柔道整復師 ブルー・ノート 基礎編
定価 6,160円(税込) (本体5,600円+税)
- B5判 456ページ 2色,イラスト300点
- 2013年3月27日刊行
- ISBN978-4-7583-1459-6
序文
監修の序
人のからだは一人一人違いますが,共通する形態・構造と機能を持っています。この共通している構造と機能を学ぶのが解剖学であり生理学です。構造物の限界を超えた力がかかったり,構造や機能に合わない使い方をすると,外傷や障害あるいは疾病につながります。また,こうした外傷や障害あるいは疾病に対処するためには医学の知識が必要になります。
外傷の対応が柔道整復師の本来の業務ですが,現代の高齢社会では介護職やスポーツのトレーナーなど業務が広がっています。大勢の柔道整復師たちが毎年誕生している現実の中でよりよい柔道整復師になるには,より多くの医学知識が求められます。医学知識の基礎になるのが,身体の構造を学ぶ「解剖学」,機能を学ぶ「生理学」です。そして,柔道整復師のためには動きを学ぶ「運動学」が,さらに現代社会に生きる人間には「衛生学・公衆衛生学」,そして関連する「法律」の知識が必要となります。本書は国家試験に対して必要な知識を整理して学びたい人に向けて作られています。
ここで,何のために国家試験があるのかと考えてほしいと思います。けがや病気になって他人に自分の身体をあずけるとき,相手を信用できる証明がほしいと考えます。医師の国家試験,理学療法士の国家試験,診療放射線技師の国家試験などいろいろな業種で試験があります。それぞれ必要だと判断された教育カリキュラムを受講し卒業した者に対し,その業種の役割に応じた知識を学んできたといえるか調べるのが国家試験です。これに受かると資格がもらえます。しかし,現場で人の身体を扱うにはもっともっと経験に裏付けられた知識が必要です。国家試験合格は必要にして最低レベルの保障だということを認識すべきだと思います。
必要にして最低といえども膨大な知識が必要で,何年もの間勉強してきたわけです。この知識を試験に際して必要に応じて説明できるように,苦悩している学生のみなさんには試験合格に向けて自分に合った参考書を見つけることが助けになります。
本書の特徴は『理学療法士・作業療法士 ブルー・ノート』や『診療放射線技師 ブルー・ノート』などメジカルビュー社の国家試験対策の一連の『ブルー・ノート』シリーズに共通するスタイルを踏襲し,若い人たちが好む簡潔な表現に徹し,図表を多用し,コラムを配置して学びやすい工夫がなされていることです。本書を手掛かりに,自分自身のノートになるように勉強してください。そして,合格後も内容を膨らませて使ってください。
2013年2月
平澤泰介
渡會公治
------------------------
編集の序
近年,高齢化やスポーツ愛好家の増加などに伴い,外傷を扱う柔道整復師のニーズはますます高まっている。柔道整復の歴史は他の医療同様古く,武道と結びつくことで独特の発展を遂げ,その医療技術は柔道整復術として現代に継承されている。
平成元年(1989年)に,柔道整復師の資質の向上と教育内容の充実を図る目的で「柔道整復師法」が40有余年ぶりに大改正され,これまでの都道府県知事免許から厚生大臣免許となり,平成5年(1993年)に第1回国家試験が行われた。以来,カリキュラムや国家試験の出題基準の見直しを行いつつ現在に至っている。これらに伴う国家試験出題内容の大きな変化は,必修問題の設定と臨床問題の増加といえよう。本書は,こうした背景を考慮して,柔道整復師の資格取得を目指す学生に特に配慮した内容を心がけた。
