分娩の生理・病態に基づいた
頸管熟化と分娩誘発法
定価 6,600円(税込) (本体6,000円+税)
- B5判 140ページ 2色(一部カラー),イラスト42点,写真21点
- 2022年10月2日刊行
- ISBN978-4-7583-2138-9
電子版
序文
近年,無痛分娩の普及により痛みに対して心的トラウマや強い不安をもつ女性,分娩恐怖症の人でも安心して分娩できるようになってきた。一方で,麻酔に伴う微弱陣痛や分娩停止・遷延が多くなり,「分娩促進」をうまく行うことが安全で満足できる分娩のカギとなる。さまざまな妊婦さんのニーズにこたえるためにも,われわれ医療者サイドは絶えず新しい知識をもち,どんな状況でも対応できるよう努力する姿勢が必要である。
かつて,オキシトシン(OXT)やプロスタグランジン(PG)での無理な分娩誘発,促進から,あるいは適正用法,用量を守らず過強陣痛から子宮破裂や胎児機能不全,脳性麻痺や新生児死亡をきたす症例が発生し,訴訟や医療トラブルが大きく問題になったことがある。このため日本産科婦人科学会周産期委員会から「子宮収縮薬による陣痛誘発・陣痛促進に際しての留意点」を広報し,産科ガイドラインに記載し,適正使用の順守を求めている。頸管熟化や子宮収縮にかかわる薬剤は,母児双方に影響することからより慎重に投与,管理すべきである。このためには,頸管熟化,子宮収縮の生理・病態に熟知し,薬剤の作用,副作用にも精通して使用することに尽きる。
分娩発来や頸管熟化機序の解明が進んではいるものの,依然,不明の点も多い。また,それにかかわる薬剤の長期影響なども同様である。ガイドラインにしても現時点でのコンセンサスであり,新しいエビデンスとともにどんどん改訂されていくものである。臨床現場での判断は症状,臨床経過,身体所見,検査所見などから総合的に行うものであるため,薬剤使用時は,いつも慎重に患者観察,経過観察を行い,投与量を調節し,安全に使用していくことになる。
わが国での薬剤の承認は,過去の薬害訴訟問題が尾を引いて,海外では標準治療に用いられている薬剤でも使用できないこともしばしばあった。頸管熟化作用を有するプロスタグランジンE(PGE)製剤は,1980年代に日本でも局所投与の臨床試験が行われたが,用量設定の問題から効果は絶大なるも陣痛が発来し,分娩となるため試験は中止となっている。その後2020年に産科領域でのPG関連の薬剤では久しぶりのPGE2腟用剤が承認発売となった。今まで頸管熟化にラミナリアやメトロイリンテルなど器械的方法が用いられてきたが,薬剤の登場により選択肢が増え,患者にとってメリットは多大である。
本書は,新しい薬剤の登場,無痛分娩の普及に対応すべく,著名な研究者,臨床家に執筆をお願いし,最新の頸管熟化・分娩誘発の生理・病態や,それぞれの臨床場面に則した管理法を盛り込んだ一冊に仕上がった。臨床現場でお役に立てることを願っている。
2022年9月吉日
順天堂大学産婦人科学講座特任教授・母子愛育会愛育研究所所長
竹田 省
かつて,オキシトシン(OXT)やプロスタグランジン(PG)での無理な分娩誘発,促進から,あるいは適正用法,用量を守らず過強陣痛から子宮破裂や胎児機能不全,脳性麻痺や新生児死亡をきたす症例が発生し,訴訟や医療トラブルが大きく問題になったことがある。このため日本産科婦人科学会周産期委員会から「子宮収縮薬による陣痛誘発・陣痛促進に際しての留意点」を広報し,産科ガイドラインに記載し,適正使用の順守を求めている。頸管熟化や子宮収縮にかかわる薬剤は,母児双方に影響することからより慎重に投与,管理すべきである。このためには,頸管熟化,子宮収縮の生理・病態に熟知し,薬剤の作用,副作用にも精通して使用することに尽きる。
