタイミング,鎮静方法  湯脇恵一
 Q1 いつ頃に挿管すればいいのでしょうか? タイミングを教えてください。
 Q2 緊急で気管挿感が必要なときの鎮静方法について教えてください。

 気管カニューレが抜けてしまったら  高田顕太郎
 Q1 カニューレがなければ呼吸はできないんですか?
 Q2 抜けないようにするにはどうしたらいいですか?

 気管切開部からの出血と肉芽形成  高田顕太郎
 Q1 出血はよくあることだと看護師さんは言ってるけど,放っておいていいのでしょうか?
 Q2 きちんと挿入されているか確認するのにエックス線は必要でしょうか?
  サクションと聴診で十分でしょうか?
 Q3 徐々に周りに肉芽を形成しているみたいですが,経過観察でいいですか?

 胸腔ドレーンのケースを倒したとき,空気が出すぎてしまったとき  湯脇恵一
 Q1 胸腔ドレーンのケースを倒した場合,どうしたらいいでしょうか?
 Q2 胸腔ドレーンから空気や胸水はどれくらい抜けても大丈夫でしょうか?

 胸腔ドレーンが抜けたとき  湯脇恵一
 Q1 胸腔ドレーンが抜けてしまったときの対処法を教えてください。

 栄養チューブ(経鼻胃管)の挿入  加藤真吾
 Q1 経鼻胃管の挿入時には毎回エックス線で確認をしたほうがいいでしょうか?
  それとも聴診だけでいいでしょうか?

 胃瘻カテーテルの管理  加藤真吾
 Q1 胃瘻カテーテルの抜去事故では,どのように対処すればいいでしょうか?
 Q2 「胃瘻カテーテルがガチガチで動かない」のは何が問題なのでしょうか?
 Q3 バルーン式胃瘻カテーテルの交換における注意点はありますか?

 PTCDの管理  加藤真吾
 Q1 PTCDチューブの排液量が変化したとき,どのように対応すればいいでしょうか?

 ENBDの管理  加藤真吾
 Q1 ENBDチューブから排液がない場合,経過観察していいでしょうか?

 透析用カテーテル内の凝血塊と刺入部出血  奥谷圭介
 Q1 逆流がないときはどうすればいいでしょうか?
 Q2 カテーテル刺入部から出血したらどうしますか?

3 周術期管理にまつわる困った!
 術前の発熱  渥美陽介
 Q1 手術を延期したのは正解だったのでしょうか?
 Q2 術前の絶飲食にはエビデンスがあるのでしょうか?

 術前の腸管洗浄  渥美陽介
 Q1 どのようになったら腸管洗浄は十分と考えますか?
 Q2 まだ便のかすが出ている状態のまま手術をしていいのでしょうか?

 術前の血糖コントロール  奥谷圭介
 Q1 血糖コントロールが不良のまま手術していいのでしょうか?
 Q2 術後の血糖コントロールはどうすればいいですか?

 周術期の抗凝固薬,抗血小板薬  渥美陽介
 Q1 抗血小板薬,ワーファリン®の中止,再開のタイミングを教えてください。
 Q2 ヘパリン化の仕方について教えてください。

 周術期のドレーン管理  渥美陽介
 Q1 ドレーンは何のために留置しているのでしょうか?
 Q2 手術によってドレーンを留置する位置は決まっているのでしょうか?

 周術期のステロイドカバー 術後の内服再開はいつから?  奥谷圭介
 Q1 ステロイドはいつから内服へ変更するべきでしょうか?
 Q2 周術期ステロイドカバーの統一された方法はないのでしょうか?

 術後の発熱  渥美陽介
 Q1 侵襲熱は一般にどのくらい(何℃,術後何日)までの発熱なのでしょうか?

 術後の乏尿への対処  奥谷圭介
 Q1 術後の乏尿の病態を教えてください。
 Q2 乏尿時のどのような点で輸液または利尿薬の使用を決めればいいのでしょうか?

 術後の創処置,抜鉤,抜糸  種子島智彦
 Q1 創感染はどういうときに疑えばいいですか? どのような処置を行えばいいでしょうか?
 Q2 抜鉤,抜糸のタイミングは?
 Q3 再縫合はしてもいいのでしょうか?

 消化管術後の食上げ  渥美陽介
 Q1 消化管術後の食上げってエビデンスはあるのでしょうか?

 早期離床ができないときのDVT予防  板井俊幸,佐治晴哉
 Q1 早期離床ができない患者さんのDVT予防策にはどのようなものがあるでしょうか?
 Q2 DVT,PEを防ぐために日常的に観察するポイントはどこでしょうか?

