パーフェクトマスター脳血管内治療
必須知識のアップデート
第3版
定価 16,500円(税込) (本体15,000円+税)
- B5判 692ページ オールカラー,イラスト100点,写真500点
- 2021年5月17日刊行
- ISBN978-4-7583-1854-9
電子版
序文
第3版 刊行にあたって
改訂第2版発刊から6年が過ぎています。その間に血栓回収術のデバイスは改良され、かつ2015年にはMR CLEAN、ESCAPEなどの報告により急性期血栓回収治療は飛躍的に発展し、またその治療ガイドラインも変更されています。動脈瘤の血管内治療については、フローダイバーターを 中心として多くの新しい器具とその治療成績が報告されてきました。さらに頚動脈用のステントでは末梢塞栓防止を期待できそうなタイプのステントも本邦で臨床使用可能になっています。これらを含め他の各疾患についても多くの進歩がみられ、その結果脳神経血管内治療はますますそのvariationがひろがり以前に比較してより個々の患者さんにあったテーラーメード治療が可能になってきています。いいかえれば、より繊細な血管内治療が行われるようになってきたといえるでしょう。
以前に改訂第2版の刊行にあたって「脳神経血管内治療の進歩は大変速くて、旧版では実情に合わないところや新たな知見が増加してきており、書き換え並びに追加をしなければならないところが多くなりました」と記述させていただいたことが、そっくりそのままこの第3版にも当てはまっております。
器具等の開発はもちろんのことですが、血管内治療の適応範囲が広がってきたことで、大量のかつ種々の臨床知見が報告されてきています。これらは一定の期間毎に整理しておかないと、何が重要であるかがわからなくなることがあります。この点について今回の改訂では大規模研究や多施設共同研究の報告がまとめられており、血管内治療の発展の筋通がよく理解できると考えております。また治療上のピットフォールも当然、多様になってきておりますので、これらも「Technical tips」として本文中にちりばめてあります。
中原一郎先生、太田剛史先生を編者とし、多くの著名な脳血管内治療医が沢山の改訂箇所について、網羅的かつ理解しやすいように執筆されておられます。
日常の診療ならびに知識のアップデートに欠かすことのできない良い書物になっていると思います。是非ご愛読いただけることを期待しております。
2021年4月
康生会武田病院理事・脳卒中センター長
三重大学名誉教授
滝 和郎
------------------------
第3版 序 文
本書の初版が刊行された2010年12月から10年余りが経ちました.この年は北九州市において第26回日本脳神経血管内治療学会(JSNET)学術総会の会長を務めさせていただいたのですが,Enterprise VRD,Hydrocoil,Carotid Wallstent,Filterwire EZやPercuSurge Guardwire,Merci Retrieverなど,脳血管内治療の多くの新たなデバイスが導入された,画期的な年でもありました.初版の冒頭で,脳血管内治療は,脳神経外科,脳血管外科あるいは脳卒中医学におけるsubspecialtyとしての立場を確立しつつあると記しました.10年余を経過した現在,本治療はsubspecialtyではなく,ひとつの治療学としての立場を築きつつあると言えるかもしれません.ウロキナーゼの動注に端を発し,MELT Japanで一定の効果が示唆された脳主幹動脈の再開通療法はガイドラインでグレードAの「行うよう強く勧められる」治療となりました.頚動脈ステント留置術(CAS)は年間10,000例を超える治療が行われており,昨年には,より遠位塞栓を来たしにくいdual layer micromesh stentが導入され,実質的には,本邦における頚動脈外科治療のスタンダードになったと言えます.未破裂脳動脈瘤に対する外科治療の半数以上がすでに血管内治療で行われており,破裂急性期における治療も同様の傾向です.2015年10月に本邦に導入された大・巨大動脈瘤に対するPipelineの実施施設は2021年3月の時点で70施設を超えました.昨年には新たなflow diverterであるFREDが導入され,頭蓋内主幹動脈の長径5mm以上の広頚瘤まで対象が拡大されました.分岐部広頚瘤に対する新たなneck bridge deviceであるPulse Riderに加えて,endosaccular flow alteration deviceであるWEBの導入がはじまっています.硬膜動静脈瘻に対する治療の主体はOnyx TAEを用いた脳血管内治療になりました.脳動静脈奇形に対する外科治療の役割についてはARUBA trialを踏まえ議論がある一方,欧州からはtransvenous embolizationによる根治治療の報告が増えてきました.
