作業療法士 イエロー・ノート 
専門編

2nd edition

作業療法士 イエロー・ノート 専門編

■編集 澤 俊二

定価 6,160円(税込) (本体5,600円+税)
  • B5判  768ページ  2色,イラスト400点
  • 2013年3月4日刊行
  • ISBN978-4-7583-1451-0

OTを目指す学生の必須テキスト「イエロー・ノート」の改訂第2版。要点を押さえた内容で,日々の講義から国試対策まで活躍すること間違いなし!

本書は「理学療法士 作業療法士 国家試験出題基準 平成22年版」に基づく改訂第2版である。「イエロー・ノート 専門編」は,作業療法士養成校の学生が学ぶ「専門分野」全範囲を網羅している。各項目ごとに平易でかつポイントのみを記述し,図表を多用するとともに,2色刷りの紙面に刷新。用語解説や補足説明も拡充することで,よりわかりやすく学習しやすい内容となっている。
「学生さんが各自の学習に合わせて「+α」の知識を書き込み,独自の講義ノートを作成できる」という基本コンセプトを初版から受け継いでおり,日々の学習を積み重ねながら自ずと国家試験に十分対応できる知識が身に付くテキストとなっている。講義用のサブテキストから,学内試験,国試まで対応するOT養成校学生必携の一冊である。「基礎分野」を網羅した『理学療法士・作業療法士 ブルー・ノート 基礎編 2nd edition』と合わせて是非活用してほしい。


序文

2nd edition 編集の序

 本書は,『作業療法士 イエロー・ノート 専門編』の改訂第2版(2nd edition)です。第1版刊行から約5年が経過しました。その間に「理学療法士・作業療法士 国家試験出題基準」が改定されるとともに,チーム医療推進の観点から作業療法士の業務内容が拡大するなど,作業療法士を取り巻く環境は日々変化をみせています。本書はこれに対応し,“これからの作業療法”に役立つ内容に更新する必要がありました。
 改訂しました第2版では前述のとおり,平成22年の国家試験から適用されている「理学療法士・作業療法士 国家試験出題基準」に沿う内容としております。ただ,出題基準は多岐にわたり,そして,項目は膨大なものです。そのために,いくつかの工夫を施しました。作業療法に関わる歴史,理論,評価,治療をコンパクトに,しかも,要点を漏らさず,理解を深めて頂くために,図表を多く用いることにしました。文献も充実させ,新しい知識も網羅しました。さらに,掲載ページが離れている「評価」と「治療」の内容をつなぐ参照ページを挿入し,交互に飛んで読めるよう利便性にも配慮しました。
 また,『イエロー・ノート』の特徴である「Point!」「用語アラカルト」「One point Advice」を加筆するとともに,初版の1色刷りから2色刷りに変えることで,内容的にも視覚的にもわかりやすい書籍となるようにいたしました。
 この本があれば,日々の学習や臨床実習の参考書に,そして,国家試験対策の大きな武器になりうると確信をしています。さらに,すでに臨床で活躍している方たちにも臨床に役立つ絶好の参考書となると自負しています。
 初版は,鷲田孝保先生が編集の労をとられ,多くの臨床経験豊かな先生が執筆をされました。澤は,鷲田先生の労に報いたいと喜んで第2版の編集を引き継がせて頂きました。
 今回の発刊にあたり,本書の編集に多大な労と知恵を出して頂き,すばらしい本に仕上げて頂きましたメジカルビュー社の小松朋寛氏やスタッフの方々に深く感謝申し上げます。

2013年1月

藤田保健衛生大学 医療科学部 リハビリテーション学科
澤 俊二
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目次

Ⅰ 基礎作業療法学  
作業療法の概要  
 1 歴史 
  ●作業療法関連年表
  ●作業療法の定義
 2 倫理 
  ●専門職の倫理
  ●個人情報保護
 3 法規・関連制度 
  ●作業療法とは何か?
  ●理学療法士法及び作業療法士法の概要
  ●医療法の概要
  ●障害者自立支援法の概要
  ●介護保険制度の概要
  ●要介護認定と介護給付の概要
  ●認知症支援
  ●介護老人保健施設
  ●介護予防
  ●その他の関連法規
  ●作業療法の専門性を生かす
 4 生活をみることの基調 
  ●暮らしとは何か,生活機能とは何か
  ●国際生活機能分類(ICF)
  ●クリニカルパス
  ●エビデンスと多職種協働
 5 作業療法士の活動領域 
  ●作業療法の展開:職域
  ●関わりの時期による作業療法分類
  ●対象者による作業療法領域分類
  ●地域・コミュニティケア
 6 作業療法の過程 
  ●作業療法の過程
  ●作業療法過程を説明する既存の枠組み
  ●医学モデルを基盤とした作業療法過程
  ●カナダ作業遂行モデル(OPPM)
  ●作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)
 7 治療・介入の枠組み 
  ●作業療法モデル
  ●生体力学的方法
  ●運動制御的方法
  ●感覚統合的方法
  ●発達理論的方法
  ●認知-知覚的方法
  ●精神分析的方法
  ●その他
 8 管理・運営 
  ●リスクマネジメント
  ●緊急時対応
  ●個人情報保護
 9 作業療法の研究・教育 
  ●作業の研究
  ●作業科学
  ●作業療法の研究
  ●教育
作業療法の基礎  
 1 作業の分類 
  ●日常生活活動および生活関連活動
  ●仕事・生産的活動
 2 作業の種類と特徴 
  ●各領域で利用される作業・活動とその特徴
  ●作業の選択
 3 作業分析 
  ●作業分析の種類と技法
  ●工程分析
  ●作業分析
  ●動作分析
  ●基本動作分析
  ●運動分析
  ●関節運動と筋
  ●表面筋電図(Surface Electromyography:SEMG)を用いた分析
  ●感覚・知覚・認知的分析
  ●心理・情緒的分析
 4 作業遂行 
  ●作業遂行の定義
  ●作業遂行の構成要素とその関係性
  ●作業遂行と遂行技能
  