4 薬剤にまつわる困った!
 腎機能障害と鎮痛薬  金井大輔
 Q1 NSAIDsによる腎機能障害って,一体どんなものなのでしょうか?
 Q2 腎機能障害のある患者さんには,どんな鎮痛薬を使えばいいのでしょうか?

 NSAIDsと一緒に処方する胃薬の種類  金井大輔
 Q1 NSAIDsによる胃潰瘍ってよく聞く話ですけど,
  NSAIDs潰瘍の予防のために有効な胃薬って何がありますか?
  胃薬ならばとりあえず何でもいいのでしょうか?

 アスピリン喘息  金井大輔
 Q1 アスピリン喘息の発作時の治療について,気をつけるべきことを教えてください。
 Q2 アスピリン喘息はアスピリン以外でも誘発されるのでしょうか?

 インフルエンザの解熱薬  金井大輔
 Q1 インフルエンザの患者さんに対して,NSAIDsを処方してもいいのでしょうか?
  もし解熱薬を処方するならば,何を使えばいいですか?

 アセトアミノフェン中毒と肝障害  金井大輔
 Q1 肝障害の既往のある患者さんに対してアセトアミノフェンを使用する場合には,
  どれくらいの量を使ってもいいのでしょうか?

 がん性疼痛への対処  田部井 正
 Q1 レスキューの使用回数に限度はありますか?
 Q2 副作用が起きたときの対処法を教えてください。

 睡眠薬を慎重に投与するとき  湯脇恵一
 Q1 呼吸状態が悪い患者さんに安心して使える睡眠薬はありますか?

 フロセミドの投与方法 反復投与か? 持続静注か?  井上 祥
 Q1 フロセミド(ラシックス®)の反復投与と持続静注の効果に差はありますか?
 Q2 内服と静注にはどのような差がありますか?

 中心静脈カテーテルから投薬するとき  奥谷圭介
 Q1 配合禁忌について教えてください。
 Q2 血管傷害について教えてください。

 妊娠中の尿管結石と鎮痛薬  田部井 正
 Q1 妊娠中に発症した尿管結石の発作に対して,どのような対処をしたらいいでしょうか?

 妊娠中の抗アレルギー薬  板井俊幸,平吹知雄
 Q1 妊娠中の花粉症治療はどのように行えばいいでしょうか?
 Q2 今回の例ではどのような説明を行えばいいでしょうか?

 小児の鎮痛薬  沼沢慶太
 Q1 小児のアセトアミノフェン使用量の上限はどのくらいなのでしょうか?
 Q2 小児に対して安心して使用できる痛み止めはアセトアミノフェン以外にないのでしょうか?

5 栄養にまつわる困った!
 末梢静脈からの栄養投与  金井大輔
 Q1 末梢静脈からの点滴による栄養投与はどのくらいの期間が適切でしょうか?

 栄養製剤の使い分け  金井大輔
 Q1 経腸栄養剤の使い分けはどのようにすればいいのでしょうか?

 イレウスと輸液  加藤真吾
 Q1 患者さんを絶飲食・輸液管理にする際,注意すべき既往症はありますか?
 Q2 中心静脈カテーテルを留置すべきでしょうか?
 Q3 腸閉塞の際,輸液について特に注意すべきことはありますか?

 逆流性食道炎の食事管理  加藤真吾
 Q1 逆流性食道炎の患者さんの食事で気をつけることを教えてください。

 膵炎の食事管理  加藤真吾
 Q1 膵炎の患者さんの食事再開の目安を教えてください。
 Q2 慢性膵炎の患者さんの食事療法について教えてください。

 膵炎の飲水制限 喉の渇きを訴えられたら  加藤真吾
 Q1 膵炎の患者さんは,少しぐらいなら水を飲んでも大丈夫でしょうか?
 Q2 飲水制限が苦痛となっている患者さんに,何かできることがないでしょうか?

6 検査にまつわる困った!
 上部消化管内視鏡検査後の腹痛  加藤真吾
 Q1 上部消化管内視鏡検査の主な合併症は何でしょうか?
 Q2 上部消化管内視鏡検査後の腹痛に対して,どのように対処すべきでしょうか?

 下部消化管内視鏡検査の前処置  加藤真吾
 Q1 下部消化管内視鏡検査の前処置のポイントは何でしょうか?
 Q2 下部消化管内視鏡検査の主な合併症は何でしょうか?

 ERCP後膵炎  加藤真吾
 Q1 ERCP後膵炎が起きた場合の対応を教えてください。
 Q2 膵炎以外に注意すべき合併症はありますか?

 気管支鏡検査の注意点  湯脇恵一
 Q1 気管支鏡検査の適応はどのような場合ですか?
 Q2 気管支鏡検査前後での注意点はありますか?

 検査被曝による発がんリスク  高野祥子
 Q1 CTの被曝による発がんなどのリスクは,どの程度なのでしょうか?