分娩発来や頸管熟化機序の解明が進んではいるものの,依然,不明の点も多い。また,それにかかわる薬剤の長期影響なども同様である。ガイドラインにしても現時点でのコンセンサスであり,新しいエビデンスとともにどんどん改訂されていくものである。臨床現場での判断は症状,臨床経過,身体所見,検査所見などから総合的に行うものであるため,薬剤使用時は,いつも慎重に患者観察,経過観察を行い,投与量を調節し,安全に使用していくことになる。
わが国での薬剤の承認は,過去の薬害訴訟問題が尾を引いて,海外では標準治療に用いられている薬剤でも使用できないこともしばしばあった。頸管熟化作用を有するプロスタグランジンE(PGE)製剤は,1980年代に日本でも局所投与の臨床試験が行われたが,用量設定の問題から効果は絶大なるも陣痛が発来し,分娩となるため試験は中止となっている。その後2020年に産科領域でのPG関連の薬剤では久しぶりのPGE2腟用剤が承認発売となった。今まで頸管熟化にラミナリアやメトロイリンテルなど器械的方法が用いられてきたが,薬剤の登場により選択肢が増え,患者にとってメリットは多大である。
本書は,新しい薬剤の登場,無痛分娩の普及に対応すべく,著名な研究者,臨床家に執筆をお願いし,最新の頸管熟化・分娩誘発の生理・病態や,それぞれの臨床場面に則した管理法を盛り込んだ一冊に仕上がった。臨床現場でお役に立てることを願っている。
2022年9月吉日
順天堂大学産婦人科学講座特任教授・母子愛育会愛育研究所所長
竹田 省
全文表示する
閉じる
目次
総 論
1.頸管熟化のメカニズム
(1)頸管のしくみ
解剖学的理解:非妊娠時と妊娠末期の子宮の部位の変化
機能的理解:妊娠初期の頸管リモデリング
(2)妊娠中の頸管の変化
1st,2nd trimester:頸管の経腟超音波所見
3rd trimester;コラーゲン線維:妊娠中の頸管コラーゲン線維の変化
3rd trimester;炎症細胞,プロゲステロン:プロゲステロンと子宮収縮の関係
(3)分娩時期の頸管熟化
分娩時期の子宮筋・頸管の変化
内分泌からみた機序:分娩時期のプロスタグランジンとオキシトシン
免疫からみた機序:炎症性サイトカインの関与
破水・感染からみた機序:卵膜破綻に関与する要因
器械的刺激からみた機序:子宮頸管への伸展刺激
2.Bishop スコア
(1)そもそもBishop スコアとは
そもそもBishop スコアとは
(2)Bishop スコアの測り方
Bishop スコアの測り方
Station
3.熟化の方法
頸管熟化の方法
4.子宮収縮薬の基本的な考え方
子宮収縮薬
5.頸管拡張時の母児の評価
母体の評価:器械的頸管熟化・拡張時の母体の評価項目
胎児の評価(胎児心拍数陣痛図):頸管熟化・拡張時の胎児の評価項目
6.子宮収縮薬使用時の母児の評価
母体の評価:子宮収縮薬使用時の母体の評価
胎児の評価(胎児心拍数陣痛図):子宮収縮薬使用時の胎児の評価
7.海外のガイドラインからみた分娩誘発法
頸管熟化と分娩誘発法−日本と諸外国との比較−
各 論
1.熟 化
(1)卵膜剥離
解説:卵膜剥離を行うメリット・デメリット
手技・注意点:卵膜剥離の手技
手技・注意点:禁忌がないかを確認する
【Column】 インフォームドコンセントをとる
(2)吸湿性子宮頸管拡張材(ラミナリア)
解説:ラミナリア桿とは?
