関節外科
2020年4月増刊号 Vol.39 No.13
整形外科の外傷治療
現状と課題
定価 5,500円(税込) (本体5,000円+税)
- B5判 168ページ
- 2020年3月27日刊行
電子版
目次
■特集:整形外科の外傷治療 -現状と課題- 企画・編集 尾﨑敏文
序文 尾﨑敏文
Ⅰ. 外傷教育の現状と課題
日本骨折治療学会の取り組み 佐藤 徹
はじめに
骨折治療学会主催研修会
学会としての取り組み
終わりに
AOの取り組み 土田芳彦
はじめに
AOの歴史
AOの教育活動
AOコースの特徴
AOのほかの教育手法
AOのlifelong-learning path
AOTrauma Japanの歴史と教育活動の現状
AOTrauma Japan教育活動の課題
終わりに
JABO/OTC Japanの取り組み 野々宮廣章
JABO/OTC Japanについて
JABO研修会について
Travelling Fellowshipについて
JABO/OTC Japan研修会の課題
岡山大学の取り組み 野田知之ほか
はじめに
わが国の整形外傷教育の現状と問題点
岡山大学整形外科外傷グループの歴史とその特徴
われわれの取り組みと課題
今後の課題とまとめ
Ⅱ. 外傷治療システム(外傷センター,レジストリー)の現状と課題
帝京大学医学部附属病院外傷センター 黒住健人
はじめに
帝京大学医学部附属病院外傷センターの現状
大学初の外傷センター
3つのセンターが共存する意義
整形外科と救急科の間で仕事をする意義
手術室の現状
外傷センター施設基準
終わりに
長崎大学病院外傷センター 宮本俊之
はじめに
センターの変化と現状
今後の課題
終わりに
札幌徳洲会病院整形外科外傷センター 倉田佳明
はじめに
当センターの特徴
整形外科外傷センターの設立と変遷
センターの現状
今後の展望と課題
総合南東北病院外傷センターの現状と課題 加藤成隆ほか
はじめに
外傷センターの設立
外傷センターの成長
データベースの構築
脆弱性骨折ネットワーク(FFN)への取り組み
今後の課題
提言
レジストリー(DOTJ) 石井桂輔
DOTJ設立の背景
DOTJ参加施設
DOTJで収集しているデータ
DOTJのデータが示す整形外科外傷治療の現状
DOTJの今後
終わりに
Ⅲ. 脆弱性骨折治療,二次骨折予防の現状と課題
骨粗鬆症性椎体骨折の治療 三原徳満ほか
はじめに
診断
治療
終わりに
大腿骨近位部骨折 重本顕史
はじめに
海外の現状:整形外科と老年病科の共同管理
早期手術
疼痛管理
せん妄の予防と治療
栄養管理
筆者らの施設での多職種が連携した取り組み
終わりに
上腕骨近位部骨折 寺田忠司
はじめに
保存治療
プレート固定法
髄内釘固定法
人工骨頭置換術,人工肩関節置換術
終わりに
橈骨遠位端骨折 安部幸雄
はじめに
手術法
合併症
症例提示
二次骨折の予防
終わりに
二次骨折予防の薬物治療 斎藤 充
はじめに
逐次療法の必要性
骨強度低下の機序
骨粗鬆症治療薬の使い分け
逐次療法を考えるうえで必要な薬剤の知識
終わりに
Ⅳ. 手外傷,開放骨折,術後感染,偽関節治療における現状と課題
手外科領域の外傷:手根骨以遠の骨折・腱損傷 善家雄吉
はじめに
月状骨脱臼・月状骨周囲脱臼
腱の引き抜き損傷
手背部剝脱(デグロービング)損傷
終わりに
重症開放性骨折の現状と課題 前川尚宜
はじめに
重症開放骨折の分類
Gustilo分類Ⅲbに対する治療戦略:どの開放骨折でもfix and flapなのか?
重症開放骨折の治療体制の現状と課題
重症開放骨折治療の課題:コラボレーションでの対応は是か非か?
重症開放骨折治療における教育面での課題
真の重度四肢外傷治療とは?
骨接合後の感染,骨髄炎の治療 圓尾明弘
はじめに
FRIの治療の原則
慢性骨髄炎,感染性偽関節
抗菌薬全身投与
抗菌薬局所投与
症例
終わりに
偽関節治療における現状と課題 依光正則
はじめに
偽関節の要因
偽関節の診断
偽関節の種類
治療
今後の課題
Ⅴ. その他のトピックにおける現状と課題
非定型骨折 王 耀東
非定型「大腿骨」骨折とは
非定型大腿骨骨折の発症高位と力学的発症メカニズム
非定型大腿骨骨折の発症高位別特徴に基づいたサブタイプ分類
非定型大腿骨骨折は難治性骨折なのか?