 子供の医療被曝  高野祥子
 Q1 子供の医療被曝では,大人と比べて注意することはありますか?
 Q2 心配するお母さんへの説明,どうしたらいいですか?

 医療従事者の職業被曝  高野祥子
 Q1 IVRやERCPなど,透視検査に伴う医療者の被曝は多いと聞きますが,どのくらいでしょうか?
 Q2 被曝量はどの程度まで許容されるのでしょうか?

 ポータブルエックス線検査の被曝  高野祥子
 Q1 どのくらい離れたらいいでしょうか?

 検査値がまったく違う!  井上 祥
 Q1 検査結果を信じて,輸血を中止してもいいのでしょうか?

7 症状・症候での困った!
 下痢① 抗菌薬は必要か?  加藤真吾
 Q1 下痢の治療に抗菌薬は必要でしょうか?
 Q2 便培養は必要でしょうか?
 Q3 抗菌薬以外の薬剤はどのように使用すべきでしょうか?

 下痢② 止痢薬が必要なとき  加藤真吾
 Q1 止痢薬は使ってもいいのでしょうか?
 Q2 絶対に止めなければならない下痢はあるのでしょうか?

 咳嗽① 止まらない咳へのワークアップ  湯脇恵一
 Q1 必要な検査項目はありますか?
 Q2 治療はどのようにしたらいいでしょうか?

 咳嗽② 咳喘息  湯脇恵一
 Q1 「咳喘息」について教えてください。

 血糖値の異常① 高血糖  渡邊 葉
 Q1 糖尿病歴がない患者さんが体調不良を訴えているとき,
  糖尿病ケトアシドーシス(DKA)や高浸透圧高血糖症候群(HHS)を疑うべきでしょうか?
 Q2 尿ケトン体とケトアシドーシスの程度は関係あるのでしょうか?
 Q3 治療で気をつけることはありますか?

 血糖値の異常② 低血糖  渡邊 葉
 Q1 そもそも低血糖の定義はありますか? どういうときに対応が必要でしょうか?
 Q2 糖尿病歴がない患者さんが低血糖のとき,どのように考えたらいいでしょうか?

 血圧上昇  井上 祥
 Q1 どのようなときに降圧薬を投与すればいいのでしょうか?

 せん妄と高齢者の不眠  井上 祥
 Q1 せん妄で注意すべきことを教えてください。
 Q2 高齢者の不眠診療のポイントは何でしょうか?

 褥瘡  種子島智彦
 Q1 褥瘡の予防や悪化を防止するにはどうしたらいいでしょうか?
 Q2 軟膏の使い方などを教えてください。

 転倒時の創  種子島智彦
 Q1 創の診察と処置のポイントを教えてください。
 Q2 縫合後の処置を教えてください。
 Q3 被覆材の特徴を教えてください。
 Q4 軟膏使用時の注意点を教えてください。
 Q5 抗菌薬の予防内服は必要ですか?

 頻回な鼻出血  高田顕太郎
 Q1 研修医レベルで対処できる鼻出血,してはいけない鼻出血を教えてください。
 Q2 どのタイミングで耳鼻科へ紹介するべきでしょうか?

 皮膚のかゆみ,黄疸  加藤真吾
 Q1 黄疸が原因のかゆみに,どのように対処すべきでしょうか?

 母乳栄養児のアレルギー  沼沢慶太
 Q1 どのように答えればいいでしょうか?

 骨折処置後に疼痛を訴えられたら  富岡政光
 Q1 どう対処すればいいでしょうか?

8 その他
 診療情報提供書  井上 祥
 Q1 診療情報提供書作成の基本を教えてください。
 Q2 在宅医療へ移行するときの診療情報提供書作成のポイントを教えてください。

 死亡確認の仕方  田部井 正
 Q1 死亡確認の際に,気をつけるべきことはありますか?

 死亡診断書  井上由季
 Q1 どうしたらいいのでしょうか?

 異状死の届出  井上 祥
 Q1 病棟における異状死の届出について教えてください。

コラム
定期的なカテーテル交換は本当に必要なのでしょうか?  井上 祥
 採血  奥谷圭介
 尿道カテーテルの選択  田部井 正
 個人線量計をちゃんと着用していますか?  高野祥子
 鎮咳薬を処方する場合  湯脇恵一
 入院患者さんが転倒したら  富岡政光
全文表示する
閉じる

関連する
オススメ書籍

会員登録されている方

メールアドレスとパスワードを入力してログインしてください。

注)共有パソコンの方はチェックを外してください。

会員登録されていない方

会員登録されると次回からお客様情報をご入力いただく必要がありません。
また,購入履歴の確認ができる便利な機能がご利用いただけます。

個人情報の取り扱いについてはこちら