手技・注意点①:頸管牽引
手技・注意点②:1本目の入れ方
手技・注意点③:複数本目の入れ方,ガーゼの挿入
【Column】 ラミナリアの抜き方(注意点)
(3)メトロイリンテル
解説:メトロイリンテルとは
解説:最も留意すべきメトロイリンテルの有害事象:臍帯下垂・脱出
解説:子宮内用量40mL以下のメトロイリンテル(ミニメトロ)
解説: 子宮内用量41mL以上のメトロイリンテル(ネオメトロ,フジメトロ,オバタメトロ)
解説: ダブルバルーン(COOK®子宮頸管拡張バルーン,Mハヤシダブルバルーン)
手技:メトロイリンテル挿入前後の評価ポイント
手技:臍帯下垂・脱出を認めた場合の対応
手技:メトロイリンテルの選択と管理
手技:メトロイリンテルの挿入方法
(4)子宮頸管熟化剤(PGE2腟用剤:プロウペス®)
解説:プロスタグランジン(PG)製剤の投与経路による子宮への作用の違い
解説:PGE2腟用剤(プロウペス®)と器械的熟化処置との比較
【Column】 プロウペス® vs 器械拡張(ミニメトロバルーン)
解説:PGE2腟用剤(プロウペス®)使用中に生じた子宮頻収縮
解説:PGE2腟用剤(プロウペス®)の使用中に破水が生じたら?
使用法;PGE2腟用剤(プロウペス®)の挿入方法:
腟内へのプロウペス® 留置の留意点
プロウペス®使用中の様子
【Column】 PGE2腟用剤(プロウペス®)の挿入は医師が実施し,抜去は助産師・看護師でも可能
【Column】 プロウペス® vs 器械拡張(ミニメトロバルーン)どちらが経腟分娩に至る?② −経産婦の場合−
【Memo】 プロスタグランジンE2腟用剤承認までの道のり
2.子宮収縮
(1)破 膜
解説:人工破膜による陣痛促進の機序
手技,注意点:人工破膜の手技
手技,注意点:注射針を用いた方法
(2)オキシトシン
解説:投与前の要約・適応・禁忌の確認
投与法,注意点:オキシトシンの投与法
【Memo】 Hollander 仮説は正しいか?
(3)プロスタグランジンF2α(PGF2α)
解説と投与法,注意点:使用法
解説と投与法,注意点:禁 忌
【Memo】 プロスタグランジン製剤
(4)プロスタグランジンE2(PGE2)経口剤
解説:分娩時にプロスタグランジンE2(PGE2)およびプロスタグランジンF2α(PGF2α)産生が増加する
投与法,注意点:PGE2錠による陣痛誘発・促進時の留意点
【Memo】 分娩誘発・促進と子宮破裂
Q&A
プロスタグランジン製剤を用いた海外での分娩誘発の状況は?
臨床使用されているプロスタグランジン製剤の種類と特徴
プロウペス®を用いた計画分娩(社会的適応について)は?
社会的適応の計画分娩
プロウペス®を用いた破水症例の頸管熟化・誘発法は?
破水による合併症の除外と胎児のwell-beingを評価した後に,プロウペス®
を使用する
プロウペス®を用いた予定日超過の頸管熟化・誘発法は?
分娩誘発時期設定後,母体・胎児の状態を評価し,プロウペス®による頸管熟化を開始する
【Column】 前期破水とプロウペス® - 薬剤の特性を理解して用いる-
【Column】 プロウペス® って安全なの?
無痛分娩時の分娩誘発①
計画無痛分娩の管理法は?(聖母病院)
無痛分娩時の分娩誘発②
計画無痛分娩の管理法は? ②
計画無痛分娩における入院後の予定例
無痛分娩時の陣痛促進①
自然陣痛から始める無痛分娩の管理法(順天堂医院)
無痛分娩時の陣痛促進②
自然陣痛から始める無痛分娩の管理法は?(愛育病院)
【Memo】無痛分娩の話題
死産分娩における無痛分娩の管理法は?
患者への医療費の説明が重要である
過強陣痛に対するrapid tocolysis は?
分娩経過中に遷延一過性徐脈を認めた場合にrapid tocolysisを行うか?
超緊急帝王切開時の注意点は?
帝王切開術の緊急度を共有する!
予定日超過での分娩誘発法の実際は?
ミニメトロ使用例
計画分娩(社会的適応について)
社会的適応による分娩誘発とは?
破水例で頸管熟化しない場合は?(待機的管理)
児がwell-being で妊婦希望の場合,24時間ほどの待機は許容される
【Memo】 ガイドラインの落とし穴
破水例で頸管熟化しない場合は?(積極的管理)
子宮頸管熟化の状況が分娩成功のカギとなる
子宮収縮薬のスイッチ
オキシトシン⇔プロスタグランジンF2α(PGF2α)
早産のときはどういう分娩誘発を行いますか? ①
早産期の分娩誘発のフローチャート(昭和大学病院)
早産のときはどういう分娩誘発を行いますか? ②
早産分娩方法選択のフローチャート(愛育病院)
死産における頸管熟化の処置は?