内容は,「柔道整復師国家試験出題基準 平成22年版」に準拠している。本書『ブルー・ノート 基礎編』では,国家試験出題科目のうちの「解剖学」,「生理学」,「運動学」,「衛生学・公衆衛生学」,「関係法規」を収めた。姉妹本である『イエロー・ノート 臨床編』と併せて使えば,すべての出題範囲をカバーすることができる。記述はなるべく箇条書きで簡潔に解説し,その分イラストをふんだんに盛り込み,できるだけ視覚的に理解できるように工夫した。また,本文以外にも,国家試験合格のためのポイントなどを記した「One point Advice」,「補足」,専門用語を解説する「用語アラカルト」などといった囲み記事も適宜掲載した。特に平成17年(2005年)から実施されている必修問題についても,過去の出題部分を中心に「必修問題対策」として記載し,本書で必修問題の対策も行えるようになっている。
本書は,国家試験対策としてはもちろんだが,普段の授業のサブテキストとして,また,学内試験対策の参考書としても使用できるし,本書の内容だけでは物足りなくなった読者は欄外の余白に学習内容を書き込むことで,自分だけのオリジナルノートを作ることも可能な構成となっている。
執筆は,柔道整復師育成の教育経験豊富な先生方が行っているので,本書を学ぶことで臨床のための基礎力が身に付くことも想定されている。姉妹本の『イエロー・ノート 臨床編』と併用することで,学生の間のみならず,卒業後の臨床でも十分に役立つ内容と確信している。なお,本書の不備な点については,読者諸氏のご教示をお願いしたい。
発刊にあたり,本書の編集にご尽力いただいたメジカルビュー社スタッフの方々に心から御礼を申し上げたい。
2013年2月
樽本修和
安藤博文
人のからだは一人一人違いますが,共通する形態・構造と機能を持っています。この共通している構造と機能を学ぶのが解剖学であり生理学です。構造物の限界を超えた力がかかったり,構造や機能に合わない使い方をすると,外傷や障害あるいは疾病につながります。また,こうした外傷や障害あるいは疾病に対処するためには医学の知識が必要になります。
外傷の対応が柔道整復師の本来の業務ですが,現代の高齢社会では介護職やスポーツのトレーナーなど業務が広がっています。大勢の柔道整復師たちが毎年誕生している現実の中でよりよい柔道整復師になるには,より多くの医学知識が求められます。医学知識の基礎になるのが,身体の構造を学ぶ「解剖学」,機能を学ぶ「生理学」です。そして,柔道整復師のためには動きを学ぶ「運動学」が,さらに現代社会に生きる人間には「衛生学・公衆衛生学」,そして関連する「法律」の知識が必要となります。本書は国家試験に対して必要な知識を整理して学びたい人に向けて作られています。
ここで,何のために国家試験があるのかと考えてほしいと思います。けがや病気になって他人に自分の身体をあずけるとき,相手を信用できる証明がほしいと考えます。医師の国家試験,理学療法士の国家試験,診療放射線技師の国家試験などいろいろな業種で試験があります。それぞれ必要だと判断された教育カリキュラムを受講し卒業した者に対し,その業種の役割に応じた知識を学んできたといえるか調べるのが国家試験です。これに受かると資格がもらえます。しかし,現場で人の身体を扱うにはもっともっと経験に裏付けられた知識が必要です。国家試験合格は必要にして最低レベルの保障だということを認識すべきだと思います。
必要にして最低といえども膨大な知識が必要で,何年もの間勉強してきたわけです。この知識を試験に際して必要に応じて説明できるように,苦悩している学生のみなさんには試験合格に向けて自分に合った参考書を見つけることが助けになります。
本書の特徴は『理学療法士・作業療法士 ブルー・ノート』や『診療放射線技師 ブルー・ノート』などメジカルビュー社の国家試験対策の一連の『ブルー・ノート』シリーズに共通するスタイルを踏襲し,若い人たちが好む簡潔な表現に徹し,図表を多用し,コラムを配置して学びやすい工夫がなされていることです。本書を手掛かりに,自分自身のノートになるように勉強してください。そして,合格後も内容を膨らませて使ってください。
2013年2月
平澤泰介
渡會公治
------------------------
編集の序
