Crosslink basic リハビリテーションテキスト
解剖学

定価 6,380円(税込) (本体5,800円+税)
- B5判 432ページ オールカラー,イラスト500点,写真50点
- 2025年3月9日刊行
- ISBN978-4-7583-2271-3
電子版
序文
編集の序
理学療法士(PT),作業療法士(OT),言語聴覚士(ST)などのリハビリテーション医療にかかわるプロフェッショナルを目指す学生にとって,解剖学や生理学といった基礎医学分野の学びは極めて重要であり,そのために役立つ教科書,参考書はこれらの領域の特性を理解し,その特性を活かす趣旨をもったものであることが望ましい。
2022年(令和4年)にこの『Crosslink basic リハビリテーションテキスト』シリーズとして『生理学』が刊行された。その際に,生理学と対をなす『解剖学』の教科書もこのシリーズの中で企画,刊行すべきではないかという意見が出たことがきっかけとなり,本書の企画が始まり,実際の制作へと進んだ次第である。従って,既刊の『生理学』と対をなして,働き(機能)と形(形態)をともに補完し合いながら学ぶことができるようになった。
本書の制作にあたって,リハビリテーション医療にかかわるmedical staff を目指す学生にとって重要な事項,すなわち骨系,筋系,神経系といった運動学と連携する領域を充実させ,加えて体表解剖学も実習や演習で参考になるように工夫して記載した。その他の領域についても国家試験内容を鑑み,必要な事項をコンパクトにまとめ,理解しやすいように学べるようにした。特に意識した点として,文字での説明をできるだけ簡潔にして,その代わりに図や表を多用し,視覚的にも重要事項が押さえられるようにした。また各章に本文の要点としての「POINT」,内容の確認と復習のための演習問題形式の「まとめ」を設け,自己学習も進めやすいように考慮した。
各章の基礎的な解剖学的知識が応用される「臨床的課題」について,それぞれの課題に関するわが国第一級の臨床の専門家の方々にコラムを執筆いただき,学びの知識が応用される臨床現場に触れ,実践を意識しながら学習の意欲がさらに高まるように配慮した。
解剖学は,さまざまな医療系領域において,「必修」科目となる医学系の重要な基盤科目である。医療系のさまざまな国家試験問題をじっくり解析すると,解剖学と生理学の知識と関連した内容が非常に多く,これらの基盤科目をきちんと修めた学生にはその重要性を強く感じる内容であることがわかるであろう。プロフェッショナルとなったときに,そのことがさらに強く感じられることは,第一線の臨床に携わる専門家の言からも明らかである。その「基盤」,「土台」を意識して,興味をもって学んでいけるようにと願って編集・制作にあたった。ご尽力いただいた執筆者の方々は,自信をもってお願いできる第一線の実力者で,その熱意と労に心から感謝を申し上げる。本書が多くの学生の学びにおいて貢献できることを心から願っている。
最後に,本書の企画・編集,制作の全過程にわたって忍耐強く尽力いただき,適切なアドバイス,激励をしてくださったMedical View社編集部の野口真一氏に心から深謝する。
令和7年1月
編集 小澤一史
坂井建雄
飯島典生
理学療法士(PT),作業療法士(OT),言語聴覚士(ST)などのリハビリテーション医療にかかわるプロフェッショナルを目指す学生にとって,解剖学や生理学といった基礎医学分野の学びは極めて重要であり,そのために役立つ教科書,参考書はこれらの領域の特性を理解し,その特性を活かす趣旨をもったものであることが望ましい。