Ⅱ 作業療法評価学  
基礎  
 1 評価の目的と領域 
  ●評価の目的
  ●評価の領域
 2 評価の時期と手順 
  ●時期
  ●手順
  
基本評価  
 1 全身状態・局所所見 
  ●意識,覚醒
  ●バイタルサイン
  ●栄養状態
  ●皮膚(褥瘡を含む)
  ●排尿・排便
  ●摂食・嚥下
 2 呼吸・循環・代謝系の評価 
  ●基本的なバイタルサイン
  ●運動負荷試験
  ●持久力検査
  ●呼吸機能検査
  ●循環機能検査
  ●日常生活におけるエネルギー消費量
 3 運動系の評価 
  1反射
  ●反射
  ●反射弓
  ●反射検査
  ●反射検査の解釈
  2身体計測
  ●四肢長測定
  ●周径測定
  ●体格指数
  ●BM(I body mass index)
  ●カウプ指数(Kaup index)
  3関節可動域,変形
  ●関節可動域の測定方法
  ●手指変形
  4筋力
  ●筋力
  ●筋持久力
  ●筋パワー
  ●徒手筋力検査(MMT)
  5持久力
  ●持久力の分類
  ●持久力に影響を及ぼす因子
  ●持久力の評価
  6協調性
  7巧緻性
  ●手指機能検査
  8平衡機能
  ●平衡機能
  ●バランス
  ●平衡機能検査
  9脳神経系(運動系)
  ●脳神経
  10摂食・嚥下機能
  ●摂食・嚥下機能の5期モデル
  ●摂食・嚥下機能評価
  11上肢の総合的機能
  ●簡易上肢機能検査(STEF)
  ●脳卒中上肢機能検査(MFT)
  ●DASH
  12片麻痺の機能回復
  ●脳卒中上肢機能検査(MFT)
  ●Stroke Impairment Assessment Set(SIAS)98
  ●Fugl-Meyer assessment(FMA)
  ●(modified)Ashworth scale
 4 感覚系の評価 
  ●感覚の分類
  ●感覚受容器
  ●体性感覚の伝導路(求心性神経)
  ●皮膚の支配神経
  ●感覚の検査方法と注意事項
 5 発達の評価 
  1全般的発達検査
  ●発達期に実施する検査
  ●全般的発達検査の種類とその概要
  2運動発達検査
  ●原始反射・姿勢反射・姿勢反応と粗大運動発達
  ●把握の発達
  ●原始反射・姿勢反射の具体的な手技と反応
  ●運動発達検査について
  3感覚-知覚-認知検査
  ●感覚-知覚-認知検査について
  4心理・社会機能検査
  ●心理・社会機能検査について
  5発達検査(DDST,遠城寺式など)
  ●日本版デンバー式発達スクリーニング検査改訂版と遠城寺式乳幼児分析的発達検査表
  6日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査
  ●日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査(JMAP)の特徴
 6 高次脳機能の評価(認知症を含む)  
  1高次脳機能の評価
  ●高次脳機能とは
  ●背景となる学問
  ●高次脳機能障害のとらえ方
  ●高次脳機能障害の原因疾患
  2画像情報
  ●画像情報からの評価
  3神経心理学的検査
  ●神経心理学的検査
  4感情
  ●感情
  5意識
  ●意識
  6注意
  ●注意
  7認知症の評価
  ●知的機能検査(質問式)
  ●行動観察尺度(観察式)
 7 精神機能の評価 
  1情報収集
  ●情報収集の概要
  2観察
  3面接
  ●面接の目的
  ●作業療法特有の面接について
  ●臨床での初回面接のコツ
  ●面接者に求められる基本態度
  ●面接場面の設定
  4集団評価
  ●集団を構成する要素
  ●集団内での観察事項(7つのポイント)
  ●集団の何が治療的に働くのか
  ●集団療法の効果について
  5日常生活技能評価
  ●精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)
  ●精神障害者ケアアセスメント表
  ●精神科リハビリテーション行動評価尺度(Rehab)
  6興味チェックリスト
  7投影法
  ●投影法による心理検査
  8交流分析
  ●TAの主な概念:構造モデルと機能モデル
  9箱作り法
  ●実施時の主な流れ
  ●物品の準備と対象者への指示
  ●評価
  ●結果
  10職業関連評価
  ●就労支援の基本的な考え方
  ●主な支援のプロセス
  ●就労支援のアセスメント(評価)
  11社会機能評価
  ●LASMIの概要
  ●Rehabの概要
 8 作業遂行の評価 
  ●作業遂行の評価
  ●作業遂行の観察評価法
  ●作業遂行に関する面接評価法と質問紙評価法
 9 基本動作の評価 
  ●起居・移乗・移動動作の範囲と評価の視点
 10 日常生活活動の評価 
  1日常生活活動(ADL)に関する基礎知識
  ●ADLの範囲とADL評価の目的
  2食事
  ●食事(摂食・嚥下)
  3排泄
  ●排泄の機能と障害
  4更衣,整容,入浴
  ●更衣
  ●整容
  ●入浴
  5ADL評価法(FIM,BIなど)
  ●ADL評価法と特徴
 11 生活関連活動の評価 
  ●家事
  ●交通機関の利用
  ●余暇活動,遊び
 12 装具 
  ●装具とは
  ●構造
 13 自助具,福祉用具 
  ●自助具
  ●福祉用具
  ●介護保険制度における福祉用具の項目
  ●福祉用具および自助具導入までのプロセス
 14 職業関連活動の評価 
  ●職業関連活動と評価の視点
 15 参加の評価 
  ●参加の大分類リスト
  ●参加の評価
 16 QOLの評価 
  ●QOLの構造化
  ●QOLの評価
 17 個人因子の評価 
  ●アセスメントの重要性
  ●個人因子をとらえる
  ●コミュニケーションスキル
 18 環境因子の評価 
  ●環境とは何か
  ●住環境評価・訪問指導
  ●ジェノグラム 家族関係図
  