このように脳血管内治療が担当する疾患は多種多様です.また,JSNETの会員数は4,000名を超え,専門医数1,589名,指導医402名(2021年4月現在)となり,脳神経外科,脳神経内科,放射線科,救急内科など,複数の基本診療科領域を背景とした,多様性も重視されるsocietyとなっています.このようななかで,脳血管内治療医として身につけなければならない必須知識とはなにか,2021年における標準的な知識はなにかについて,本書を通して示すことができれば幸いです.
本書は,初版以来,臨床,研究,教育と多忙ななか,多くのエキスパートの先生方のご指導,ご高配によってつくりあげられてきました.執筆に携わっていただきました先生方に心より感謝申し上げますとともに,是非とも引き続き,本治療のより一層の普及,発展のためにご指導,ご協力を賜ることができれば幸いに存じます.
2021年4月
藤田医科大学医学部脳卒中科教授
中原 一郎
改訂第2版発刊から6年が過ぎています。その間に血栓回収術のデバイスは改良され、かつ2015年にはMR CLEAN、ESCAPEなどの報告により急性期血栓回収治療は飛躍的に発展し、またその治療ガイドラインも変更されています。動脈瘤の血管内治療については、フローダイバーターを 中心として多くの新しい器具とその治療成績が報告されてきました。さらに頚動脈用のステントでは末梢塞栓防止を期待できそうなタイプのステントも本邦で臨床使用可能になっています。これらを含め他の各疾患についても多くの進歩がみられ、その結果脳神経血管内治療はますますそのvariationがひろがり以前に比較してより個々の患者さんにあったテーラーメード治療が可能になってきています。いいかえれば、より繊細な血管内治療が行われるようになってきたといえるでしょう。
以前に改訂第2版の刊行にあたって「脳神経血管内治療の進歩は大変速くて、旧版では実情に合わないところや新たな知見が増加してきており、書き換え並びに追加をしなければならないところが多くなりました」と記述させていただいたことが、そっくりそのままこの第3版にも当てはまっております。
器具等の開発はもちろんのことですが、血管内治療の適応範囲が広がってきたことで、大量のかつ種々の臨床知見が報告されてきています。これらは一定の期間毎に整理しておかないと、何が重要であるかがわからなくなることがあります。この点について今回の改訂では大規模研究や多施設共同研究の報告がまとめられており、血管内治療の発展の筋通がよく理解できると考えております。また治療上のピットフォールも当然、多様になってきておりますので、これらも「Technical tips」として本文中にちりばめてあります。
中原一郎先生、太田剛史先生を編者とし、多くの著名な脳血管内治療医が沢山の改訂箇所について、網羅的かつ理解しやすいように執筆されておられます。
日常の診療ならびに知識のアップデートに欠かすことのできない良い書物になっていると思います。是非ご愛読いただけることを期待しております。
2021年4月
康生会武田病院理事・脳卒中センター長
三重大学名誉教授
滝 和郎
------------------------
第3版 序 文
本書の初版が刊行された2010年12月から10年余りが経ちました.この年は北九州市において第26回日本脳神経血管内治療学会(JSNET)学術総会の会長を務めさせていただいたのですが,Enterprise VRD,Hydrocoil,Carotid Wallstent,Filterwire EZやPercuSurge Guardwire,Merci Retrieverなど,脳血管内治療の多くの新たなデバイスが導入された,画期的な年でもありました.初版の冒頭で,脳血管内治療は,脳神経外科,脳血管外科あるいは脳卒中医学におけるsubspecialtyとしての立場を確立しつつあると記しました.10年余を経過した現在,本治療はsubspecialtyではなく,ひとつの治療学としての立場を築きつつあると言えるかもしれません.ウロキナーゼの動注に端を発し,MELT Japanで一定の効果が示唆された脳主幹動脈の再開通療法はガイドラインでグレードAの「行うよう強く勧められる」治療となりました.頚動脈ステント留置術(CAS)は年間10,000例を超える治療が行われており,昨年には,より遠位塞栓を来たしにくいdual layer micromesh stentが導入され,実質的には,本邦における頚動脈外科治療のスタンダードになったと言えます.未破裂脳動脈瘤に対する外科治療の半数以上がすでに血管内治療で行われており,破裂急性期における治療も同様の傾向です.2015年10月に本邦に導入された大・巨大動脈瘤に対するPipelineの実施施設は2021年3月の時点で70施設を超えました.昨年には新たなflow diverterであるFREDが導入され,頭蓋内主幹動脈の長径5mm以上の広頚瘤まで対象が拡大されました.分岐部広頚瘤に対する新たなneck bridge deviceであるPulse Riderに加えて,endosaccular flow alteration deviceであるWEBの導入がはじまっています.硬膜動静脈瘻に対する治療の主体はOnyx TAEを用いた脳血管内治療になりました.脳動静脈奇形に対する外科治療の役割についてはARUBA trialを踏まえ議論がある一方,欧州からはtransvenous embolizationによる根治治療の報告が増えてきました.