近年,高齢化やスポーツ愛好家の増加などに伴い,外傷を扱う柔道整復師のニーズはますます高まっている。柔道整復の歴史は他の医療同様古く,武道と結びつくことで独特の発展を遂げ,その医療技術は柔道整復術として現代に継承されている。
平成元年(1989年)に,柔道整復師の資質の向上と教育内容の充実を図る目的で「柔道整復師法」が40有余年ぶりに大改正され,これまでの都道府県知事免許から厚生大臣免許となり,平成5年(1993年)に第1回国家試験が行われた。以来,カリキュラムや国家試験の出題基準の見直しを行いつつ現在に至っている。これらに伴う国家試験出題内容の大きな変化は,必修問題の設定と臨床問題の増加といえよう。本書は,こうした背景を考慮して,柔道整復師の資格取得を目指す学生に特に配慮した内容を心がけた。
内容は,「柔道整復師国家試験出題基準 平成22年版」に準拠している。本書『ブルー・ノート 基礎編』では,国家試験出題科目のうちの「解剖学」,「生理学」,「運動学」,「衛生学・公衆衛生学」,「関係法規」を収めた。姉妹本である『イエロー・ノート 臨床編』と併せて使えば,すべての出題範囲をカバーすることができる。記述はなるべく箇条書きで簡潔に解説し,その分イラストをふんだんに盛り込み,できるだけ視覚的に理解できるように工夫した。また,本文以外にも,国家試験合格のためのポイントなどを記した「One point Advice」,「補足」,専門用語を解説する「用語アラカルト」などといった囲み記事も適宜掲載した。特に平成17年(2005年)から実施されている必修問題についても,過去の出題部分を中心に「必修問題対策」として記載し,本書で必修問題の対策も行えるようになっている。
本書は,国家試験対策としてはもちろんだが,普段の授業のサブテキストとして,また,学内試験対策の参考書としても使用できるし,本書の内容だけでは物足りなくなった読者は欄外の余白に学習内容を書き込むことで,自分だけのオリジナルノートを作ることも可能な構成となっている。
執筆は,柔道整復師育成の教育経験豊富な先生方が行っているので,本書を学ぶことで臨床のための基礎力が身に付くことも想定されている。姉妹本の『イエロー・ノート 臨床編』と併用することで,学生の間のみならず,卒業後の臨床でも十分に役立つ内容と確信している。なお,本書の不備な点については,読者諸氏のご教示をお願いしたい。
発刊にあたり,本書の編集にご尽力いただいたメジカルビュー社スタッフの方々に心から御礼を申し上げたい。
2013年2月
樽本修和
安藤博文
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目次
Ⅰ 解剖学
■1 人体解剖学概説
1 解剖学用語
人体の方向と位置を示す用語
人体の区分
身体の各部の名称(区分と細区分)
2 細胞
細胞の形態(生物を構成する形態および機能の最小単位)
3 組織(上皮組織,支持組織,筋組織,神経組織)
上皮組織(表面上皮と腺上皮)
支持組織(結合組織,軟骨組織,骨組織,血液)
筋組織(筋細胞=筋線維)
神経組織
4 ヒトの発生(三胚葉の形成と器官)
細胞分裂
生殖細胞
受精
接合子(受精卵)
胚盤胞
三胚葉の形成
三胚葉と器官形成
5 鰓性器官
咽頭弓とその由来器官
咽頭溝とその由来器官
咽頭嚢
6 胎盤
構成
機能(母体と胎児の物質交換の場)
胎児側の血管
■2 運動器系
1 骨格系総論
骨の形による分類
骨膜
骨の成長
骨髄
骨の発生
2 骨の連結(関節)
関節(狭義の関節/可動性連結:滑膜性の連結)
可動性連結の分類(種類)
靱帯
3 筋学総論
筋の分類
筋の補助装置
4 頭部/頭蓋骨
頭蓋骨
5 頭部/頭部の筋
頭部の筋
6 頚部
表層の筋
舌骨筋群
内側深頚筋群
外側深頚筋群
7 体幹/脊柱
脊柱
8 体幹/胸郭
肋骨
胸骨
9 体幹/背中の筋
背中の筋
10 体幹/胸部の筋
胸部の筋
11 体幹/腹部の筋
