- 新刊
- 脳神経外科
エッセンシャル頭蓋底外科
[Web動画付]
イラストとビデオで学ぶ頭蓋底中心部腫瘍の手術
![エッセンシャル頭蓋底外科[Web動画付]](../database/cover_image/book/X/ISBN978-4-7583-1858-7.jpg)
定価 19,800円(税込) (本体18,000円+税)
- A4判 440ページ オールカラー,イラスト400点,写真800点
- 2025年3月3日刊行
- ISBN978-4-7583-1858-7
電子版
序文
序
過去40年近く,頭蓋底中心部腫瘍840例(床突起髄膜腫102,錐体斜台髄膜腫92,鞍結節髄膜腫68,海綿静脈洞髄膜腫84,聴神経腫瘍302,頭蓋咽頭腫67,眼窩内腫瘍125)に対する全国一の手術数,破裂/ 未破裂動脈瘤4000 例,多くの顔面痙攣,三叉神経痛手術等を基に“手術の上手な脳神経外科専門医”を数多く育成しました.当科の宮原宏輔,谷野慎の両部長や,本書の推薦状を頂いたほどがや脳神経外科クリニック院長の日暮雅一先生,脳神経外科東横浜病院副院長の郭樟吾先生がその代表です.長年,私自身が描いて保管していたイラストと頭蓋底手術ビデオを組み合わせ470GB HDDや70GB USBを編集し,個人的に親しい脳外科の教授や友人に提供してきて好評でした.しかし一方では,あまりに膨大で纏まりがなくて学習しきれないとの御指摘もありました.
この度,日暮先生の勧めでメジカルビュー社の安原範生氏に構成をお願いし“電子媒体では表現出来ない内容を解り易く”を目標に本書を編集しました.各腫瘍に対応した総論での詳細な解説と文献と“エッセンシャルな症例提示”が特徴です.更なる補強学習のための補充症例を別ページに追加しました.各コマのビデオの出だし画面にQRコードを付け,各コマ15秒,1症例数分〜数10分,イラスト説明はビデオの進行に合わせて豊富に挿入したので,イラストだけで手術の流れが素人にも理解出来ます.“術者自身が手術直後に描いたイラスト”には,たとえそれに乱雑なメモが書いてあっても,手術を見ていない画家が綺麗に描いた絵では表現できない真実味と臨場感が有ります.術中写真にはICA,Ⅲrd CNなどの略語や解説も豊富に入れ,症例はその特徴に始まり,MRIなどの術前後情報,経過,結果,結論には筆者の哲学も多く述べました.原資料の頭蓋底中心部腫瘍840 例には多くの根治例がある一方,手術死亡が1 例だけ(頭蓋咽頭腫original case No.27)あり,少ないながらも術者の思惑通りにならなかった例があります.不良な経過を辿った症例の方が一層教育的と考えたので,経過不良例は原則的に全て編入して問題点を論じました.
専門医試験準備中の脳神経外科医は勿論,その指導者や,ナース,コメディカル,メディカル・イラストレーター,医療行政従事者や医療ジャーナリストの方にも理解頂けるように筆者の哲学的“随筆”も紹介してあります.医学生や研修医向けと考えていた“図解—脳神経外科局所解剖診断学”は内容が非常に濃くなったので,脳神経系に興味のある医師全てにとって読み応えがあるものとなりました.随筆集と局所解剖診断学は付録として凝縮しました.Power Pointにして約32GBのvolumeの殆どを占める動画を全てQRコードで読み取れるようにしました.難しい領域と思われがちな頭蓋底外科手術の真の魅力と他領域への応用の広さを知るにつれて,楽しく充実して実践的な教育コンテンツになると確信しています.なお個人情報保護に努め,スナップ写真は全て患者さんの許可を得てあります.ビデオに登場する当科のスタッフの実名もすべて本人の了解を得たものです.最後に,資料集めに絶大な協力を頂いた鈴木千恵子さんをはじめメディカル・アシスタントの方々にも,改めて感謝申し上げます.