このように脳血管内治療が担当する疾患は多種多様です.また,JSNETの会員数は4,000名を超え,専門医数1,589名,指導医402名(2021年4月現在)となり,脳神経外科,脳神経内科,放射線科,救急内科など,複数の基本診療科領域を背景とした,多様性も重視されるsocietyとなっています.このようななかで,脳血管内治療医として身につけなければならない必須知識とはなにか,2021年における標準的な知識はなにかについて,本書を通して示すことができれば幸いです.
本書は,初版以来,臨床,研究,教育と多忙ななか,多くのエキスパートの先生方のご指導,ご高配によってつくりあげられてきました.執筆に携わっていただきました先生方に心より感謝申し上げますとともに,是非とも引き続き,本治療のより一層の普及,発展のためにご指導,ご協力を賜ることができれば幸いに存じます.
2021年4月
藤田医科大学医学部脳卒中科教授
中原 一郎
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目次
I 医療倫理とインフォームド・コンセント
職業倫理とインフォームド・コンセント 松本省二
II 血管解剖:治療に必要な血管走行-確実に,正確に理解する-
大動脈弓~頚部 北川直毅
頭蓋底部~頭蓋内 徳山耕平,ほか
III 画像診断:撮る,診る,読む -診断を確実に行うために-
血管造影,CT,MRI 高山勝年,ほか
【Cutting-edge Knowledge】脳動脈瘤治療におけるCFDの役割 庄島正明
超音波診断 山上 宏
SPECT,PET検査 小林英一
IV 脳血管内治療:機器・管理編 -操作を行う前に-
脳血管内治療の術前・術後管理 松本博之
【Cutting-edge Knowledge】抗血小板薬をめぐる話題 松本省二
血管造影装置と放射線防護 安陪等思,ほか
デバイスとセットアップ 鈴木有芽,ほか
【Cutting-edge Knowledge】ハイブリッド手術室と脳血管内治療 菊池隆幸
V 脳血管内治療:手技編 -基本手技はマスターしているか?-
ガイディングカテーテルの基本手技 林 健太郎
【Cutting-edge Knowledge】Snuffbox approach:新しい遠位橈骨動脈(snuffbox) カニュレーション法を用いた脳血管内治療 入江恵子,ほか
【Technical Tips】穿刺部合併症とトラブルシューティング 大石英則
マイクロカテーテルの基本手技 江頭裕介,ほか
デタッチャブルコイルの基本手技 中澤和智
【Cutting-edge Knowledge】Hydrogel coilの海外データと本邦データ 入佐 剛,ほか
【Technical Tips】迷入コイルの回収:standardとvariation 大石英則
ネックブリッジステントの基本手技 大田 元
【Technical Tips】ネックブリッジステントの滑落とトラブルシューティング五味正憲,ほか
再開通デバイスの基本手技 太田圭祐
VI 疾患の特性と実際の治療法 -基本手技の応用編-
脳動脈瘤:破裂脳動脈瘤に対する瘤内塞栓術 大石英則
脳動脈瘤:未破裂脳動脈瘤に対する瘤内塞栓術 廣畑 優,ほか
【Cutting-edge Knowledge】脳動脈瘤コイル塞栓促進用補綴材PulseRider 滝 和郎,ほか
【Cutting-edge Knowledge】新しい瘤内塞栓器具WEB 滝 和郎,ほか
【Cutting-edge Knowledge】Fetal type PcomAが動脈瘤のドームより分岐している症例に対する瘤内塞栓術 廣畑 優,ほか
脳動脈瘤:大・巨大脳動脈瘤に対する治療戦略 佐藤 徹
【Cutting-edge Knowledge】脳 動脈瘤に対するフローダイバーター治療の現況と新規デバイス 大石英則
【Cutting-edge Knowledge】新しいフローダイバーターの登場:FRED & FRED Jr. 陶山謙一郎,ほか
脳動脈瘤:解離性脳動脈瘤の血管内治療 寺門利継,ほか
【Cutting-edge Knowledge】頭蓋内内頚動脈解離に対する血管内治療 藤森健司,ほか
脳動静脈奇形:血管内治療のための知っておくべき基礎知識 中原一郎,ほか