2022年(令和4年)にこの『Crosslink basic リハビリテーションテキスト』シリーズとして『生理学』が刊行された。その際に,生理学と対をなす『解剖学』の教科書もこのシリーズの中で企画,刊行すべきではないかという意見が出たことがきっかけとなり,本書の企画が始まり,実際の制作へと進んだ次第である。従って,既刊の『生理学』と対をなして,働き(機能)と形(形態)をともに補完し合いながら学ぶことができるようになった。
本書の制作にあたって,リハビリテーション医療にかかわるmedical staff を目指す学生にとって重要な事項,すなわち骨系,筋系,神経系といった運動学と連携する領域を充実させ,加えて体表解剖学も実習や演習で参考になるように工夫して記載した。その他の領域についても国家試験内容を鑑み,必要な事項をコンパクトにまとめ,理解しやすいように学べるようにした。特に意識した点として,文字での説明をできるだけ簡潔にして,その代わりに図や表を多用し,視覚的にも重要事項が押さえられるようにした。また各章に本文の要点としての「POINT」,内容の確認と復習のための演習問題形式の「まとめ」を設け,自己学習も進めやすいように考慮した。
各章の基礎的な解剖学的知識が応用される「臨床的課題」について,それぞれの課題に関するわが国第一級の臨床の専門家の方々にコラムを執筆いただき,学びの知識が応用される臨床現場に触れ,実践を意識しながら学習の意欲がさらに高まるように配慮した。
解剖学は,さまざまな医療系領域において,「必修」科目となる医学系の重要な基盤科目である。医療系のさまざまな国家試験問題をじっくり解析すると,解剖学と生理学の知識と関連した内容が非常に多く,これらの基盤科目をきちんと修めた学生にはその重要性を強く感じる内容であることがわかるであろう。プロフェッショナルとなったときに,そのことがさらに強く感じられることは,第一線の臨床に携わる専門家の言からも明らかである。その「基盤」,「土台」を意識して,興味をもって学んでいけるようにと願って編集・制作にあたった。ご尽力いただいた執筆者の方々は,自信をもってお願いできる第一線の実力者で,その熱意と労に心から感謝を申し上げる。本書が多くの学生の学びにおいて貢献できることを心から願っている。
最後に,本書の企画・編集,制作の全過程にわたって忍耐強く尽力いただき,適切なアドバイス,激励をしてくださったMedical View社編集部の野口真一氏に心から深謝する。
令和7年1月
編集 小澤一史
坂井建雄
飯島典生
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目次
第 1 章 解剖学総論 坂井建雄
1 人体解剖を表現するための用語
1基本的な用語
2 それぞれの視点からみた人体
1形からみた人体
2機能からみた人体
3素材からみた人体
4由来からみた人体
第 2 章 骨系(骨格) 影山幾男
1 骨学総論
1骨学の基礎
2 脊柱,胸郭,骨盤
1脊柱
2胸郭と骨盤
3 上肢の骨格
1上肢帯の骨と自由上肢骨
4 下肢の骨格
1下肢帯の骨と自由下肢骨
5 頭蓋骨
1頭蓋
2内頭蓋底,外頭蓋底,副鼻腔
3頭蓋にみられる窩
4泉門
5顎関節の構造と機能
●コラム:大腿骨の形態的特徴と力学的分析 谷田惣亮
第 3 章 関節 荒川高光
1 関節学総論
1不動性の連結
2滑膜性の連結
3関節(滑膜性の連結)の分類
2 脊柱の関節
1椎体間の連結(椎体間関節)
2椎骨間の靱帯結合
3椎間関節
4椎弓間の靱帯結合
5頚椎上端と頭蓋との連結と関係する靱帯
6胸郭の連結