非定型骨折の特徴を有するその他の骨折
疲労骨折とは
終わりに
病的骨折 松井健太郎ほか
病的骨折診療の現状
病的骨折診療の課題
外傷治療担当医の課題
骨折治癒促進を目指した,臨床へとつなげる基礎研究 新倉隆宏ほか
はじめに
骨折治療は再生医療
骨折治療におけるdiamond concept
骨折治療におけるbiomechanicsとbiology
炭酸ガス経皮吸収
CD34陽性細胞移植
BMP
終わりに
整形外科における人工知能 中原龍一
医学領域における人工知能
実際のAI開発の手順
整形外科領域におけるAI
AI研究と従来法との違い
AI≒深層学習の歴史
AI分野における共有文化の仕組み
AI研究を介した基礎AI研究と臨床AI研究の分離
AIの未来
AIの問題点
序文 尾﨑敏文
Ⅰ. 外傷教育の現状と課題
日本骨折治療学会の取り組み 佐藤 徹
はじめに
骨折治療学会主催研修会
学会としての取り組み
終わりに
AOの取り組み 土田芳彦
はじめに
AOの歴史
AOの教育活動
AOコースの特徴
AOのほかの教育手法
AOのlifelong-learning path
AOTrauma Japanの歴史と教育活動の現状
AOTrauma Japan教育活動の課題
終わりに
JABO/OTC Japanの取り組み 野々宮廣章
JABO/OTC Japanについて
JABO研修会について
Travelling Fellowshipについて
JABO/OTC Japan研修会の課題
岡山大学の取り組み 野田知之ほか
はじめに
わが国の整形外傷教育の現状と問題点
岡山大学整形外科外傷グループの歴史とその特徴
われわれの取り組みと課題
今後の課題とまとめ
Ⅱ. 外傷治療システム(外傷センター,レジストリー)の現状と課題
帝京大学医学部附属病院外傷センター 黒住健人
はじめに
帝京大学医学部附属病院外傷センターの現状
大学初の外傷センター
3つのセンターが共存する意義
整形外科と救急科の間で仕事をする意義
手術室の現状
外傷センター施設基準
終わりに
長崎大学病院外傷センター 宮本俊之
はじめに
センターの変化と現状
今後の課題
終わりに
札幌徳洲会病院整形外科外傷センター 倉田佳明
はじめに
当センターの特徴
整形外科外傷センターの設立と変遷
センターの現状
今後の展望と課題
総合南東北病院外傷センターの現状と課題 加藤成隆ほか
はじめに
外傷センターの設立
外傷センターの成長
データベースの構築
脆弱性骨折ネットワーク(FFN)への取り組み
今後の課題
提言
レジストリー(DOTJ) 石井桂輔
DOTJ設立の背景
DOTJ参加施設
DOTJで収集しているデータ
DOTJのデータが示す整形外科外傷治療の現状
DOTJの今後
終わりに
Ⅲ. 脆弱性骨折治療,二次骨折予防の現状と課題
骨粗鬆症性椎体骨折の治療 三原徳満ほか
はじめに
診断
治療
終わりに
大腿骨近位部骨折 重本顕史
はじめに
海外の現状:整形外科と老年病科の共同管理
早期手術
疼痛管理
せん妄の予防と治療
栄養管理
筆者らの施設での多職種が連携した取り組み
終わりに
上腕骨近位部骨折 寺田忠司
はじめに
保存治療
プレート固定法
髄内釘固定法
人工骨頭置換術,人工肩関節置換術
終わりに
橈骨遠位端骨折 安部幸雄
はじめに
手術法
合併症
症例提示
二次骨折の予防
終わりに
二次骨折予防の薬物治療 斎藤 充
はじめに
逐次療法の必要性
骨強度低下の機序
骨粗鬆症治療薬の使い分け
逐次療法を考えるうえで必要な薬剤の知識
終わりに
Ⅳ. 手外傷,開放骨折,術後感染,偽関節治療における現状と課題
手外科領域の外傷:手根骨以遠の骨折・腱損傷 善家雄吉
はじめに
月状骨脱臼・月状骨周囲脱臼
腱の引き抜き損傷
手背部剝脱(デグロービング)損傷
終わりに
重症開放性骨折の現状と課題 前川尚宜
はじめに
重症開放骨折の分類
Gustilo分類Ⅲbに対する治療戦略:どの開放骨折でもfix and flapなのか?
重症開放骨折の治療体制の現状と課題
重症開放骨折治療の課題:コラボレーションでの対応は是か非か?
重症開放骨折治療における教育面での課題
真の重度四肢外傷治療とは?
骨接合後の感染,骨髄炎の治療 圓尾明弘
はじめに
FRIの治療の原則
慢性骨髄炎,感染性偽関節
抗菌薬全身投与
抗菌薬局所投与
症例
終わりに
偽関節治療における現状と課題 依光正則
はじめに
偽関節の要因
偽関節の診断
偽関節の種類
治療
今後の課題
Ⅴ. その他のトピックにおける現状と課題
非定型骨折 王 耀東
非定型「大腿骨」骨折とは
非定型大腿骨骨折の発症高位と力学的発症メカニズム
非定型大腿骨骨折の発症高位別特徴に基づいたサブタイプ分類
非定型大腿骨骨折は難治性骨折なのか?
非定型骨折の特徴を有するその他の骨折
疲労骨折とは
終わりに
病的骨折 松井健太郎ほか
病的骨折診療の現状
病的骨折診療の課題
外傷治療担当医の課題
骨折治癒促進を目指した,臨床へとつなげる基礎研究 新倉隆宏ほか
はじめに
骨折治療は再生医療
骨折治療におけるdiamond concept
骨折治療におけるbiomechanicsとbiology
炭酸ガス経皮吸収
CD34陽性細胞移植
BMP
終わりに
整形外科における人工知能 中原龍一
医学領域における人工知能
実際のAI開発の手順
整形外科領域におけるAI
AI研究と従来法との違い
AI≒深層学習の歴史
AI分野における共有文化の仕組み
AI研究を介した基礎AI研究と臨床AI研究の分離
AIの未来
AIの問題点
全文表示する
閉じる