腹部の筋
12 体幹/腹部の筋膜とその派生物
腹部の筋膜とその派生物
13 体幹/会陰(浅層)の筋
会陰(浅層)の筋
14 上肢/上肢の骨
上肢の骨
15 上肢/上肢の筋
上肢の筋
16 下肢/下肢の骨
下肢の骨
17 下肢/下肢の筋
下肢の筋
■3 器官と被膜
器官の肉眼構造
体腔と膜
胸膜
縦隔
腹膜
■4 呼吸器系
1 鼻腔
外鼻
鼻腔
2 咽頭
鼻部
口部
喉頭部
咽頭の筋(舌咽神経>迷走神経)
3 喉頭
喉頭の概要
喉頭の軟骨
甲状舌骨膜
喉頭の粘膜
喉頭の筋
4 気管と気管支
気管
気管分岐部
気管支
5 肺
肺葉
外景の区別
気管支の肺内分岐(気管支樹)
肺の上皮
肺区域
■5 消化器系
1 消化管
口腔
咽頭
食道
胃
小腸
大腸(盲腸,結腸,直腸)
2 付属腺
唾液腺
肝臓
膵臓
■6 泌尿器系
1 腎臓
腎臓の外景
腎臓の被膜
腎臓の周囲に位置する器官
腎臓の肉眼的構造(断面)
腎臓の血管
尿生産のための組織学的構造
2 尿管
外景
経過
生理的狭窄部位
組織学的特徴
3 膀胱
膀胱の位置
膀胱の外景
膀胱の内景
膀胱の筋層(平滑筋)
4 尿道
女性の尿道
男性の尿道
■7 生殖器系
1 男性生殖器
精巣(睾丸)
精巣上体
精管,精嚢,射精管
精索
前立腺
尿道球腺
陰嚢
陰茎
尿道
2 女性生殖器
卵巣
卵管
子宮
腟
外生殖器(外陰部)
3 補足
乳房
会陰
■8 内分泌器系
視床下部
下垂体(腺性下垂体と神経性下垂体)
松果体
甲状腺
上皮小体:パラトルモン
副腎
膵臓(膵島=ランゲルハンス島)
性腺
胸腺
その他
■9 循環器系
1 総論
脈管とは
血管の形
血管の肉眼的構造
血管の組織学的構造
2 心膜
漿膜性心膜
線維性心膜
心膜の別称
3 心臓
心臓の外景
心臓の各部と内景
心筋層
栄養血管
刺激伝導系
4 体循環の動脈
冠状動脈
腕頭動脈
総頚動脈(頚動脈三角に注意)
鎖骨下動脈
上肢の動脈
胸大動脈の分枝
腹大動脈の分枝
内腸骨動脈
外腸骨動脈
下肢の動脈
脳の動脈分布
5 体循環の静脈
心臓に直接開口する静脈
門脈
性腺の静脈(精巣静脈,卵巣静脈)
体表の静脈(皮静脈:個体差および側差に富む)
6 胎児の血液循環と生後の遺残物
7 リンパ系
リンパ系の器官
リンパ組織
リンパ節
リンパ管
体液の流れ
静脈角に開口するリンパ本幹
8 脾臓
構造
血管
働き
9 胸腺
経年変化
■10 中枢神経系
1 神経系の概説
神経組織の細胞
中枢神経系・末梢神経系の用語
中枢神経の発生学的経過
髄膜と脳室
2 脊髄
外景
内景:髄質(灰白質),皮質(白質)
3 脳幹(延髄,橋,中脳)
外景
延髄の特徴
橋(背部と底部)の特徴
中脳の特徴
網様体
4 小脳
外景
内景(小脳皮質と髄質)
5 間脳
間脳の区分
内景
6 終脳
終脳の外景
終脳の内景
大脳髄質の神経線維束
7 伝導路
反射路(反射弓)
求心性伝導路(上行性伝導路)
遠心性伝導路(下行性伝導路)
8 脳と脊髄の動脈
脊髄の動脈
脳の動脈
■11 末梢神経系
1 脳神経
嗅神経
視神経
動眼神経
滑車神経
三叉神経
外転神経
顔面神経
内耳神経
舌咽神経
迷走神経
副神経
舌下神経
2 脊髄神経
脊髄神経の全体的特徴
頚神経叢
腕神経叢
胸神経(12対)
腰神経叢
3 自律神経系
特徴
交感神経系
副交感神経系
■12 感覚器系
1 皮膚
組織(表皮・真皮・皮下組織)
皮膚腺
乳房(女性の場合)
角質器
2 深部感覚
筋紡錘
ゴルジの腱器官(腱紡錘)
3 味覚器(舌)
味蕾
味覚の伝導路
4 嗅覚器
鼻粘膜(呼吸部,嗅部)
伝導路
5 視覚器(眼,副眼器)
眼(眼球,視神経)
副眼器(外眼筋,眉,眼瞼,結膜,涙器,眼窩筋膜)
視覚の伝導路
6 平衡聴覚器(外耳,中耳,内耳)
耳の構造
外耳
中耳:鼓室と耳管
内耳
伝導路(実際にはきわめて複雑)
■13 体表で注意すべき(視認または触知し得る)構造物
体表の子午線(縦走する線)