妊娠22週までのプレグランディン®,22週以降のオキシトシン
産後出血時の子宮収縮薬やバルーンの使い方は?
産後出血時の子宮収縮薬の使い方は?
双手圧迫を併用した子宮内バルーンタンポナーデによる出血点の圧迫
1.頸管熟化のメカニズム
(1)頸管のしくみ
解剖学的理解:非妊娠時と妊娠末期の子宮の部位の変化
機能的理解:妊娠初期の頸管リモデリング
(2)妊娠中の頸管の変化
1st,2nd trimester:頸管の経腟超音波所見
3rd trimester;コラーゲン線維:妊娠中の頸管コラーゲン線維の変化
3rd trimester;炎症細胞,プロゲステロン:プロゲステロンと子宮収縮の関係
(3)分娩時期の頸管熟化
分娩時期の子宮筋・頸管の変化
内分泌からみた機序:分娩時期のプロスタグランジンとオキシトシン
免疫からみた機序:炎症性サイトカインの関与
破水・感染からみた機序:卵膜破綻に関与する要因
器械的刺激からみた機序:子宮頸管への伸展刺激
2.Bishop スコア
(1)そもそもBishop スコアとは
そもそもBishop スコアとは
(2)Bishop スコアの測り方
Bishop スコアの測り方
Station
3.熟化の方法
頸管熟化の方法
4.子宮収縮薬の基本的な考え方
子宮収縮薬
5.頸管拡張時の母児の評価
母体の評価:器械的頸管熟化・拡張時の母体の評価項目
胎児の評価(胎児心拍数陣痛図):頸管熟化・拡張時の胎児の評価項目
6.子宮収縮薬使用時の母児の評価
母体の評価:子宮収縮薬使用時の母体の評価
胎児の評価(胎児心拍数陣痛図):子宮収縮薬使用時の胎児の評価
7.海外のガイドラインからみた分娩誘発法
頸管熟化と分娩誘発法−日本と諸外国との比較−
各 論
1.熟 化
(1)卵膜剥離
解説:卵膜剥離を行うメリット・デメリット
手技・注意点:卵膜剥離の手技
手技・注意点:禁忌がないかを確認する
【Column】 インフォームドコンセントをとる
(2)吸湿性子宮頸管拡張材(ラミナリア)
解説:ラミナリア桿とは?
手技・注意点①:頸管牽引
手技・注意点②:1本目の入れ方
手技・注意点③:複数本目の入れ方,ガーゼの挿入
【Column】 ラミナリアの抜き方(注意点)
(3)メトロイリンテル
解説:メトロイリンテルとは
解説:最も留意すべきメトロイリンテルの有害事象:臍帯下垂・脱出
解説:子宮内用量40mL以下のメトロイリンテル(ミニメトロ)
解説: 子宮内用量41mL以上のメトロイリンテル(ネオメトロ,フジメトロ,オバタメトロ)
解説: ダブルバルーン(COOK®子宮頸管拡張バルーン,Mハヤシダブルバルーン)
手技:メトロイリンテル挿入前後の評価ポイント
手技:臍帯下垂・脱出を認めた場合の対応
手技:メトロイリンテルの選択と管理
手技:メトロイリンテルの挿入方法
(4)子宮頸管熟化剤(PGE2腟用剤:プロウペス®)
解説:プロスタグランジン(PG)製剤の投与経路による子宮への作用の違い
解説:PGE2腟用剤(プロウペス®)と器械的熟化処置との比較
【Column】 プロウペス® vs 器械拡張(ミニメトロバルーン)
解説:PGE2腟用剤(プロウペス®)使用中に生じた子宮頻収縮
解説:PGE2腟用剤(プロウペス®)の使用中に破水が生じたら?