2025年 新年
横浜医療センター脳神経外科 顧問
藤津和彦
--------------------
推薦のことば
本書は私こと日暮雅一が本格的に脳神経外科医としての手術の修練を受けた恩師 藤津和彦
先生の歴史であり,同時に日本の脳神経外科の基礎,顕微鏡手術,頭蓋底手術発展の歴史そのものです.藤津先生が東京大学を卒業し,横浜市立大学を経て横浜医療センターで行なった頭蓋底腫瘍手術を疾患別にまとめたものです.手術は常に状況がダイナミックに変化するので,「この局面どう対処しよう」という難問が突発します.藤津先生は反射的−本能的且つ即座に判断−実行−解決されます.人間は困難に直面した時にその人の真の資質が分かると言われますが,藤津先生と手術をしていると,その卓越した技量を目の当たりにすることが出来ました.医師,とりわけ人の知的機能の中枢である脳を扱う脳神経外科医は,それに必要な手術手技の獲得だけではなく,機器の改良−開発,医療協力者の教育,さらにはその内容を哲学とEBMに沿った科学的な論文で記録するという多面的な活動が求められます.古くは,肉眼で脳を扱う外科医の専門集団として脳神経外科が創設され,その後,手術顕微鏡が開発され脳科学の解明とともに脳神経外科顕微鏡手術が発展してきました.−いかに短い時間で,少ない出血で,脳に対して最小限の侵襲で目的を達するか−このように多くの目的を達するような質の高い手術に求められる要素は数限りなくあります.今日,内視鏡−外視鏡−血管内治療−効果的な薬剤−さらにはAI−量子コンピュータ−ロボットへと開発は目まぐるしく進んでいます.
このように進化し続ける医療においても,本書で主題として取り上げる頭蓋底の解剖と,最も困難な領域である頭蓋底の外科手術で開発されてきた顕微鏡手術手技の工夫は,その領域の第一人者である藤津先生の膨大な経験に基づく編集によって永遠に継承されるべき貴重な真理に満ち溢れています.
本書は,頭蓋底外科をリードされている先生方やこれからの頭蓋底外科を担う若手‐ 中堅の脳神経外科医や専門医試験を控えた脳外科医は勿論ですが,さらに幅広く脳神経学者,神経内科医,耳鼻科,眼科,形成外科,ナースやコメディカル,医学生,さらには医療行政や医療ジャーナリズムに携わる方々にも発信できればと考えています.言葉で伝えることが出来ない内容を豊富な美しいイラストと動画で補ってありますので,是非とも手にとってその世界の魅力を体験してみてください.
脳神経外科医であればこの非言語情報を肌で感じて明日からの診療に活かせるでしょうし,人の体を扱うにはこのような研鑽が必要なのだと理解し,担当する患者さんをトータルでケアする責任を担うことの重要性を再認識し,全てにおいて藤津先生の哲学と情熱を感じ取って頂けると確信します.
2025年1月
医療法人社団正念 理事長
ほどがや脳神経外科クリニック 院長
日暮雅一
---------------
推薦のことば
脳神経外科手術手技に関する成書は数多く出版されており,最近では紙媒体にとどまらずSNSやYouTubeなどで手軽に実際の手術を閲覧できる便利な時代になっています.この様な学習ツールは確かに手軽で便利である反面,「なんとなくわかった気がする」,「なんとなくできる気がする」感覚に陥る可能性があり,いざ術者になった時に「こんなはずじゃなかった」や,トラブル時に「こんな事態は想定していなかった」となってしまう危険性があります.なぜなら前述の様なツールを用いて昨今出回っている手術手技に関する情報の大半は都合の良い場面(典型的成功例)だけの切り抜きだからです.同一疾患の手術においても全てが同じような手術内容−手術結果になるとは限らず時には想定外のトラブルに遭遇することもあります.