各領域の評価  
[精神心理系]  
 1 器質性精神障害(症状性を含む)  
  ●認知症の診断基準
  ●軽度認知機能障害(MCI)
  ●認知症のタイプ
  ●中核症状と周辺症状
  ●認知症の評価
  ●認知尺度
  ●行動観察尺度
  ●せん妄の評価
 2 精神作用物質・アルコール障害 
  ●精神作用物質とは
  ●依存性物質の分類
  アルコール依存症
  ●疫学
  ●症状
  ●米国精神医学会の診断基準
  ●アルコール離脱症候群
  ●回復期ごとのアセスメント項目
  ●アルコール依存症に対する作業療法評価の内容
 3 統合失調症 
  ●疫学
  ●症状
  ●陽性症状および陰性症状の特徴
  ●基本症状
  ●シュナイダーの一級症状
  ●米国精神医学会の診断基準
  ●精神症状評価尺度
  ●統合失調症の回復過程
  ●早期作業療法実施上の問題領域
  ●作業療法評価の実際
 4 気分(感情)障害 
  ●症状
  ●米国精神医学会の診断基準
  ●高い再発率
  ●うつ病の初期症状
  ●米国精神医学会の診断基準
  ●感情障害に対する作業療法評価項目の内容
 5 神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害 
  神経症性障害
  ●パニック障害
  ●社会不安障害
  ●強迫性障害
  ●外傷後ストレス障害(PTSD)
  ●全般性不安障害
  ストレス性障害
  ●外傷性ストレス反応
  ●適応障害
  ●身体表現性障害
  ●転換性障害
  ●解離性障害
  ●疾患別評価のポイント
 6 生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群 
  ●神経性無食欲症
  ●神経性過食症
  ●摂食障害の評価
 7 成人の人格(パーソナリティ)および行動の障害 
  ●境界性人格障害の特徴
 8 知的障害 
  ●概念
  ●疫学
  ●程度による分類
  ●病理学的原因
  ●精神科臨床上での特徴
  ●小児期から思春期の精神障害
  ●知的障害の評価
  ●行動の評価(日常生活あるいは入院生活,作業療法場面での評価)
  ●活動分析を行う際の要素
 9 心理的発達の障害 
  ●評価
 10 小児期および青年期に通常発症する行動および情動の障害(注意欠陥・多動性障害,学習障害を含む)
  ●注意欠陥・多動性障害
  ●不登校
 11 てんかん 
  ●てんかんの障害
  ●作業療法評価
[骨関節系]  
 12 変形性関節症 
  ●分類
  ●要因
  ●症状
  ●単純X線検査
  ●MRI検査
  ●各部位での変形性関節症
  ●機能障害評価
  ●日常生活・QOL
 13 骨折 
  ●骨折治癒過程
  ●骨折の分類
  ●固定
  ●合併症
  ●代表的な上肢骨折
  ●代表的な下肢骨折
  ●骨折の治癒期間
  ●作業療法評価
  ●参考:日本整形外科学会 各関節部位での機能・治療成績判定基準
 14 関節リウマチとその近縁疾患 
  ●疾患の経過
  ●症状
  ●関節の特徴的な変形
  ●X線所見
  ●血液検査所見
  ●関節液所見
  ●診断基準
  ●関節病変の進行程度分類:Stage分類(Steinbroker stage分類)
  ●機能障害分類
  ●疾患活動性
  ●近縁疾患
  ●作業療法評価
 15 外傷・障害(スポーツ外傷・障害)  
  ●スポーツ外傷
  ●スポーツ障害(過用に起因)
  ●作業療法評価
 16 靱帯損傷 
  ●靱帯(Ligament)
  ●靱帯の修復過程
  ●分類
  ●各部位での靱帯損傷
 17 切断 
  ●切断の原因
  ●適応の基準
  ●切断の分類
  ●上肢切断肢の計測
  ●上肢切断と残存機能
  ●切断の断端処置
  ●特殊な切断
  ●作業療法評価
  ●義手
  ●上肢切断レベルと義手の特徴(AAOS分類)
  ●義手適合判定(作業療法評価)
 18 末梢神経障害 
  ●概要
  ●障害の分布による分類
  ●各疾患(単神経障害:絞扼性神経障害)
 19 骨形成不全症 
  ●分類