■体表の注意部位
頭
頚
胸
腹
背
会陰
上肢
下肢
神経の圧痛点
拍動の触れる動脈
皮膚の面積割合
Ⅱ 生理学
■1 生理学総論
人体を構成する要素
ホメオスタシス
フィードバック
細胞の構造と機能
生体の物理化学的基礎
体液の区分と組成
酸塩基平衡
■2 血液
成分
血漿
赤血球
白血球
生体防御
止血
血液型
■3 循環
心臓
血管の機能的区分
血圧
リンパ管
循環の神経性調節
循環の体液性調節
循環の局所性調節
■4 呼吸
呼吸器
圧力変化による換気の仕組み
呼吸筋の働き
肺胞内圧と胸膜腔内圧
肺気量と努力肺活量
肺胞換気と死腔
呼吸のための仕事
肺でのガス交換
O2の運搬
CO2の運搬
呼吸調節
■5 栄養と代謝
栄養素
エネルギー代謝
アデノシン三リン酸(ATP)の構造と働き
嫌気的代謝
好気的代謝
吸収期と空腹期
糖質の代謝
脂質の代謝
蛋白質の代謝
エネルギー代謝量の測定
基礎代謝量(BMR)
代謝の変化
■6 消化と吸収
消化器の役割
消化器の構成
消化管運動の種類
消化管各部位の運動
各消化液の特徴
消化液分泌の神経性機序と体液性機序
唾液の分泌機序
胃液の分泌機序
消化
吸収
消化管ホルモン
肝臓の構造
肝臓の機能
胆汁の組成
胆汁の生理作用
胆道系の機能
■7 体温とその調節
体温
熱産生(産熱)
熱放散(放熱)
発汗
放熱時の皮膚血管の役割
温度の受容と調節中枢
体温調節の実際
うつ熱
発熱
気候馴化
■8 尿の生成と排泄
腎臓の機能
腎臓の機能的構造
体液浸透圧の調節
Na+濃度の調節と体液量
酸塩基平衡の調節
尿生成
糸球体濾過
クリアランス
尿細管の再吸収
近位尿細管での再吸収と分泌
ヘンレ係蹄での再吸収
遠位尿細管と集合管での再吸収と分泌
利尿
尿の成分
排尿に関する構造
排尿の機序
■9 内分泌
内分泌系とは
ホルモンの一般的性質
ホルモン分泌の調節
視床下部と下垂体
ホルモンの種類と作用
■10 骨の生理
骨の機能
骨の構造と成分
骨の形成と成長
骨の再吸収と再形成
骨の病気
カルシウム
リン
カルシウム代謝・リン代謝に影響を及ぼす因子
■11 神経
神経系とは
ニューロンの構造と働き
ニューロンの興奮
興奮の伝導
神経線維の種類と性質
興奮の伝達
末梢神経系とは
体性神経系の働き
自律神経系の働き
自律神経系の中枢
自律神経反射
中枢神経系とは
脊髄の機能
脳の概観
脳幹の機能
間脳の機能
小脳の機能
大脳の機能
■12 筋肉の機能
筋の種類
骨格筋の構造と働き
筋収縮の仕組み
筋収縮時のアクチンフィラメントとミオシンフィラメントの働き
等張性収縮と等尺性収縮
単収縮と強縮
筋の長さと張力の関係
筋収縮とATP
ATP供給の仕組み(筋のエネルギー代謝)
熱の発生
骨格筋の種類と特徴
心筋
平滑筋
骨格筋,心筋,平滑筋の特徴
骨格筋の神経支配
骨格筋と腱の感覚受容器
運動調節
■13 感覚の生理
感覚の種類
感覚の特性
特殊感覚の感覚受容器と伝導路
視覚
聴覚
平衡感覚
味覚
嗅覚
皮膚感覚
深部感覚
内臓感覚
■14 生殖
染色体
性決定
性分化
男性生殖器の概要
女性生殖器の概要
性周期
受精・妊娠
分娩
乳汁分泌
Ⅲ 運動学
■1 運動学総論
1 運動の表し方
姿勢と基準面
運動軸と運動の名称
2 身体運動の力学
運動と力
力の合成と分解
力の単位と重量
3 仕事とエネルギー
仕事・エネルギー・運動量
4 てこと身体運動
モーメントとてこ
滑車と輪軸
■2 運動器の構造と機能(筋・骨格系)
骨格筋の構造
骨と軟骨
関節
■3 運動の発現と制御
1 運動感覚
筋紡錘と腱器官
運動感覚とγ調節
2 反射運動
反射とは
反射のいろいろ
3 随意運動
運動の発現と制御
■4 四肢と体幹(脊柱)の運動
1 上肢帯と上肢の運動
上肢帯の構造
肩関節の筋と運動
肘関節・前腕の筋と運動
手関節の筋と運動
手の運動
2 下肢帯と下肢の運動
下肢帯の構造
股関節の筋と運動
殿部の筋
膝関節の筋と運動