3 上肢の連結
1上肢帯の連結
2自由上肢の連結
4 下肢の連結
1下肢帯の連結
2自由下肢の連結
5 頭蓋骨の関節(連結)
1頭蓋の骨の連結
●コラム:膝関節疾患 大島康史
●コラム:変形性関節症 高橋謙治
●コラム:関節の解剖学的構造と運動の関係 谷田惣亮
第 4 章 筋系
1 総論 坂井建雄
1骨格筋の基本構造
2骨格筋の多様性と名称
3骨格筋の作用
4骨格筋の形状と構築
5生理学的筋断面積
6筋の組織構造
7骨格筋の神経支配
8筋の結合組織
9腱とその補助装置
2 上肢の筋 坂井建雄
1上肢の筋
2胸部浅層の筋
3背部浅層の筋
4肩甲骨周辺の筋
5上腕の筋
6前腕屈側の筋
7前腕伸側の筋
8手掌の筋
3 下肢帯・下肢の筋 小澤一史
1下肢帯筋(骨盤筋または寛骨筋)
2大腿の筋
3下腿の筋
4足の筋
4 頭頚部の筋 小澤一史
1頭部の筋
2頚部の筋
5 胸部の筋 小澤一史
1胸部の筋
6 腹部の筋 小澤一史
1腹部の筋
7 背部の筋 小澤一史
1背部の筋
●コラム:大腰筋の役割と重要性 治郎丸卓三
第 5 章 神経系
1 神経系総論 小澤一史
1神経
2 髄膜,脳室系,血管 小澤一史
1髄膜
2脳室系
3脳の血管分布,支配
3 神経系の発生 飯島典生
1神経板の形成まで
2神経管の形成と発達
4 中枢神経系 小澤一史
1脊髄
2脳幹(延髄,橋,中脳)
3小脳
4間脳
5大脳
●コラム:脳卒中坂本悠記 木村和美
●コラム:パーキンソン病 角田 亘
●コラム:脱髄性疾患 岡本智子
●コラム:神経変性疾患 小澤正和 井口保之
●コラム:脳腫瘍森田明夫
5 末梢神経系(脊髄神経,脳神経,自律神経系) 飯島典生
1末梢神経
2脊髄神経
3自律神経
4脳神経
6 伝導路(上行性,下行性) 飯島典生
1下行性伝導路
2上行性伝導路
●コラム:上位運動ニューロン障害と下位運動ニューロン障害 石井寛高
第 6 章 感覚器系
1 外皮 小澤一史
1皮膚
2皮膚付属器
2 視覚器 飯島典生
1眼球
2眼球周囲の構造
3 聴覚器 飯島典生
1耳の構造
4 平衡感覚器 飯島典生
1卵形嚢,球形嚢,三半規管
5 嗅覚器 飯島典生
1嗅覚
6 味覚器 飯島典生
1味覚
●コラム:メニエール病 櫻井結華
第 7 章 循環器系 樋口 桂
1 循環器系
1血液循環の種類:体循環と肺循環
2リンパ系の概要
3血管の構造
2 心臓の構造
1心臓の位置と形態
2心臓の構造(心房・心室)
3心臓壁の構造
4心臓の血管
5刺激伝導系
3 動脈系
1大動脈の走行と各区分および主要な枝
2頭頚部の動脈系
3上肢の動脈系
4下肢の動脈系
4 静脈系
1動脈と伴行しない静脈系
2全身の静脈系
5 胎児循環
1胎児循環
6 リンパ系
1リンパ系
2リンパ器官
●コラム:急性心筋梗塞と心臓の解剖 池原大烈
●コラム:下肢静脈瘤 細井 温
第 8 章 呼吸器系 松村讓兒
1 呼吸器系の構造と機能
1呼吸器系
2 呼吸器系の構造:気道+呼吸部
1外呼吸
2上気道
3下気道
3 肺の肉眼形態
1肺の形態
2胸膜・横隔膜
4 肺の組織構造
1呼吸部(肺実質:肺胞管・肺胞嚢・肺胞)
第 9 章 消化器系 影山晴秋
1 口腔,食道,胃,十二指腸
1口腔
2食道
3胃
4十二指腸
2 小腸,大腸
1小腸
2大腸
3 肝臓,胆嚢
1肝臓
2胆嚢
4 膵臓,脾臓
1膵臓
2脾臓
5 腹膜,腸間膜
1腹膜,腸間膜など
●コラム:消化管内視鏡検査 岩切勝彦
第 10 章 泌尿器系 松崎利行
1 泌尿器系
1泌尿器系の概要
2 腎臓
1腎臓
3 尿管
1尿管
4 膀胱
1膀胱
5 尿道
1尿道
●コラム:腎不全 石橋賢一