脳動静脈奇形:NBCA 盛岡 潤,ほか
脳動静脈奇形:Onyx 石井 暁
【Cutting-edge Knowledge】脳動静脈奇形の経静脈的塞栓術:海外の動向と今後の展望 増尾 修
脳動静脈奇形:ガンマナイフ治療からの視点 河島真理子
【Cutting-edge Knowledge】脳動静脈奇形:孤発性AVMの遺伝子変異と内科的治療の可能性 太田貴裕
頭蓋内硬膜動静脈瘻 清末一路,ほか
【Cutting-edge Knowledge】硬膜動静脈瘻に対する経動脈的塞栓術:Onyxの適応拡大 桒原聖典,ほか
【Cutting-edge Knowledge】硬 膜動静脈瘻に対するsinus protectionを併用した経動脈的塞栓術 津本智幸,ほか
【Cutting-edge Knowledge】頭蓋頚椎移行部動静脈瘻:最新の知見 平松匡文
脊髄脊椎疾患 平松久弥,ほか
【Cutting-edge Knowledge】胸 腰椎部の動静脈瘻の鑑別:硬膜動静脈瘻と硬膜外動静脈瘻 清末一路,ほか
頚動脈狭窄症に対するステント留置術 吉村紳一
【Technical Tips】C AS中のガイドワイヤー穿孔とトラブルシューティング 渡邉定克,ほか
【Technical Tips】C AS後のin-stent plaque prolapseとその対策 田邉 淳,ほか
【Cutting-edge Knowledge】CASの新たなステント 滝 和郎,ほか
【Cutting-edge Knowledge】頚動脈プラークイメージングupdate 小林英一
【Cutting-edge Knowledge】過灌流症候群予防のためのstaged CASの試み 江頭裕介,ほか
椎骨動脈起始部・鎖骨下動脈狭窄症 松原俊二
頭蓋内動脈狭窄症 石橋良太
急性脳血管閉塞 近藤竜史
【Cutting-edge Knowledge】再開通療法の複合治療のバリエーション 大島共貴
【Cutting-edge Knowledge】急性期血行再建術におけるAdvanced imaging 太田剛史
脳静脈洞閉塞症 鹿毛淳史,ほか
脳腫瘍に対する血管内治療 秋山恭彦
外傷性疾患と頭頚部病変 田中美千裕
【Cutting-edge Knowledge】慢性硬膜下血腫に対する中硬膜動脈塞栓術 須山嘉雄
先天奇形・小児脳神経疾患の脳血管内治療 石黒友也,ほか
【Cutting-edge Knowledge】血管奇形と血管腫 石黒友也,ほか
職業倫理とインフォームド・コンセント 松本省二
II 血管解剖:治療に必要な血管走行-確実に,正確に理解する-
大動脈弓~頚部 北川直毅
頭蓋底部~頭蓋内 徳山耕平,ほか
III 画像診断:撮る,診る,読む -診断を確実に行うために-
血管造影,CT,MRI 高山勝年,ほか
【Cutting-edge Knowledge】脳動脈瘤治療におけるCFDの役割 庄島正明
超音波診断 山上 宏
SPECT,PET検査 小林英一
IV 脳血管内治療:機器・管理編 -操作を行う前に-
脳血管内治療の術前・術後管理 松本博之
【Cutting-edge Knowledge】抗血小板薬をめぐる話題 松本省二
血管造影装置と放射線防護 安陪等思,ほか
デバイスとセットアップ 鈴木有芽,ほか
【Cutting-edge Knowledge】ハイブリッド手術室と脳血管内治療 菊池隆幸
V 脳血管内治療:手技編 -基本手技はマスターしているか?-
ガイディングカテーテルの基本手技 林 健太郎
【Cutting-edge Knowledge】Snuffbox approach:新しい遠位橈骨動脈(snuffbox) カニュレーション法を用いた脳血管内治療 入江恵子,ほか
【Technical Tips】穿刺部合併症とトラブルシューティング 大石英則
マイクロカテーテルの基本手技 江頭裕介,ほか
デタッチャブルコイルの基本手技 中澤和智
【Cutting-edge Knowledge】Hydrogel coilの海外データと本邦データ 入佐 剛,ほか
【Technical Tips】迷入コイルの回収:standardとvariation 大石英則
ネックブリッジステントの基本手技 大田 元
【Technical Tips】ネックブリッジステントの滑落とトラブルシューティング五味正憲,ほか