本書はこれまでの成書とは違って著者である藤津和彦先生の圧倒的に豊富な手術経験を基に,一つの疾患に対して出来るだけ多数の症例を用いて詳細に解説した結果として相当なボリュームとなっています.しかし本当に素晴らしい手術をマスターしたいと願うのであればこれ位の内容は絶対に必要だと私は思います.藤津先生のイラストは単に上手なだけではなく臨場感と躍動感が伴っているので読者はまるで自分が藤津先生の助手をしている様に感情移入できます(勿論,実際の動画もQRコードで同時に閲覧出来るように編集されています).小生は横浜医療センターで約6年間藤津先生の教えを受けることができ,その時期に学んだdiscipline−教示−が今でも役立っています.しかし一方に於いて,私自身が若い先生達に藤津流手術哲学を指導‐ 継承しようとする時にその教示を具現化するツールがなくて困っていた事も事実でした.その点,本書はそのような教育‐ 教訓だけでなく藤津先生の脳神経外科医としての歴史や手術哲学が余すところなく描かれているので,自分自身が外科医として如何にあるべきか(資質)をも問い直すことができます.小生としては本書の原稿となった資料を拝見して“待ってました!!”と感謝−感激しているところです.
本書は頭蓋底外科手術の“虎の巻”であると同時に“脳神経外科哲学書”とも言える作品です.昨今の手術手技に関する成書を読む度に「今後このような成書は決して出版されることはないのではないか」とさえ感じています.真の一流脳神経外科医を目指す先生方にとっては生涯に渡って反復学習できるバイブルであることは間違いありません.そのことは一読なされば直ちに御納得頂けると確信しておりますので私は心から−熱烈に!!−本書を推薦申し上げます.
2025年1月
医療法人社団 のう救会
脳神経外科東横浜病院 副院長
郭 樟吾
過去40年近く,頭蓋底中心部腫瘍840例(床突起髄膜腫102,錐体斜台髄膜腫92,鞍結節髄膜腫68,海綿静脈洞髄膜腫84,聴神経腫瘍302,頭蓋咽頭腫67,眼窩内腫瘍125)に対する全国一の手術数,破裂/ 未破裂動脈瘤4000 例,多くの顔面痙攣,三叉神経痛手術等を基に“手術の上手な脳神経外科専門医”を数多く育成しました.当科の宮原宏輔,谷野慎の両部長や,本書の推薦状を頂いたほどがや脳神経外科クリニック院長の日暮雅一先生,脳神経外科東横浜病院副院長の郭樟吾先生がその代表です.長年,私自身が描いて保管していたイラストと頭蓋底手術ビデオを組み合わせ470GB HDDや70GB USBを編集し,個人的に親しい脳外科の教授や友人に提供してきて好評でした.しかし一方では,あまりに膨大で纏まりがなくて学習しきれないとの御指摘もありました.
この度,日暮先生の勧めでメジカルビュー社の安原範生氏に構成をお願いし“電子媒体では表現出来ない内容を解り易く”を目標に本書を編集しました.各腫瘍に対応した総論での詳細な解説と文献と“エッセンシャルな症例提示”が特徴です.更なる補強学習のための補充症例を別ページに追加しました.各コマのビデオの出だし画面にQRコードを付け,各コマ15秒,1症例数分〜数10分,イラスト説明はビデオの進行に合わせて豊富に挿入したので,イラストだけで手術の流れが素人にも理解出来ます.“術者自身が手術直後に描いたイラスト”には,たとえそれに乱雑なメモが書いてあっても,手術を見ていない画家が綺麗に描いた絵では表現できない真実味と臨場感が有ります.術中写真にはICA,Ⅲrd CNなどの略語や解説も豊富に入れ,症例はその特徴に始まり,MRIなどの術前後情報,経過,結果,結論には筆者の哲学も多く述べました.原資料の頭蓋底中心部腫瘍840 例には多くの根治例がある一方,手術死亡が1 例だけ(頭蓋咽頭腫original case No.27)あり,少ないながらも術者の思惑通りにならなかった例があります.不良な経過を辿った症例の方が一層教育的と考えたので,経過不良例は原則的に全て編入して問題点を論じました.