第 11 章 生殖器系 瀧澤俊広
1 生殖器
1生殖器系とは
2男性生殖器
3女性生殖器
●コラム:生殖 小澤一史
第 12 章 内分泌系 千田隆夫
1 内分泌系の総論
1外分泌と内分泌
2ホルモンの化学構造とその合成・分泌機序
3ホルモンの作用機序
2 視床下部-下垂体
1視床下部で合成されるホルモン
2下垂体から分泌されるホルモン
3 松果体
1松果体
4 甲状腺
1甲状腺
5 上皮小体(副甲状腺)
1上皮小体
6 副腎
1副腎
7 膵島(ランゲルハンス島)
1膵島
8 性腺
1性腺
9 消化管
1消化管
10 心臓
1心臓
●コラム:甲状腺疾患軸 薗智雄
●コラム:糖尿病性神経障害 岩﨑泰正
第 13 章 体表解剖学 小澤一史
1 頭頚部,体幹
1頭部の体表解剖
2頚部の体表解剖
3体幹の体表解剖
2 上肢
1上肢の体表解剖
3 下肢
1下肢の体表解剖
1 人体解剖を表現するための用語
1基本的な用語
2 それぞれの視点からみた人体
1形からみた人体
2機能からみた人体
3素材からみた人体
4由来からみた人体
第 2 章 骨系(骨格) 影山幾男
1 骨学総論
1骨学の基礎
2 脊柱,胸郭,骨盤
1脊柱
2胸郭と骨盤
3 上肢の骨格
1上肢帯の骨と自由上肢骨
4 下肢の骨格
1下肢帯の骨と自由下肢骨
5 頭蓋骨
1頭蓋
2内頭蓋底,外頭蓋底,副鼻腔
3頭蓋にみられる窩
4泉門
5顎関節の構造と機能
●コラム:大腿骨の形態的特徴と力学的分析 谷田惣亮
第 3 章 関節 荒川高光
1 関節学総論
1不動性の連結
2滑膜性の連結
3関節(滑膜性の連結)の分類
2 脊柱の関節
1椎体間の連結(椎体間関節)
2椎骨間の靱帯結合
3椎間関節
4椎弓間の靱帯結合
5頚椎上端と頭蓋との連結と関係する靱帯
6胸郭の連結
3 上肢の連結
1上肢帯の連結
2自由上肢の連結
4 下肢の連結
1下肢帯の連結
2自由下肢の連結
5 頭蓋骨の関節(連結)
1頭蓋の骨の連結
●コラム:膝関節疾患 大島康史
●コラム:変形性関節症 高橋謙治
●コラム:関節の解剖学的構造と運動の関係 谷田惣亮
第 4 章 筋系
1 総論 坂井建雄
1骨格筋の基本構造
2骨格筋の多様性と名称
3骨格筋の作用
4骨格筋の形状と構築
5生理学的筋断面積
6筋の組織構造
7骨格筋の神経支配
8筋の結合組織
9腱とその補助装置
2 上肢の筋 坂井建雄
1上肢の筋
2胸部浅層の筋
3背部浅層の筋
4肩甲骨周辺の筋
5上腕の筋
6前腕屈側の筋
7前腕伸側の筋
8手掌の筋
3 下肢帯・下肢の筋 小澤一史
1下肢帯筋(骨盤筋または寛骨筋)
2大腿の筋
3下腿の筋
4足の筋
4 頭頚部の筋 小澤一史
1頭部の筋
2頚部の筋
5 胸部の筋 小澤一史
1胸部の筋
6 腹部の筋 小澤一史
1腹部の筋
7 背部の筋 小澤一史
1背部の筋
●コラム:大腰筋の役割と重要性 治郎丸卓三
第 5 章 神経系
1 神経系総論 小澤一史
1神経
2 髄膜,脳室系,血管 小澤一史
1髄膜
2脳室系
3脳の血管分布,支配
3 神経系の発生 飯島典生
1神経板の形成まで
2神経管の形成と発達
4 中枢神経系 小澤一史
1脊髄
2脳幹(延髄,橋,中脳)
3小脳
4間脳
5大脳
●コラム:脳卒中坂本悠記 木村和美
●コラム:パーキンソン病 角田 亘
●コラム:脱髄性疾患 岡本智子
●コラム:神経変性疾患 小澤正和 井口保之
●コラム:脳腫瘍森田明夫
5 末梢神経系(脊髄神経,脳神経,自律神経系) 飯島典生
1末梢神経
2脊髄神経
3自律神経
4脳神経
6 伝導路(上行性,下行性) 飯島典生
1下行性伝導路
2上行性伝導路
