若葉マーク 臨床検査学エッセンス・ノート 2

臨床形態検査

臨床形態検査

■編集 山内 一由

■企画協力 磯辺 智範

定価 4,400円(税込) (本体4,000円+税)
  • B5判  240ページ  2色(一部カラー),イラスト95点,写真295点
  • 2013年9月25日刊行
  • ISBN978-4-7583-1462-6

「形態検査」に関するエッセンスを凝縮したノート型サブテキスト!!

本書は,臨床検査技師を目指す学生さん向けに,臨床検査における「形態検査」について,分野ごとの垣根にとらわれず横断的に広く解説した書籍である。
初学者に必要な「エッセンス」の知識を盛り込み,ページの左に図表,右に対応する箇条書きの本文という形式で構成し,視覚的に理解できるようになっている。また,余白には「MEMO」欄があり,読者が学習した内容を書き込むこともできる。
「教科書が難しすぎる」「授業で教わった内容を復習したい」という学生さんにおすすめのノート型サブテキストである。学内試験や国試対策にも使えるので,ぜひ本書を手に取ってほしい。


序文

 臨床検査なくして現代医療は成り立たない。“根拠に基づく医療( EBM )”の実践が叫ばれるようになってから,より一層,臨床検査の重要性は高まった。昨今では,“根拠に基づく臨床検査医学( EBLM )”の概念が確立され,その実践が提唱されるまでに至っている。今後,個別化医療の実践をはじめとする新しい医療を推進していくうえで,臨床検査の果たす役割はますます重要になるに違いない。また,医療を受ける側の臨床検査に対する期待も,さらに増していくはずである。病める者誰もが,確かな臨床検査に基づいて最新かつ最良の医療を享受したいと願って当然だからである。医療従事者の一員として,そんな切なる思いに応えていくためには,まずは臨床検査とそれにかかわる医科学的知識を系統的に整理し,確実に身に付け,実践的で柔軟に応用できる知識へと成熟させていくことが肝要である。言うまでもなく,臨床検査は実学であり,日進月歩の勢いで進歩しているからである。
 本シリーズは,膨大な量に及ぶ臨床検査に関連する知識を秩序だって整理していただく一助になるように,エッセンスとなる知識を厳選して編集したサブテキストである。本シリーズ第1 巻「臨床生理機能検査」を編集された磯辺智範先生のご意向とコンセプトに従い,重要事項を箇条書きスタイルでスリムにまとめるとともに,できる限りイラストや写真を提示して視覚的理解を促すように配慮し,学ぶ側,教える側双方の視点から使いやすさを追求した。
 臨床検査学を志す学生のみならず,実務に携わる現場の臨床検査技師,学生や新人技師の教育に携わっている臨床検査技師あるいは医師の皆様にお役立ていただくことで,いささかでも臨床検査の質の向上につながればと祈念して,ここに初版をお届けする。
 不十分な点があると思うが,多くの読者の方々からご叱正をいただき,よりよい内容に改訂するよう鋭意努めていく所存である。ぜひとも忌憚のないご意見をお寄せいただきたい。
 最後に,本シリーズの刊行にあたり,執筆の労をお執りいただいた諸先生方ならびに編集に多大なご尽力をいただいたメジカルビュー社編集部の皆様に深甚なる感謝の意を表したい。

2013年8 月
筑波大学 医学医療系
山内一由
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目次

chapter 1 病理検査
1 病理検査に必要な解剖組織学
 1 はじめに
 2 呼吸器系
  ❶気管支
  ❷細気管支
  ❸肺胞
 3 循環器系
  ❶心臓の組織
  ❷血管の構造
 4 消化管
  ❶胃
  ❷大腸
 5 肝臓
  ❶肝臓の構造
 6 膵臓
  ❶膵臓の構造
 7 腎臓
  ❶腎臓の構造
 8 女性生殖器
  ❶子宮
 9 男性生殖器
  ❶前立腺

2 病理組織標本作製法
 1 固定法
  ❶目的
  ❷ホルマリン固定
  ❸アルコール固定
  ❹その他の固定液
  ❺注意点
 2 切り出し
  ❶目的
  ❷作業環境
  ❸検索方法
  ❹記録
  ❺トリミング
 3 脱脂
  ❶目的
  ❷対象臓器
  ❸注意点
 4 脱灰
  ❶目的
  ❷注意点
  ❸脱灰液
 5 パラフィン包埋
  ❶目的
  ❷原理
  ❸パラフィン包埋法
  ❹自動包埋装置の工程
  ❺パラフィンブロック作製
 6 薄切
  ❶目的
  ❷ミクロトーム
  ❸ミクロトーム刀
  ❹薄切法
  ❺凍結切片薄切
 7 伸展
  ❶スライドガラス
  ❷コーティングガラス
  ❸伸展
  ❹薄切〜伸展までの注意点