  ●臨床症状
  ●所見
  ●検査
  ●成長期を終えてからの問題
  ●作業療法評価
[中枢神経系]  
 20 脳血管障害 
  ●大脳の解剖学的構造
  ●脳の血流と部位
  ●病変部位と運動麻痺
  ●病変部位と高次脳機能障害
  ●筋緊張と腱反射
  ●運動の統合レベル
  ●連合反応
  ●共同運動
  ●脳卒中の基本的な機能障害と中枢性麻痺の特徴
 21 外傷性脳損傷 
  ●頭部外傷のタイプとメカニズム
  ●身体的側面
  ●神経心理学的側面
 22 Parkinson病,Parkinson症候群 
  ●疾患の概要
  ●評価
 23 脊髄小脳変性症 
  ●疾患の概要
  ●評価
 24 脊髄損傷 
  ●概要
  ●臨床症状と合併症
  ●好発部位
  ●病態分類
  ●損傷高位
  ●作業療法評価
  ●不全麻痺の分類
 25 高次脳機能障害 
  ●認知
  ●方向性注意
  ●言語(コミュニケーション)
  ●記憶
  ●行為
[神経筋系]  
 26 筋ジストロフィー(デュシェンヌ型を中心に) 
  ●評価
 27 筋萎縮性側索硬化症 
  ●診断基準と主な症状
  ●評価
 28 多発性筋炎 
  ●疾患の概要
  ●評価
 29 重症筋無力症 
  ●疾患の概要
  ●診断基準
  ●評価
 30 多発性硬化症 
  ●疾患の概要
  ●症状
  ●評価
 31 ニューロパチー 
  ●ギラン・バレー症候群
  ●シャルコー・マリー・トゥース病
 32 末梢神経損傷 
  ●末梢神経損傷分類
  ●末梢神経麻痺症状
  ●代表的な末梢神経損傷と特徴的症状(手の肢位)
  ●末梢神経損傷と動き・動作の障害
  ●末梢神経損傷の評価
  ●腕神経叢損傷
[運動発達系]  
 33 総論 
  ●運動発達系の評価
  ●評価の統合
  ●評価のプロセス
 34 脳性麻痺 
  ●定義
  ●分類
  ●評価
 35 重症心身障害 
  ●障害の程度と分類
  ●評価
 36 二分脊椎症 
  ●二分脊椎の概念と症状
  ●評価
 37 ダウン症(評価と治療)  
  ●特異顔貌
  ●評価
  ●作業療法
[呼吸・循環系]  
 38 慢性閉塞性肺疾患 
  ●慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは
  ●病期分類
  ●呼吸機能検査
  ●持久力検査
  ●息切れの分類
  ●その他の主な評価項目と疾患にみられる特徴384
  ●ADL評価
 39 虚血性心疾患 
  ●狭心症と心筋梗塞
  ●虚血性心疾患の危険因子
  ●心機能分類
  ●運動負荷試験
  ●持久力検査
[代謝系]  
 40 糖尿病 
  ●疾患の概要と診断基準
  ●病型分類
  ●情報収集(生活習慣・リスクファクター)
  ●身体機能評価
  ●運動耐容能
 41 腎機能障害 
  ●腎臓の働きと腎機能評価
  ●慢性腎不全(CKD:chronic kidney disease)
  ●CKDの病期分類
  ●CKDリスクファクター
  ●人工透析
  ●情報収集と身体機能評価
[感覚器系]  
 42 視覚障害 
  ●視覚に関わる主な脳神経
  ●動眼・滑車・外転神経
 43 聴覚,前庭障害 
  ●難聴(伝音難聴と神経難聴)
  ●めまい(回転性めまいと浮動性めまい)
[その他の疾患・障害]  
 44 摂食・嚥下障害 
  ●嚥下障害を疑う症状と臨床評価
  ●嚥下造影検査(VF)
  ●非VF系摂食・嚥下障害評価
  ●その他の検査
 45 排尿障害 
  ●排尿障害の全体像
 46 褥瘡 
  ●褥瘡発生危険度予測尺度
  ●重症度による分類
  ●情報収集
 47 熱傷 
  ●熱傷深度による分類
  ●重症度(Artzの基準)
 48 悪性腫瘍 
  ●リハビリテーションの対象となる障害の種類401
  ●がんのリハビリテーションの病期別分類
  ●身体機能評価
  ●副作用
 49 浮腫 
  ●末梢循環
  ●浮腫の成因
[保健・福祉領域]  
 50 予防保健医学と産業作業療法 
  ●予防保健医学
  ●産業作業療法
  