足関節と足部の筋と運動
3 体幹(脊柱)の運動
頚椎
胸椎と胸郭
腰椎(骨盤を含む)
■5 姿勢とその制御
1 姿勢と重心
姿勢とは
人体と重心
2 姿勢制御
重心線と安定性
筋活動と重心動揺
■6 歩行
1 正常歩行の基礎
歩行の基本用語
歩行の身体運動
2 歩行の力学と制御
床反力と足底圧
筋活動とエネルギー代謝
3 異常歩行
原因別による異常歩行
■7 運動発達
神経組織の成熟
乳幼児期の運動発達
全身運動
歩行運動
上肢の運動発達
■8 運動学習
学習
運動技能と運動能力
運動技能学習の過程
学習曲線
動機づけ
学習の転移
記憶
Ⅳ 衛生学・公衆衛生学
■1 公衆衛生と健康
1 健康とは
健康とは
2 地域保健
介護保険
地域住民の衛生活動を行う機関
3 疾病予防
第一次予防
第二次予防
第三次予防
4 加齢・生活習慣と疾病
生活習慣病
5 衛生統計
人口統計
6 母子保健
母子保健水準の指標
母子保健行政
7 学校保健
学校保健安全法
学校保健管理,健康状況
8 産業保健
産業保健
労働衛生の管理・対策
9 精神保健
精神保健法
精神疾患者への対応
10 衛生行政
衛生行政機構の概要
11 疫学
調査法
研究法
■2 感染症
1 感染症の概要と感染経路
感染成立の条件
感染源
宿主(感染者)の感受性
感染経路
2 感染症の種類
病原体の分類
感染症の潜伏期と感染経路
感染症法
3 感染症の予防対策
生ワクチン
不活性ワクチン
トキソイド(無毒化毒素)
■3 消毒
消毒の種類
消毒法の種類
■4 環境衛生
1 生活環境
上水
上水道の条件
下水
下水の汚水指標
2 住居
採光
屋内気候
換気
3 環境問題
地球環境と環境破壊
4 公害
公害とは
公害の地域とその原因
5 空気の衛生と大気汚染
空気の成分
空気の異常成分
6 物理的環境要因
温熱の4要素
感覚温度
修正感覚温度
不快指数
7 職業病
職業病(物理的環境因子)
職業病(化学的環境因子)
職業病(作業条件による障害)
Ⅴ 関係法規
■1 柔道整復師法
1 総則・免許・柔道整復師名簿・試験
総則
免許
免許の申請
柔道整復師名簿
柔道整復免許・免許証
免許の取消等
試験
2 業務・施術所・雑則・罰則
業務
診療放射線
守秘義務(法第17条の2)
都道府県知事の指示(第18条,第30条第3項)
施術所
雑則
■2 関係法規
1 総論
法の種類
刑罰
2 医療法
病院
診療所
助産所
地域支援病院
特定機能病院
3 医療従事者の法規
医師法
保健師助産師看護師法
診療放射線技師法
理学療法士及び作業療法士法
薬剤師法
■3 医療面接(問診)
意義
病歴の聴取
■4 医療の安全の確保
1 医療事故の防止
ヒヤリ・ハットの定義
アクシデント
インシデントレポート(医療事故報告)と危機管理(リスクマネージメント)
院内感染防止
2 医療裁判
刑事裁判
民事裁判
■1 人体解剖学概説
1 解剖学用語
人体の方向と位置を示す用語
人体の区分
身体の各部の名称(区分と細区分)
2 細胞
細胞の形態(生物を構成する形態および機能の最小単位)
3 組織(上皮組織,支持組織,筋組織,神経組織)
上皮組織(表面上皮と腺上皮)
支持組織(結合組織,軟骨組織,骨組織,血液)
筋組織(筋細胞=筋線維)
神経組織
4 ヒトの発生(三胚葉の形成と器官)
細胞分裂
生殖細胞
受精
接合子(受精卵)
胚盤胞
三胚葉の形成
三胚葉と器官形成
5 鰓性器官
咽頭弓とその由来器官
咽頭溝とその由来器官
咽頭嚢
6 胎盤
構成
機能(母体と胎児の物質交換の場)
胎児側の血管
■2 運動器系
1 骨格系総論
骨の形による分類
骨膜
骨の成長
骨髄
骨の発生
2 骨の連結(関節)
関節(狭義の関節/可動性連結:滑膜性の連結)
可動性連結の分類(種類)
靱帯
3 筋学総論
筋の分類
筋の補助装置
4 頭部/頭蓋骨
頭蓋骨
5 頭部/頭部の筋
頭部の筋
6 頚部
表層の筋
舌骨筋群
内側深頚筋群