3 病理標本染色法
 1 染色総論
  ❶塩基性色素,酸性色素,両性色素
  ❷進行性と退行性
  ❸単染色と重染色
  ❹直接染色と媒染色
  ❺好酸性と好塩基性
  ❻正染性と異染性
  ❼脱パラフィン
  ❽封入
 2 ヘマトキシリン・エオジン染色
  ❶意義
  ❷ヘマトキシリン
  ❸エオジン
  ❹HE染色の工程
 3 結合組織の染色
  ❶ビクトリア青染色
  ❷エラスチカ・ワンギーソン染色
  ❸アザン・マロリー染色
  ❹鍍銀染色
 4 多糖類の染色
  ❶PAS反応
  ❷アルシアン青染色
  ❸アルシアン青・PAS重染色
 5 脂質の染色
  ❶ズダンⅢ染色
  ❷ズダン黒B染色
 6 無機物質の染色
  ❶ベルリン青染色
  ❷コッサ反応
  ❸p-ジメチルアミノベンジリデンロダニン法
 7 神経組織の染色
  ❶クリューバー・バレラ染色
  ❷ボディアン染色
 8 病原体の染色
  ❶グラム染色
  ❷グロコット染色
  ❸チールネルゼン染色
 9 アミロイド染色
  ❶コンゴー赤染色
  ❷その他の染色

4 免疫組織化学・酵素組織化学的染色法
 1 概要
  ❶免疫組織化学法
 2 染色工程
  ❶標識物質
  ❷酵素標識抗体法
  ❸非標識抗体法
 3 各種マーカー
  ❶各種抗体と陽性細胞
  ❷臓器特異マーカー・腫瘍マーカーと陽性細胞
  ❸腫瘍の鑑別
  ❹治療に関連するマーカー

5 分子病理学的検査
 1 分子病理学的検査とは
 2 クローナリティ検査
  ❶クローナリティ検査の意義
 3 キメラ遺伝子検出
  ❶軟部悪性腫瘍のゲノム遺伝子
 4 ユーイング肉腫
 5 粘液腫様脂肪肉腫
 6 滑膜肉腫
 7 最後に

6 電子顕微鏡検査
 1 電子顕微鏡の特徴
  ❶透過型電子顕微鏡
  ❷走査型電子顕微鏡
 2 透過型電子顕微鏡試料作製法
  ❶組織の細切
  ❷前固定
  ❸洗浄
  ❹後固定
  ❺洗浄
  ❻脱水
  ❼置換・樹脂浸透
  ❽包埋
  ❾重合
 10 薄切
 11 電子染色
 12 蒸着
 13 透過型電子顕微鏡で観察
 3 走査型電子顕微鏡試料作製法
  ❶組織採取・細切・観察面の露出
  ❷前固定
  ❸洗浄
  ❹後固定
  ❺洗浄
  ❻導電染色
  ❼脱水
  ❽置換・凍結
  ❾凍結乾燥
 10 載物
 11 金属コーティング
 12 走査型電子顕微鏡で観察

7 病理解剖
 1 病理解剖の重要性
 2 病理解剖の流れ
 3 一般的な病理解剖の注意点
  ❶諸臓器の摘出
 4 その他の注意点

chapter 2 細胞検査
1 細胞診に用いる検体処理法
 1 塗抹
  ❶捺印法
  ❷圧挫法
  ❸擦過法
  ❹擦り合わせ法
  ❺吹き出し法
  ❻パッチン法
  ❼引きガラス法
  ❽集細胞法
 2 固定
  ❶湿固定
  ❷乾燥固定
  ❸コーティング固定
 3 LBC
  ❶概要
  ❷保険収載
  ❸特徴
  ❹注意
  ❺塗抹原理
  ❻細胞像

2 細胞診に用いる染色法
 1 Papanicolaou染色
  ❶意義
  ❷原理
  ❸染色態度
  ❹染色工程
  ❺特徴
 2 Giemsa染色
  ❶意義
  ❷原理
  ❸染色態度
  ❹染色工程
  ❺特徴
 3 PAS染色
  ❶原理,染色態度
  ❷染色工程
  ❸特徴
 4 その他の染色

3 婦人科細胞診
 1 子宮の細胞診
  ❶細胞診の対象部位
  ❷採取器具
  ❸出現細胞
 2 ホルモン細胞診
  ❶目的
  ❷細胞成熟度指数
 3 子宮頸部
  ❶ベセスダシステム
 4 婦人科癌の分類
  ❶子宮頸癌
  ❷子宮体癌
  ❸卵巣腫瘍