●コラム:上位運動ニューロン障害と下位運動ニューロン障害 石井寛高
第 6 章 感覚器系
1 外皮 小澤一史
1皮膚
2皮膚付属器
2 視覚器 飯島典生
1眼球
2眼球周囲の構造
3 聴覚器 飯島典生
1耳の構造
4 平衡感覚器 飯島典生
1卵形嚢,球形嚢,三半規管
5 嗅覚器 飯島典生
1嗅覚
6 味覚器 飯島典生
1味覚
●コラム:メニエール病 櫻井結華
第 7 章 循環器系 樋口 桂
1 循環器系
1血液循環の種類:体循環と肺循環
2リンパ系の概要
3血管の構造
2 心臓の構造
1心臓の位置と形態
2心臓の構造(心房・心室)
3心臓壁の構造
4心臓の血管
5刺激伝導系
3 動脈系
1大動脈の走行と各区分および主要な枝
2頭頚部の動脈系
3上肢の動脈系
4下肢の動脈系
4 静脈系
1動脈と伴行しない静脈系
2全身の静脈系
5 胎児循環
1胎児循環
6 リンパ系
1リンパ系
2リンパ器官
●コラム:急性心筋梗塞と心臓の解剖 池原大烈
●コラム:下肢静脈瘤 細井 温
第 8 章 呼吸器系 松村讓兒
1 呼吸器系の構造と機能
1呼吸器系
2 呼吸器系の構造:気道+呼吸部
1外呼吸
2上気道
3下気道
3 肺の肉眼形態
1肺の形態
2胸膜・横隔膜
4 肺の組織構造
1呼吸部(肺実質:肺胞管・肺胞嚢・肺胞)
第 9 章 消化器系 影山晴秋
1 口腔,食道,胃,十二指腸
1口腔
2食道
3胃
4十二指腸
2 小腸,大腸
1小腸
2大腸
3 肝臓,胆嚢
1肝臓
2胆嚢
4 膵臓,脾臓
1膵臓
2脾臓
5 腹膜,腸間膜
1腹膜,腸間膜など
●コラム:消化管内視鏡検査 岩切勝彦
第 10 章 泌尿器系 松崎利行
1 泌尿器系
1泌尿器系の概要
2 腎臓
1腎臓
3 尿管
1尿管
4 膀胱
1膀胱
5 尿道
1尿道
●コラム:腎不全 石橋賢一
第 11 章 生殖器系 瀧澤俊広
1 生殖器
1生殖器系とは
2男性生殖器
3女性生殖器
●コラム:生殖 小澤一史
第 12 章 内分泌系 千田隆夫
1 内分泌系の総論
1外分泌と内分泌
2ホルモンの化学構造とその合成・分泌機序
3ホルモンの作用機序
2 視床下部-下垂体
1視床下部で合成されるホルモン
2下垂体から分泌されるホルモン
3 松果体
1松果体
4 甲状腺
1甲状腺
5 上皮小体(副甲状腺)
1上皮小体
6 副腎
1副腎
7 膵島(ランゲルハンス島)
1膵島
8 性腺
1性腺
9 消化管
1消化管
10 心臓
1心臓
●コラム:甲状腺疾患軸 薗智雄
●コラム:糖尿病性神経障害 岩﨑泰正
第 13 章 体表解剖学 小澤一史
1 頭頚部,体幹
1頭部の体表解剖
2頚部の体表解剖
3体幹の体表解剖
2 上肢
1上肢の体表解剖
3 下肢
1下肢の体表解剖
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解剖学と臨床を関連づけて学べる,他にない解剖学テキスト。解説に沿って多数のイラストを掲載
Crosslink basicテキストシリーズのコンセプトに基づき,解剖学について噛み砕いた表現で詳しく解説する本文とともに,解説に沿ったイラストを多数掲載して,図をもとに理解できる紙面とする。
各見出しごとの「POINT」で本文の要点をつかむことができ,またコラム「用語解説」や「補足」,「学習の要点」,「実践!臨床に役立つアドバイス」を通じて,知識が深められるようになっている。特に本書『解剖学』では「臨床に役立つアドバイス」において,第一線で活躍する医師による臨床内容を多数盛り込み,解剖学と臨床をつないで理解を膨らませられるようになっており,他にない解剖学テキストとして特色を打ち出している。