外側深頚筋群
7 体幹/脊柱
脊柱
8 体幹/胸郭
肋骨
胸骨
9 体幹/背中の筋
背中の筋
10 体幹/胸部の筋
胸部の筋
11 体幹/腹部の筋
腹部の筋
12 体幹/腹部の筋膜とその派生物
腹部の筋膜とその派生物
13 体幹/会陰(浅層)の筋
会陰(浅層)の筋
14 上肢/上肢の骨
上肢の骨
15 上肢/上肢の筋
上肢の筋
16 下肢/下肢の骨
下肢の骨
17 下肢/下肢の筋
下肢の筋
■3 器官と被膜
器官の肉眼構造
体腔と膜
胸膜
縦隔
腹膜
■4 呼吸器系
1 鼻腔
外鼻
鼻腔
2 咽頭
鼻部
口部
喉頭部
咽頭の筋(舌咽神経>迷走神経)
3 喉頭
喉頭の概要
喉頭の軟骨
甲状舌骨膜
喉頭の粘膜
喉頭の筋
4 気管と気管支
気管
気管分岐部
気管支
5 肺
肺葉
外景の区別
気管支の肺内分岐(気管支樹)
肺の上皮
肺区域
■5 消化器系
1 消化管
口腔
咽頭
食道
胃
小腸
大腸(盲腸,結腸,直腸)
2 付属腺
唾液腺
肝臓
膵臓
■6 泌尿器系
1 腎臓
腎臓の外景
腎臓の被膜
腎臓の周囲に位置する器官
腎臓の肉眼的構造(断面)
腎臓の血管
尿生産のための組織学的構造
2 尿管
外景
経過
生理的狭窄部位
組織学的特徴
3 膀胱
膀胱の位置
膀胱の外景
膀胱の内景
膀胱の筋層(平滑筋)
4 尿道
女性の尿道
男性の尿道
■7 生殖器系
1 男性生殖器
精巣(睾丸)
精巣上体
精管,精嚢,射精管
精索
前立腺
尿道球腺
陰嚢
陰茎
尿道
2 女性生殖器
卵巣
卵管
子宮
腟
外生殖器(外陰部)
3 補足
乳房
会陰
■8 内分泌器系
視床下部
下垂体(腺性下垂体と神経性下垂体)
松果体
甲状腺
上皮小体:パラトルモン
副腎
膵臓(膵島=ランゲルハンス島)
性腺
胸腺
その他
■9 循環器系
1 総論
脈管とは
血管の形
血管の肉眼的構造
血管の組織学的構造
2 心膜
漿膜性心膜
線維性心膜
心膜の別称
3 心臓
心臓の外景
心臓の各部と内景
心筋層
栄養血管
刺激伝導系
4 体循環の動脈
冠状動脈
腕頭動脈
総頚動脈(頚動脈三角に注意)
鎖骨下動脈
上肢の動脈
胸大動脈の分枝
腹大動脈の分枝
内腸骨動脈
外腸骨動脈
下肢の動脈
脳の動脈分布
5 体循環の静脈
心臓に直接開口する静脈
門脈
性腺の静脈(精巣静脈,卵巣静脈)
体表の静脈(皮静脈:個体差および側差に富む)
6 胎児の血液循環と生後の遺残物
7 リンパ系
リンパ系の器官
リンパ組織
リンパ節
リンパ管
体液の流れ
静脈角に開口するリンパ本幹
8 脾臓
構造
血管
働き
9 胸腺
経年変化
■10 中枢神経系
1 神経系の概説
神経組織の細胞
中枢神経系・末梢神経系の用語
中枢神経の発生学的経過
髄膜と脳室
2 脊髄
外景
内景:髄質(灰白質),皮質(白質)
3 脳幹(延髄,橋,中脳)
外景
延髄の特徴
橋(背部と底部)の特徴
中脳の特徴
網様体
4 小脳
外景
内景(小脳皮質と髄質)
5 間脳
間脳の区分
内景
6 終脳
終脳の外景
終脳の内景
大脳髄質の神経線維束
7 伝導路
反射路(反射弓)
求心性伝導路(上行性伝導路)
遠心性伝導路(下行性伝導路)
8 脳と脊髄の動脈
脊髄の動脈
脳の動脈
■11 末梢神経系
1 脳神経
嗅神経
視神経
動眼神経
滑車神経
三叉神経
外転神経
顔面神経
内耳神経
舌咽神経
迷走神経
副神経
舌下神経
2 脊髄神経
脊髄神経の全体的特徴
頚神経叢
腕神経叢
胸神経(12対)
腰神経叢
3 自律神経系
特徴
交感神経系
副交感神経系
■12 感覚器系
1 皮膚
組織(表皮・真皮・皮下組織)
皮膚腺
乳房(女性の場合)
角質器
2 深部感覚
筋紡錘
ゴルジの腱器官(腱紡錘)
3 味覚器(舌)
味蕾
味覚の伝導路
4 嗅覚器
鼻粘膜(呼吸部,嗅部)
伝導路
5 視覚器(眼,副眼器)
眼(眼球,視神経)
副眼器(外眼筋,眉,眼瞼,結膜,涙器,眼窩筋膜)
視覚の伝導路
6 平衡聴覚器(外耳,中耳,内耳)
耳の構造
外耳