専門医試験準備中の脳神経外科医は勿論,その指導者や,ナース,コメディカル,メディカル・イラストレーター,医療行政従事者や医療ジャーナリストの方にも理解頂けるように筆者の哲学的“随筆”も紹介してあります.医学生や研修医向けと考えていた“図解—脳神経外科局所解剖診断学”は内容が非常に濃くなったので,脳神経系に興味のある医師全てにとって読み応えがあるものとなりました.随筆集と局所解剖診断学は付録として凝縮しました.Power Pointにして約32GBのvolumeの殆どを占める動画を全てQRコードで読み取れるようにしました.難しい領域と思われがちな頭蓋底外科手術の真の魅力と他領域への応用の広さを知るにつれて,楽しく充実して実践的な教育コンテンツになると確信しています.なお個人情報保護に努め,スナップ写真は全て患者さんの許可を得てあります.ビデオに登場する当科のスタッフの実名もすべて本人の了解を得たものです.最後に,資料集めに絶大な協力を頂いた鈴木千恵子さんをはじめメディカル・アシスタントの方々にも,改めて感謝申し上げます.
2025年 新年
横浜医療センター脳神経外科 顧問
藤津和彦
--------------------
推薦のことば
本書は私こと日暮雅一が本格的に脳神経外科医としての手術の修練を受けた恩師 藤津和彦
先生の歴史であり,同時に日本の脳神経外科の基礎,顕微鏡手術,頭蓋底手術発展の歴史そのものです.藤津先生が東京大学を卒業し,横浜市立大学を経て横浜医療センターで行なった頭蓋底腫瘍手術を疾患別にまとめたものです.手術は常に状況がダイナミックに変化するので,「この局面どう対処しよう」という難問が突発します.藤津先生は反射的−本能的且つ即座に判断−実行−解決されます.人間は困難に直面した時にその人の真の資質が分かると言われますが,藤津先生と手術をしていると,その卓越した技量を目の当たりにすることが出来ました.医師,とりわけ人の知的機能の中枢である脳を扱う脳神経外科医は,それに必要な手術手技の獲得だけではなく,機器の改良−開発,医療協力者の教育,さらにはその内容を哲学とEBMに沿った科学的な論文で記録するという多面的な活動が求められます.古くは,肉眼で脳を扱う外科医の専門集団として脳神経外科が創設され,その後,手術顕微鏡が開発され脳科学の解明とともに脳神経外科顕微鏡手術が発展してきました.−いかに短い時間で,少ない出血で,脳に対して最小限の侵襲で目的を達するか−このように多くの目的を達するような質の高い手術に求められる要素は数限りなくあります.今日,内視鏡−外視鏡−血管内治療−効果的な薬剤−さらにはAI−量子コンピュータ−ロボットへと開発は目まぐるしく進んでいます.
このように進化し続ける医療においても,本書で主題として取り上げる頭蓋底の解剖と,最も困難な領域である頭蓋底の外科手術で開発されてきた顕微鏡手術手技の工夫は,その領域の第一人者である藤津先生の膨大な経験に基づく編集によって永遠に継承されるべき貴重な真理に満ち溢れています.
本書は,頭蓋底外科をリードされている先生方やこれからの頭蓋底外科を担う若手‐ 中堅の脳神経外科医や専門医試験を控えた脳外科医は勿論ですが,さらに幅広く脳神経学者,神経内科医,耳鼻科,眼科,形成外科,ナースやコメディカル,医学生,さらには医療行政や医療ジャーナリズムに携わる方々にも発信できればと考えています.言葉で伝えることが出来ない内容を豊富な美しいイラストと動画で補ってありますので,是非とも手にとってその世界の魅力を体験してみてください.
脳神経外科医であればこの非言語情報を肌で感じて明日からの診療に活かせるでしょうし,人の体を扱うにはこのような研鑽が必要なのだと理解し,担当する患者さんをトータルでケアする責任を担うことの重要性を再認識し,全てにおいて藤津先生の哲学と情熱を感じ取って頂けると確信します.