Ⅲ 作業療法治療学  
基礎  
 1 目的と領域 
  ●目的
  ●作業療法学の領域(分野)〜身体障害,精神障害,発達障害,老年期障害
  ●急性期,回復期,維持期,終末期
  ●作業療法が展開されている場(保健,医療,福祉)
 2 組み立てと手順 
  ●目標設定
  ●介入方略
  ●リスク管理
  ●プログラム
基本介入手段  
 1 医学的管理 
  ●リスク管理のための基本的知識
  ●バイタルサイン(vital signs)
  ●意識状態の評価
  ●一般的な訓練の中止基準
  ●呼吸器疾患のリスク管理
  ●心疾患のリスク管理
 2 運動系 
  ●ポジショニング
  ●関節運動,関節保護法
  ●神経筋再教育
  ●筋力,筋持久力訓練
 3 運動制御,運動学習系 
  1協調性の訓練
  ●治療の原則
  ●フレンケル(Frenkel)の体操
  ●重錘負荷
  ●弾性包帯装着法
  2巧緻性の訓練
  ●巧緻性訓練の前提条件
  ●巧緻性訓練の順序
  3バランス訓練
  ●介入の階層構造
  ●課題の難易度
  ●課題設定
  ●バランス能力に関する身体要素の強化
  4基本動作の訓練(構え,リーチ,把持,離し)
  ●動作練習
 4 呼吸・循環・代謝系 
  1全身の持久力訓練
  ●運動と全身持久力
  ●基本的な全身持久力訓練と負荷方法
  ●生活習慣病の運動指導
  ●日常生活におけるトレーニング
  ●運動負荷訓練の中止基準
  2全身調整
  ●運動と全身調整(コンディショニング)
  ●全身調整法(コンディショニング法)
 5 感覚系 
  ●主な感覚障害と代表的疾患・症状
  ●末梢神経損傷後の末梢での変化
  ●末梢神経損傷後の中枢での変化
  ●中枢神経障害後の中枢での変化
  ●知覚再教育
  ●知覚再教育プログラム
 6 高次脳機能系 
  ●高次脳機能障害の経時的なとらえ方
  ●通過症候群
  ●介入法の分類
  ●意識・感情・注意への介入
 7 作業遂行障害 
  ●作業遂行障害への介入の流れ
 8 運動発達系 
  1人間発達の基礎知識と治療への応用
  ●人間発達過程の理解
  2姿勢・運動発達の促進
  ●神経発達学的理論と介入手段
  3感覚・知覚・認知の発達促進
  ●感覚統合理論と介入手段
  ●フロスティグの視知覚発達促進
  ●作業遂行と感覚統合モデル
  4子どもの作業の発達促進
  ●応用行動分析理論
  ●作業遂行と応用行動分析,代償法
  5家族・地域での生活支援
  ●地域における生活支援
 9 装具 
  ●フォローアップおよび治療・装着訓練
  ●スプリント製作
  ●その他(代表的な装具の部位名称の解説)
 10 基本動作 
  ●起居・移乗・移動の支援
  ●脳卒中(片麻痺)
  ●頸髄損傷
 11 日常生活活動 
  1食事
  ●食事の支援のポイント
  ●食事の際の上肢機能への介入
  ●食事の際の口腔機能への介入
  2排泄
  ●排泄障害と介入
  3更衣,整容
  ●更衣・整容の支援
  4入浴
  ●入浴の支援
  ●脳卒中による片麻痺者の入浴
  ●頸髄損傷による四肢麻痺
 12 生活関連活動 
  1家事
  ●脳卒中による片麻痺者
  ●頸髄損傷による四肢麻痺者
  ●関節リウマチ
  2交通機関の利用
  ●交通機関の利用と社会参加
  3余暇活動
  ●余暇活動の支援
 13 自助具,福祉用具 
  ●リハビリテーション関連機器とは
  ●車いす
  ●歩行器
  ●杖
  ●環境制御装置
  ●コミュニケーション機器
 14 環境調整 
  ●環境調整・環境支援
  ●訪問指導
  ●環境調整としての家屋改修
  ●家族支援
  ●学校や職場での支援,支援のための連携
 15 職業関連活動 
  ●職業関連活動とは
 16 参加 
  ●目標となる役割を考える
  ●参加目標を実現するための活動の向上(主婦役割を参加目標とする場合)
  ●社会参加をより促進するための対人技能のポイント
精神障害に対する介入  
 1 精神障害領域の治療・援助目標 
  ●リハビリテーション目標,長期目標,短期目標
 2 精神障害領域の治療・援助構造 
  1治療的態度・関わり方
  ●概要
  ●精神療法的態度
  ●良好な治療関係の構築
  ●関与することの技術
  ●関与が困難になる状況とは
  ●疾患別の治療的態度・関わりの原則
  2作業活動
  ●作業を治療的に用いる
  ●作業・作業活動の利用
  ●作業・活動を用いる際の3つの分類
  ●精神科領域でよく使われる作業活動の紹介
  ●パラレルな場における作業とは
  ●1日の対象者の動きと作業活動のもつ意味
  3集団
  ●集団の治療的効果
  ●集団を構成する因子
  ●集団と場の利用の違い
  ●集団・場の治療構造の比較
  ●作業療法士が関わるグループアプローチ
  ●集団の何を評価するのか
  ●集団への参加様態と発達段階
  4時間と頻度
  ●プログラムの立案時
  ●診療報酬
  ●実施時間
  ●回復時期ごとの実施時間と頻度の目安
  ●集団あるいは場の形態から見た実施時間と
  頻度の目安
  ●集団の特性から見た実施時間と頻度の目安
  5場所
  ●作業療法の実施場所
  ●作業療法が行われる治療空間
  ●作業面接の物理的構造
 3 精神障害領域の治療・援助の場 
  1精神科作業療法
  ●精神科作業療法
  2外来作業療法
  ●外来作業療法
  3精神科デイケア・ナイトケア・ショートケア513
  ●精神科デイケア,精神科ナイトケア,精神科
  ショートケア,精神科デイナイトケア
  4療養病棟
  ●療養病棟での診療報酬
  ●対象者の特徴
  ●病棟の機能
  ●療養病棟における作業療法士の役割
  ●作業療法プログラムの特徴と注意点
  ●作業療法士に求められるもの
  ●慢性病棟の一例
  5重度認知症治療病棟
  ●認知症病棟
  ●施設基準
  ●入院時の観察
  ●日常生活場面での観察と評価のポイント
  ●各期における作業療法の役割
  6精神保健福祉センター
  ●地域における精神障害者の支援の枠組み
 4 精神障害領域の病期別アプローチ 
  ●回復過程の区分
  ●急性期
  ●回復期
  ●維持期(療養期)
  ●終末期
  ●回復段階に応じた生活支援
  