4 喀痰細胞診
 1 肺癌検診における喀痰細胞診
  ❶肺癌検診
  ❷肺の構造
  ❸喫煙との因果関係
  ❹肺門部肺癌の高危険群
 2 集団検診における判定基準
  ❶判定基準と指導区分
  ❷異型扁平上皮細胞の判定基準
 3 喀痰細胞診の流れ
  ❶喀痰の塗抹処理
  ❷喀痰の染色法
  ❸細胞像

5 その他の細胞診
 1 喀痰以外の呼吸器細胞診
  ❶気管支鏡検査
  ❷細胞像
 2 喀痰およびその他の呼吸器細胞診
 3 泌尿器
  ❶対象とする範囲
  ❷検体の種類
  ❸検体の処理
  ❹出現細胞
  ❺泌尿器癌の組織分類
 4 消化器
  ❶対象とする範囲
  ❷検体の種類
 5 乳腺
  ❶対象とする範囲
  ❷検体の種類
  ❸乳癌の組織分類
 6 甲状腺
  ❶対象とする範囲
  ❷検体の種類
  ❸甲状腺疾患の分類
 7 唾液腺
  ❶対象とする範囲
  ❷検体の種類
  ❸唾液腺疾患の分類
 8 体腔液
  ❶対象とする範囲
  ❷検体の種類
  ❸標本作製法
  ❹細胞像
 9 骨・軟部
  ❶対象とする範囲
  ❷骨腫瘍
  ❸軟部腫瘍
 10 脳神経
  ❶対象とする範囲
  ❷検体の種類
  ❸脳神経系の腫瘍分類
 11 造血器系
  ❶対象とする範囲
  ❷非ホジキンリンパ腫
  ❸ホジキンリンパ腫


chapter 3 血液検査
1 血液の基礎
 1 血液とは
 2 血液の成分
  ❶有形成分
  ❷無形成分
 3 血液の機能
  ❶酸素および二酸化炭素の運搬
  ❷栄養および老廃物の運搬
  ❸体温の調節
  ❹体液および酸塩基平衡の調節
  ❺生体防御
  ❻止血および凝固
 4 血球の分化
 5 血球と形態
  ❶赤血球
  ❷白血球
  ❸血小板
 6 骨髄
  ❶骨髄系細胞
  ❷赤芽球
  ❸巨核球

2 血球計数検査
 1 用手法
  ❶赤血球数
  ❷白血球数
  ❸血小板数
  ❹ヘモグロビン濃度
  ❺ヘマトクリット値
  ❻赤血球指数
  ❼網赤血球数
  ❽好酸球数
  ❾好塩基球数
 2 自動血球測定法
  ❶自動血球測定法の原理
  ❷赤血球数,血小板数
  ❸ヘマトクリット値
  ❹ヘモグロビン濃度
  ❺白血球数
  ❻網赤血球測定
  ❼自動血球測定機の誤差要因

3 血液形態検査
 1 血液形態検査とは
 2 末梢血液像
 3 塗抹標本の種類
 4 塗抹標本の作製法
  ❶準備
  ❷サンプリング
  ❸塗抹
  ❹乾燥
  ❺標本作製後の作業
 5 塗抹標本の染色
  ❶普通染色
  ❷特殊染色
 6 末梢血塗抹標本の観察法
  ❶肉眼的観察
  ❷弱拡大視野による観察
  ❸強拡大視野による観察
  ❹細胞分類
 7 血液形態検査における重要な形態所見
 8 赤血球に認められる所見
  ❶赤血球の大きさの変化
  ❷赤血球の染色性の変化
  ❸異常な形態を示す赤血球
  ❹赤血球内の封入体
  ❺分布の異常
 9 白血球に認められる所見
  ❶好中球系細胞にみられる形態的変化
  ❷異型リンパ球
  ❸異常細胞
 10 血小板に認められる所見
  ❶大血小板・巨大血小板
  ❷血小板凝集
 11 骨髄検査
  ❶骨髄塗抹標本の作製
  ❷骨髄塗抹標本の観察
 12 細胞表面マーカー検査
  ❶フローサイトメーターの原理
  ❷フローサイトメーターによる細胞表面マーカー検査
  ❸細胞表面マーカー検査の臨床的有用性

4 血液疾患と検査
 1 血液検査からみた血液疾患のとらえ方
 2 赤血球系の変化と疾患
  ❶代表的な赤血球系の疾患
 3 白血球系の変化と疾患
  ❶白血球に異常をきたす代表的な血液疾患
 4 血小板の変化と疾患
  ❶血小板系に異常をきたす代表的な血液疾患
 5 造血器腫瘍
  ❶骨髄系腫瘍
  ❷リンパ系腫瘍