2025年1月
医療法人社団正念 理事長
ほどがや脳神経外科クリニック 院長
日暮雅一
---------------
推薦のことば
脳神経外科手術手技に関する成書は数多く出版されており,最近では紙媒体にとどまらずSNSやYouTubeなどで手軽に実際の手術を閲覧できる便利な時代になっています.この様な学習ツールは確かに手軽で便利である反面,「なんとなくわかった気がする」,「なんとなくできる気がする」感覚に陥る可能性があり,いざ術者になった時に「こんなはずじゃなかった」や,トラブル時に「こんな事態は想定していなかった」となってしまう危険性があります.なぜなら前述の様なツールを用いて昨今出回っている手術手技に関する情報の大半は都合の良い場面(典型的成功例)だけの切り抜きだからです.同一疾患の手術においても全てが同じような手術内容−手術結果になるとは限らず時には想定外のトラブルに遭遇することもあります.
本書はこれまでの成書とは違って著者である藤津和彦先生の圧倒的に豊富な手術経験を基に,一つの疾患に対して出来るだけ多数の症例を用いて詳細に解説した結果として相当なボリュームとなっています.しかし本当に素晴らしい手術をマスターしたいと願うのであればこれ位の内容は絶対に必要だと私は思います.藤津先生のイラストは単に上手なだけではなく臨場感と躍動感が伴っているので読者はまるで自分が藤津先生の助手をしている様に感情移入できます(勿論,実際の動画もQRコードで同時に閲覧出来るように編集されています).小生は横浜医療センターで約6年間藤津先生の教えを受けることができ,その時期に学んだdiscipline−教示−が今でも役立っています.しかし一方に於いて,私自身が若い先生達に藤津流手術哲学を指導‐ 継承しようとする時にその教示を具現化するツールがなくて困っていた事も事実でした.その点,本書はそのような教育‐ 教訓だけでなく藤津先生の脳神経外科医としての歴史や手術哲学が余すところなく描かれているので,自分自身が外科医として如何にあるべきか(資質)をも問い直すことができます.小生としては本書の原稿となった資料を拝見して“待ってました!!”と感謝−感激しているところです.
本書は頭蓋底外科手術の“虎の巻”であると同時に“脳神経外科哲学書”とも言える作品です.昨今の手術手技に関する成書を読む度に「今後このような成書は決して出版されることはないのではないか」とさえ感じています.真の一流脳神経外科医を目指す先生方にとっては生涯に渡って反復学習できるバイブルであることは間違いありません.そのことは一読なされば直ちに御納得頂けると確信しておりますので私は心から−熱烈に!!−本書を推薦申し上げます.
2025年1月
医療法人社団 のう救会
脳神経外科東横浜病院 副院長
郭 樟吾
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目次
Ⅰ 頭蓋底手術イラスト&ビデオ
2&4 microsurgeryとillustrationの方法
床突起髄膜腫①
床突起髄膜腫②
斜台錐体テント髄膜腫①
斜台錐体テント髄膜腫②:SRT後悪性化1症例,CS侵入2症例
斜台錐体テント髄膜腫③:特殊な3症例
斜台錐体テント髄膜腫④:大きな斜台髄膜腫(脳梗塞合併),すべての要素をもつ症例,および中等大の斜台髄膜腫
鞍結節髄膜腫
海綿静脈洞髄膜腫①
海綿静脈洞髄膜腫②
海綿静脈洞髄膜腫③
海綿静脈洞髄膜腫④
海綿静脈洞髄膜腫⑤
聴神経腫瘍
頭蓋咽頭腫
眼窩内腫瘍①:総論
眼窩内腫瘍②:眼窩内海綿状血管腫(CA)
眼窩内腫瘍③
Ⅱ 補充症例
補充症例① 床突起髄膜腫
補充症例② 床突起髄膜腫
補充症例③ 床突起髄膜腫
補充症例④ 床突起髄膜腫