各領域の治療  
[精神心理系]  
 1 器質性精神障害(症状性を含む)  
  ●対応の原則
  ●プログラムの原則
  ●特定の介入法
  ●認知症疾患別対応のポイントと重症度別の目標設定
 2 精神作用物質・アルコール障害 
  ●専門病院と作業療法との関わり
  ●作業療法の治療目標
  ●作業療法の活動内容
  ●作業療法場面での7つの対応
 3 統合失調症 
  ●回復期別の作業療法
  ●作業療法実施上のポイント
  ●長期入院患者が地域で暮らすこと
  ●作業療法の目的
  ●回復過程に応じた要素別プログラムの内容
  ●作業療法場面での行為と対応のポイント
 4 気分(感情)障害 
  ●感情障害の臨床像
  ●作業療法の目標
  ●作業活動の選択基準
  ●作業療法プログラム
  ●感情障害の援助法・対応
  ●うつ病と睡眠障害について
  ●方法
 5 神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害 
  ●パニック障害の臨床像
  ●原因
  ●治療
  ●作業活動の選択
 6 生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群 
  ●プログラムの原則
  ●作業活動選択の原則
  ●対応の原則
 7 成人の人格(パーソナリティ)および行動の障害 
  ●基本的対応(衝動性を抑制し,自尊心を維持する)
  ●作業療法の目的と手段
  ●プログラムの原則
 8 知的障害 
  ●施設あるいは入院にみる知的障害者の現状
  ●ライフステージに応じた作業療法の目標
  ●目標
  ●作業場面での特徴
  ●作業選択の際の留意点
  ●作業療法プログラムの選択
  ●就労支援の評価
  ●主な就労支援機関
  ●知的障害者の就労に必要な要素
  ●精神科領域での知的障害のプログラム紹介
  ●作業療法場面で見られる3つの特徴的行動
 9 心理的発達の障害 
  ●治療の目的
  ●対応の原則
 10 小児期および青年期に通常発症する行動および情動の障害(注意欠陥・多動性障害,学習障害を含む)
  ●注意欠陥・多動性障害
  ●不登校
 11 てんかん 
  ●てんかんの治療目標
  ●発作時の対応
  ●発作誘発因子
[骨関節系]  
 12 変形性関節症 
  ●手術療法
  ●保存療法
  ●日常管理
  ●各疾患でのリハビリテーション
 13 骨折 
  ●作業療法
  ●上腕骨近位端骨折
  ●上腕骨遠位端骨折
  ●橈骨遠位骨幹端部骨折
  ●大腿骨近位端骨折
 14 関節リウマチとその近縁疾患 
  ●患者教育・生活指導
  ●基礎的な身体機能訓練
  ●自助具
  ●装具
  ●生活の工夫
 15 外傷・障害(スポーツ外傷・障害)  
  ●スポーツ外傷へのアプローチ
  ●野球肩(インピンジメント症候群)(保存療法)
  ●野球肘
  ●テニス肘(保存療法)
  ●アキレス腱断裂(保存療法)
 16 靱帯損傷 
  ●靱帯損傷の治療
  ●肘関節靱帯損傷
  ●手関節(三角線維軟骨複合体損傷:TFCC損傷)
  ●膝関節靱帯損傷①/前十字靱帯損傷
  ●膝関節靱帯損傷②/後十字靱帯損傷
  ●膝関節靱帯損傷③/内側側副靱帯損傷
  ●膝半月板損傷
 17 切断 
  切断端管理(切断術後)
  ●弾力包帯(soft dressing)
  ●リジッドドレッシング
  ●セミリジッドドレッシング
  ●環境制御による創治療法
  ●作業療法
 18 末梢神経障害 
  ●回内筋症候群
  ●前骨間神経障害
  ●後骨間神経障害
  ●肘部管症候群
  ●手根管症候群
  ●尺骨管症候群(Guyon管症候群)
 19 骨形成不全症 
  ●医学的治療介入
  ●作業療法介入
[中枢神経系]  
 20 脳血管障害,外傷性脳損傷 
  脳血管障害
  ●運動の随意性と治療の流れ
  ●神経筋促痛手技(神経生理学的アプローチ)
  ●回復段階に沿った治療原則
  ●Eggersの方法(Bobath法の作業療法への応用)
  ●座位・立ち上がり(作業活動の基本)
  ●感覚障害への対処
  ●廃用症候群
  ●反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)
  ●肩関節周囲炎
  ●肩手症候群
  ●拘縮
  ●変形(スワンネック変形,ボタン穴変形)
  外傷性脳損傷
  ●アプローチと障害への対応
 21 Parkinson病,Parkinson症候群 
  ●治療的アプローチ
 22 脊髄小脳変性症 
  ●治療的アプローチ
 23 脊髄損傷 
  作業療法(急性期 ⇒ 回復期 ⇒ 社会復帰期)
  ●急性期
  ●回復期
  ●社会復帰期
  ●その他必要な訓練
 24 高次脳機能障害 
  ●認知(視覚失認)・方向性注意(半側空間無視) 616
  ●言語(コミュニケーション)
  ●記憶
  ●行為(遂行機能含む)
[神経筋系]  
 25 筋ジストロフィー(デュシェンヌ型を中心に) 
  ●筋ジストロフィー
  ●作業療法
  ●方法と注意事項
 26 筋萎縮性側索硬化症 
  ●筋萎縮性側索硬化症(ALS)の概要
 27 多発性筋炎,重症筋無力症 
  ●多発性筋炎
  ●重症筋無力症
 28 多発性硬化症,ニューロパチー 
  ●多発性硬化症
  ●ニューロパチー
 29 末梢神経損傷 
  ●非観血的治療(保存療法)での介入
  ●観血的治療(手術療法)
  ●観血的治療(機能再建術)
  ●腕神経叢損傷
[運動発達系]  
 30 脳性麻痺,重症心身障害 
  ●治療原理
  ●姿勢のコントロールの原則
  ●作業療法
  ●日常生活での作業遂行の援助と支援
 31 二分脊椎症 
  ●作業療法
[呼吸・循環系]  
 32 呼吸器疾患・循環器疾患 
  呼吸器疾患リハビリテーション
  ●胸郭可動域訓練・呼吸筋リラクセーション
  ●気道クリアランス法
  ●呼吸筋トレーニング
  ●運動療法
  ●ADL訓練
  循環器疾患リハビリテーション
  ●心不全に対する運動療法の効果
  ●心不全の運動療法における運動処方
[代謝系]  
 33 糖尿病 
  ●血糖コントロール指標,糖尿病三大合併症と運動の適否
  ●運動療法
  ●生活コーディネート
[感覚器系]  
 34 視覚障害 
  ●視覚障害と障害等級
  ●視覚障害者に対するリハビリテーション
[その他の疾患・障害]  
 35 摂食・嚥下障害 
  ●直接嚥下訓練(食物などを用いて行う訓練)
  ●間接嚥下訓練(嚥下の諸機能に対する食物を用いない訓練)
  ●口腔・鼻腔吸引について
 36 排尿障害(排尿管理法)  
  ●膀胱留置カテーテル法
  ●間欠導尿カテーテル法
  ●経皮的膀胱瘻
 37 褥瘡 
  ●褥瘡予防のための生活指導
 38 熱傷 
  ●急性期のリハビリテーション
  ●急性期後のリハビリテーション
 39 悪性腫瘍 
  ●中止基準
  ●病期別リハビリテーションと患者の心と心がけたいポイント
  ●周術期のリハビリテーション
  ●緩和ケアのリハビリテーション
 40 浮腫 
  ●浮腫の種類
  ●リハビリテーション
[廃用症候群]  
 41 廃用症候群 
  ●作業療法としての関わり
[保健・福祉領域]  
 42 予防保健医学と産業作業療法 
  ●予防保健医学
  ●産業作業療法
  