再開通デバイスの基本手技 太田圭祐
VI 疾患の特性と実際の治療法 -基本手技の応用編-
脳動脈瘤:破裂脳動脈瘤に対する瘤内塞栓術 大石英則
脳動脈瘤:未破裂脳動脈瘤に対する瘤内塞栓術 廣畑 優,ほか
【Cutting-edge Knowledge】脳動脈瘤コイル塞栓促進用補綴材PulseRider 滝 和郎,ほか
【Cutting-edge Knowledge】新しい瘤内塞栓器具WEB 滝 和郎,ほか
【Cutting-edge Knowledge】Fetal type PcomAが動脈瘤のドームより分岐している症例に対する瘤内塞栓術 廣畑 優,ほか
脳動脈瘤:大・巨大脳動脈瘤に対する治療戦略 佐藤 徹
【Cutting-edge Knowledge】脳 動脈瘤に対するフローダイバーター治療の現況と新規デバイス 大石英則
【Cutting-edge Knowledge】新しいフローダイバーターの登場:FRED & FRED Jr. 陶山謙一郎,ほか
脳動脈瘤:解離性脳動脈瘤の血管内治療 寺門利継,ほか
【Cutting-edge Knowledge】頭蓋内内頚動脈解離に対する血管内治療 藤森健司,ほか
脳動静脈奇形:血管内治療のための知っておくべき基礎知識 中原一郎,ほか
脳動静脈奇形:NBCA 盛岡 潤,ほか
脳動静脈奇形:Onyx 石井 暁
【Cutting-edge Knowledge】脳動静脈奇形の経静脈的塞栓術:海外の動向と今後の展望 増尾 修
脳動静脈奇形:ガンマナイフ治療からの視点 河島真理子
【Cutting-edge Knowledge】脳動静脈奇形:孤発性AVMの遺伝子変異と内科的治療の可能性 太田貴裕
頭蓋内硬膜動静脈瘻 清末一路,ほか
【Cutting-edge Knowledge】硬膜動静脈瘻に対する経動脈的塞栓術:Onyxの適応拡大 桒原聖典,ほか
【Cutting-edge Knowledge】硬 膜動静脈瘻に対するsinus protectionを併用した経動脈的塞栓術 津本智幸,ほか
【Cutting-edge Knowledge】頭蓋頚椎移行部動静脈瘻:最新の知見 平松匡文
脊髄脊椎疾患 平松久弥,ほか
【Cutting-edge Knowledge】胸 腰椎部の動静脈瘻の鑑別:硬膜動静脈瘻と硬膜外動静脈瘻 清末一路,ほか
頚動脈狭窄症に対するステント留置術 吉村紳一
【Technical Tips】C AS中のガイドワイヤー穿孔とトラブルシューティング 渡邉定克,ほか
【Technical Tips】C AS後のin-stent plaque prolapseとその対策 田邉 淳,ほか
【Cutting-edge Knowledge】CASの新たなステント 滝 和郎,ほか
【Cutting-edge Knowledge】頚動脈プラークイメージングupdate 小林英一
【Cutting-edge Knowledge】過灌流症候群予防のためのstaged CASの試み 江頭裕介,ほか
椎骨動脈起始部・鎖骨下動脈狭窄症 松原俊二
頭蓋内動脈狭窄症 石橋良太
急性脳血管閉塞 近藤竜史
【Cutting-edge Knowledge】再開通療法の複合治療のバリエーション 大島共貴
【Cutting-edge Knowledge】急性期血行再建術におけるAdvanced imaging 太田剛史
脳静脈洞閉塞症 鹿毛淳史,ほか
脳腫瘍に対する血管内治療 秋山恭彦
外傷性疾患と頭頚部病変 田中美千裕
【Cutting-edge Knowledge】慢性硬膜下血腫に対する中硬膜動脈塞栓術 須山嘉雄
先天奇形・小児脳神経疾患の脳血管内治療 石黒友也,ほか
【Cutting-edge Knowledge】血管奇形と血管腫 石黒友也,ほか
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脳血管内治療の基礎から実際までを網羅した待望の第3版。
進歩が著しい治療技術,機械器具の最新情報を「Cutting-edge Knowledge」として紹介し,また押さえておきたい難しい手技を「Technical tips」で解説。脳血管内治療の専門医を目指す医師の教科書として役立つ書籍となっている。