補充症例⑤ 斜台錐体テント髄膜腫
補充症例⑥ 鞍結節髄膜腫
補充症例⑦ 鞍結節髄膜腫
補充症例⑧ 聴神経腫瘍
補充症例⑨ 聴神経腫瘍
補充症例⑩ 頭蓋咽頭腫
補充症例⑪ 頭蓋咽頭腫
補充症例⑫ 眼窩内腫瘍
Ⅲ 図説 脳神経外科局所解剖診断学
「図説 脳神経外科局所解剖診断学」を著すにあたって
神経症候学の基本的事項
大脳の機能分化とその障害による症候
錐体路と錐体外路および不随意運動
下垂体,視床下部,自律神経,およびテント上血管障害
脳幹,三叉神経,顔面神経,および痛みと不随意運動の外科
Ⅳ 付録:論説集
・論説
巻頭言 “極意”
脳外科医の365日 私の好きなフラメンコギターの1枚
温故創新 私の想う温故創新
温故創新 三国志と師と反面教師
扉 鷹の眼と獅子の心と貴婦人の手
佐野圭司先生の想い出−私の学生時代から振り返って−
横浜市立大学脳神経外科学講座50周年記念に寄せて
・手術 図解
How I Do It 5 症例:Hypervascular frontal falx meningioma
脳室内メニンジオーマ
大孔斜台部髄膜腫
2&4 microsurgeryとillustrationの方法
床突起髄膜腫①
床突起髄膜腫②
斜台錐体テント髄膜腫①
斜台錐体テント髄膜腫②:SRT後悪性化1症例,CS侵入2症例
斜台錐体テント髄膜腫③:特殊な3症例
斜台錐体テント髄膜腫④:大きな斜台髄膜腫(脳梗塞合併),すべての要素をもつ症例,および中等大の斜台髄膜腫
鞍結節髄膜腫
海綿静脈洞髄膜腫①
海綿静脈洞髄膜腫②
海綿静脈洞髄膜腫③
海綿静脈洞髄膜腫④
海綿静脈洞髄膜腫⑤
聴神経腫瘍
頭蓋咽頭腫
眼窩内腫瘍①:総論
眼窩内腫瘍②:眼窩内海綿状血管腫(CA)
眼窩内腫瘍③
Ⅱ 補充症例
補充症例① 床突起髄膜腫
補充症例② 床突起髄膜腫
補充症例③ 床突起髄膜腫
補充症例④ 床突起髄膜腫
補充症例⑤ 斜台錐体テント髄膜腫
補充症例⑥ 鞍結節髄膜腫
補充症例⑦ 鞍結節髄膜腫
補充症例⑧ 聴神経腫瘍
補充症例⑨ 聴神経腫瘍
補充症例⑩ 頭蓋咽頭腫
補充症例⑪ 頭蓋咽頭腫
補充症例⑫ 眼窩内腫瘍
Ⅲ 図説 脳神経外科局所解剖診断学
「図説 脳神経外科局所解剖診断学」を著すにあたって
神経症候学の基本的事項
大脳の機能分化とその障害による症候
錐体路と錐体外路および不随意運動
下垂体,視床下部,自律神経,およびテント上血管障害
脳幹,三叉神経,顔面神経,および痛みと不随意運動の外科
Ⅳ 付録:論説集
・論説
巻頭言 “極意”
脳外科医の365日 私の好きなフラメンコギターの1枚
温故創新 私の想う温故創新
温故創新 三国志と師と反面教師
扉 鷹の眼と獅子の心と貴婦人の手
佐野圭司先生の想い出−私の学生時代から振り返って−
横浜市立大学脳神経外科学講座50周年記念に寄せて
・手術 図解
How I Do It 5 症例:Hypervascular frontal falx meningioma
脳室内メニンジオーマ
大孔斜台部髄膜腫
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約40年のエッセンスを注ぎ込んだ集大成! 頭蓋底外科エキスパートをめざせ!
著者は頭蓋底外科のみならず,日本の脳神経外科手術の黎明期から活躍されてきたエキスパートの一人でであり,手術イラストの第一人者としても脳外科界隈ではその名が知られている。過去40年で頭蓋底部中心部の腫瘍を840症例,破裂・未破裂動脈瘤4,000例の手術を行い,また若手の手術教育に尽力されてきており,その思想と技術のすべてを披露する。本書では,脳神経外科の手術の歴史を知ることができるとともに,決して廃れない手術手技の基本を学ぶことができよう。