使用法;PGE2腟用剤(プロウペス®)の挿入方法:
腟内へのプロウペス® 留置の留意点
プロウペス®使用中の様子
【Column】 PGE2腟用剤(プロウペス®)の挿入は医師が実施し,抜去は助産師・看護師でも可能
【Column】 プロウペス® vs 器械拡張(ミニメトロバルーン)どちらが経腟分娩に至る?② −経産婦の場合−
【Memo】 プロスタグランジンE2腟用剤承認までの道のり
2.子宮収縮
(1)破 膜
解説:人工破膜による陣痛促進の機序
手技,注意点:人工破膜の手技
手技,注意点:注射針を用いた方法
(2)オキシトシン
解説:投与前の要約・適応・禁忌の確認
投与法,注意点:オキシトシンの投与法
【Memo】 Hollander 仮説は正しいか?
(3)プロスタグランジンF2α(PGF2α)
解説と投与法,注意点:使用法
解説と投与法,注意点:禁 忌
【Memo】 プロスタグランジン製剤
(4)プロスタグランジンE2(PGE2)経口剤
解説:分娩時にプロスタグランジンE2(PGE2)およびプロスタグランジンF2α(PGF2α)産生が増加する
投与法,注意点:PGE2錠による陣痛誘発・促進時の留意点
【Memo】 分娩誘発・促進と子宮破裂
Q&A
プロスタグランジン製剤を用いた海外での分娩誘発の状況は?
臨床使用されているプロスタグランジン製剤の種類と特徴
プロウペス®を用いた計画分娩(社会的適応について)は?
社会的適応の計画分娩
プロウペス®を用いた破水症例の頸管熟化・誘発法は?
破水による合併症の除外と胎児のwell-beingを評価した後に,プロウペス®
を使用する
プロウペス®を用いた予定日超過の頸管熟化・誘発法は?
分娩誘発時期設定後,母体・胎児の状態を評価し,プロウペス®による頸管熟化を開始する
【Column】 前期破水とプロウペス® - 薬剤の特性を理解して用いる-
【Column】 プロウペス® って安全なの?
無痛分娩時の分娩誘発①
計画無痛分娩の管理法は?(聖母病院)
無痛分娩時の分娩誘発②
計画無痛分娩の管理法は? ②
計画無痛分娩における入院後の予定例
無痛分娩時の陣痛促進①
自然陣痛から始める無痛分娩の管理法(順天堂医院)
無痛分娩時の陣痛促進②
自然陣痛から始める無痛分娩の管理法は?(愛育病院)
【Memo】無痛分娩の話題
死産分娩における無痛分娩の管理法は?
患者への医療費の説明が重要である
過強陣痛に対するrapid tocolysis は?
分娩経過中に遷延一過性徐脈を認めた場合にrapid tocolysisを行うか?
超緊急帝王切開時の注意点は?
帝王切開術の緊急度を共有する!
予定日超過での分娩誘発法の実際は?
ミニメトロ使用例
計画分娩(社会的適応について)
社会的適応による分娩誘発とは?
破水例で頸管熟化しない場合は?(待機的管理)
児がwell-being で妊婦希望の場合,24時間ほどの待機は許容される
【Memo】 ガイドラインの落とし穴
破水例で頸管熟化しない場合は?(積極的管理)
子宮頸管熟化の状況が分娩成功のカギとなる
子宮収縮薬のスイッチ
オキシトシン⇔プロスタグランジンF2α(PGF2α)
早産のときはどういう分娩誘発を行いますか? ①
早産期の分娩誘発のフローチャート(昭和大学病院)
早産のときはどういう分娩誘発を行いますか? ②
早産分娩方法選択のフローチャート(愛育病院)
死産における頸管熟化の処置は?
妊娠22週までのプレグランディン®,22週以降のオキシトシン
産後出血時の子宮収縮薬やバルーンの使い方は?
産後出血時の子宮収縮薬の使い方は?
双手圧迫を併用した子宮内バルーンタンポナーデによる出血点の圧迫
全文表示する
閉じる
頸管熟化のメカニズムから器械的手技,頸管熟化薬の使用法までをビジュアル解説!
経腟分娩に必須である頸管の熟化について産科医,助産師向けに平易に解説。
頸管熟化のメカニズムとその指標であるBishopスコアから,器械的な頸管熟化の方法・手技,および頸管熟化薬の使用法までを,エビデンスに基づき豊富な図表やイラストでビジュアル解説。