5 止血・凝固・線溶機構
 1 血小板の構造
 2 止血
  ❶出血
  ❷一次止血
  ❸二次止血
  ❹線溶
 3 一次止血
  ❶粘着
  ❷一次凝集
  ❸分泌
  ❹二次凝集
 4 アラキドン酸代謝
 5 血管内皮細胞による血小板機能阻害
 6 二次止血
 7 凝固カスケード
 8 テンナーゼ複合体とプロトロンビナーゼ複合体
 9 接触因子活性化による影響
 10 凝固の制御機構
 11 線維素溶解
 12 線溶の制御機構
  ❶PAI-1による制御
  ❷プラスミンインヒビターによる制御
  ❸フィブリンによる制御
 13 一次線溶と二次線溶
  ❶一次線溶
  ❷二次線溶
 14 線溶系分子マーカー

6 血小板,凝固,線溶検査
 1 出血時間検査
  ❶Duke法
  ❷基準範囲
  ❸出血時間の延長する病態
 2 血小板粘着能検査
  ❶方法
  ❷基準範囲
  ❸異常値を示す疾患
 3 血小板凝集能検査
  ❶多血小板血漿,乏血小板血漿の作り方
  ❷方法
  ❸基準値
  ❹異常をきたす疾患
 4 ヘパリン起因性血小板減少症検査
  ❶方法
  ❷判定
 5 プロトロンビン時間
  ❶方法
  ❷検査結果の表記
  ❸臨床的意義
 6 活性化トロンボプラスチン時間
  ❶方法
  ❷基準範囲
  ❸臨床的意義
 7 PT,APTTによる凝固因子異常の鑑別
  ❶PT,APTTともに正常
  ❷PT延長,APTT正常
  ❸PT正常,APTT延長
  ❹PT,APTTともに延長
 8 混合試験
  ❶方法
  ❷結果の評価
 9 フィブリノゲン
  ❶方法
  ❷基準範囲
  ❸異常値となる疾患・病態
 10 複合凝固因子の検査
  ❶トロンボテスト
  ❷ヘパプラスチンテスト
  ❸基準範囲
 11 FDP・Dダイマー
 12 アンチトロンビン
  ❶方法
  ❷基準範囲
  ❸異常値となる疾患・病態
 13 プロテインC
  ❶測定法
  ❷基準範囲
  ❸異常値となる疾患・病態
 14 プロテインS
  ❶測定法
  ❷基準範囲
  ❸異常値となる疾患・病態
 15 プラスミノゲン
  ❶測定法
  ❷基準範囲
  ❸異常値となる疾患・病態
 16 α2プラスミンインヒビター
  ❶合成基質法
  ❷基準範囲
  ❸異常値となる疾患・病態
 17 可溶性フィブリンモノマー複合体
  ❶測定法
  ❷基準範囲
  ❸異常値となる疾患・病態
 18 トロンビン・アンチトロンビン複合体
  ❶測定法
  ❷基準範囲
  ❸高値を示す病態・疾患
 19 プラスミン-α2プラスミンインヒビター複合体
  ❶測定法
  ❷基準範囲
  ❸高値を示す病態・疾患


chapter 4 医動物検査
1 感染経路と生活史
 1 医動物の種類
 2 感染経路
 3 生活史

2 線虫類
 1 線虫類とは:形態学的検査法
  ❶成虫の特徴
  ❷腸管腔内寄生線虫類
  ❸糞便検査
  ❹幼虫検査
  ❺血液・組織内寄生線虫
  ❻感染幼虫
 2 幼線虫移行症
  ❶感染型の感染
  ❷幼線虫移行症媒介動物
 3 症状・生態・疫学
  ❶主な症状
  ❷貧血,リンパ管障害,アレルギー,髄膜脳炎
  ❸蟯虫の一生と糞線虫の単為生殖
  ❹サバに寄生するアニサキスの分布

3 吸虫類
 1 吸虫とは
 2 横川吸虫
 3 有害異形吸虫
 4 浅田棘口吸虫
 5 肝吸虫
 6 肝蛭
 7 ウェステルマン肺吸虫
 8 宮崎肺吸虫
 9 日本住血吸虫

4 条虫類
 1 条虫とは
 2 日本海裂頭条虫
 3 大複殖門条虫
 4 マンソン裂頭条虫/マンソン孤虫
 5 無鉤条虫
 6 有鉤条虫/有鉤嚢虫
 7 小形条虫
 8 縮小条虫
 9 単包条虫/単包虫,多包条虫/多包虫

5 原虫類
 1 赤痢アメーバ症
 2 アカントアメーバ症
 3 トリパノソーマ症
 4 ランブル鞭毛虫症
 5 腟トリコモナス症
 6 クリプトスポリジウム症
 7 トキソプラズマ症
 8 マラリア
 9 ニューモシスチス肺炎

6 衛生動物
 1 衛生動物の分類
 2 人へ与える害

7 寄生虫検査法
 1 寄生虫検査法の種類
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