Ⅳ 地域作業療法学  
基礎  
 1 基礎概念 
  ●地域とは
  ●地域における障害者(児),高齢者
 2 関連法規,制度 
  ●制度と関連法規
  社会保障制度・社会福祉制度
  ●社会保障とは
  ●医療法
  ●病院の種類
  社会資源
  ●定義
  ●介護保険制度
  ●介護保険制度の仕組み
  介護保険事業と作業療法士の関わり
  ●各種サービス
  ●介護保険の対象となる福祉用具一覧
  障害者自立支援法(障害者総合支援法)
  ●健康増進法
  ●新バリアフリー法
  ●個人情報保護法
 3 地域リハビリテーションと地域作業療法 
  ●地域リハビリテーションの定義
 4 地域作業療法 
  地域作業療法とは
  ●地域作業療法とは
  ●地域作業療法の2つの意味
  ●専門職連携
  ●訪問作業療法
  ●通所作業療法
  ●施設における作業療法
  地域作業療法で行うこと
  ●障害予防・介護予防・健康増進
  ●介護保険法による高齢者介護予防の流れ
  ●生活スタイルの見直しと再構築
  ●趣味・生き甲斐活動の開発と獲得
  ●仲間づくり
  ●相談・指導
  ●家族関係の調整
  ●QOLの維持・向上
  ●孤独地獄とピアサポート,QOLの低下
  ●ピアサポート
  ●「行き場がない」が最大の問題
 5 バリアフリーとユニバーサルデザイン 
  ●バリアフリー
  ●ユニバーサルデザイン
  ●家屋改修・訪問指導
  ●社会的環境整備の働きかけ
支援  
 1 家庭生活支援 
  ●活動の維持・再構築
  ●生活行為向上マネジメント・生活行為向上プログラム
  ●療育指導・介護指導
  ●障害のある子どもの子育て支援
  ●心の病と家庭生活
  ●家族・家庭の支援
  ●学校や職場の評価,支援のための連携
 2 地域生活支援 
  ●地域包括ケアと地域リハビリテーション
  ●精神障害とともに暮らす人を支援する
  ●小児の通園資源・相談資源
 3 就園・就学支援 
  ●統合保育の支援
  ●特別支援教育の支援
 4 就労支援 
  ●就労支援のポイント
 5 環境整備 
  ●生活環境整備
  ●就労環境整備
  
Ⅴ 臨床実習  
概要  
 1 安全管理 
  ●臨床実習の安全管理
  ●リスク管理と対応
  ●作業療法中の急変時の対応
 2 医療事故・医療過誤 
  ●医療事故と医療過誤
  ●インシデントとアクシデント
  ●医療事故発生後の対応
  ●作業療法実施に関連する医療事故
 3 感染症対策 
  ●感染予防対策
  ●感染経路と経路別予防策
  ●リハビリテーション室での感染対策
 4 インフォームドコンセント 
  ●インフォームドコンセントとは
  ●臨床実習でのインフォームドコンセント
  ●作業療法でのインフォームドコンセントの進め方
 5 守秘義務 
  ●作業療法士としての守秘義務
実施  
 1 情報管理 
  ●管理すべき患者情報
  ●患者情報の取り扱い
  ●情報漏洩の防止
 2 個人情報保護 
  ●個人情報とは
  ●個人情報保護法
  ●個人情報の匿名化
  ●臨床実習における個人情報
 3 記録・報告 
  ●臨床実習での報告
  ●診療記録の書き方
 4 対人関係技術 
  ●職業人としての態度
  ●コミュニケーション
  ●コミュニケーションの実際
  ●対象者との関係づくり
 5 画像等の医学情報の理解 
  ●カルテから得られる医学情報の必要性
  ●医学情報から何を知るか
  ●画像所見
 6 クリニカル・クラークシップ 
  ●クリニカル・クラークシップのはじまり
  ●セラピスト教育におけるクリニカル・クラークシップとは
  ●セラピスト教育におけるクリニカル・クラークシップの進め方
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