中耳:鼓室と耳管
内耳
伝導路(実際にはきわめて複雑)
■13 体表で注意すべき(視認または触知し得る)構造物
体表の子午線(縦走する線)
■体表の注意部位
頭
頚
胸
腹
背
会陰
上肢
下肢
神経の圧痛点
拍動の触れる動脈
皮膚の面積割合
Ⅱ 生理学
■1 生理学総論
人体を構成する要素
ホメオスタシス
フィードバック
細胞の構造と機能
生体の物理化学的基礎
体液の区分と組成
酸塩基平衡
■2 血液
成分
血漿
赤血球
白血球
生体防御
止血
血液型
■3 循環
心臓
血管の機能的区分
血圧
リンパ管
循環の神経性調節
循環の体液性調節
循環の局所性調節
■4 呼吸
呼吸器
圧力変化による換気の仕組み
呼吸筋の働き
肺胞内圧と胸膜腔内圧
肺気量と努力肺活量
肺胞換気と死腔
呼吸のための仕事
肺でのガス交換
O2の運搬
CO2の運搬
呼吸調節
■5 栄養と代謝
栄養素
エネルギー代謝
アデノシン三リン酸(ATP)の構造と働き
嫌気的代謝
好気的代謝
吸収期と空腹期
糖質の代謝
脂質の代謝
蛋白質の代謝
エネルギー代謝量の測定
基礎代謝量(BMR)
代謝の変化
■6 消化と吸収
消化器の役割
消化器の構成
消化管運動の種類
消化管各部位の運動
各消化液の特徴
消化液分泌の神経性機序と体液性機序
唾液の分泌機序
胃液の分泌機序
消化
吸収
消化管ホルモン
肝臓の構造
肝臓の機能
胆汁の組成
胆汁の生理作用
胆道系の機能
■7 体温とその調節
体温
熱産生(産熱)
熱放散(放熱)
発汗
放熱時の皮膚血管の役割
温度の受容と調節中枢
体温調節の実際
うつ熱
発熱
気候馴化
■8 尿の生成と排泄
腎臓の機能
腎臓の機能的構造
体液浸透圧の調節
Na+濃度の調節と体液量
酸塩基平衡の調節
尿生成
糸球体濾過
クリアランス
尿細管の再吸収
近位尿細管での再吸収と分泌
ヘンレ係蹄での再吸収
遠位尿細管と集合管での再吸収と分泌
利尿
尿の成分
排尿に関する構造
排尿の機序
■9 内分泌
内分泌系とは
ホルモンの一般的性質
ホルモン分泌の調節
視床下部と下垂体
ホルモンの種類と作用
■10 骨の生理
骨の機能
骨の構造と成分
骨の形成と成長
骨の再吸収と再形成
骨の病気
カルシウム
リン
カルシウム代謝・リン代謝に影響を及ぼす因子
■11 神経
神経系とは
ニューロンの構造と働き
ニューロンの興奮
興奮の伝導
神経線維の種類と性質
興奮の伝達
末梢神経系とは
体性神経系の働き
自律神経系の働き
自律神経系の中枢
自律神経反射
中枢神経系とは
脊髄の機能
脳の概観
脳幹の機能
間脳の機能
小脳の機能
大脳の機能
■12 筋肉の機能
筋の種類
骨格筋の構造と働き
筋収縮の仕組み
筋収縮時のアクチンフィラメントとミオシンフィラメントの働き
等張性収縮と等尺性収縮
単収縮と強縮
筋の長さと張力の関係
筋収縮とATP
ATP供給の仕組み(筋のエネルギー代謝)
熱の発生
骨格筋の種類と特徴
心筋
平滑筋
骨格筋,心筋,平滑筋の特徴
骨格筋の神経支配
骨格筋と腱の感覚受容器
運動調節
■13 感覚の生理
感覚の種類
感覚の特性
特殊感覚の感覚受容器と伝導路
視覚
聴覚
平衡感覚
味覚
嗅覚
皮膚感覚
深部感覚
内臓感覚
■14 生殖
染色体
性決定
性分化
男性生殖器の概要
女性生殖器の概要
性周期
受精・妊娠
分娩
乳汁分泌
Ⅲ 運動学
■1 運動学総論
1 運動の表し方
姿勢と基準面
運動軸と運動の名称
2 身体運動の力学
運動と力
力の合成と分解
力の単位と重量
3 仕事とエネルギー
仕事・エネルギー・運動量
4 てこと身体運動
モーメントとてこ
滑車と輪軸
■2 運動器の構造と機能(筋・骨格系)
骨格筋の構造
骨と軟骨
関節
■3 運動の発現と制御
1 運動感覚
筋紡錘と腱器官
運動感覚とγ調節
2 反射運動
反射とは
反射のいろいろ
3 随意運動
運動の発現と制御
■4 四肢と体幹(脊柱)の運動
1 上肢帯と上肢の運動
上肢帯の構造
肩関節の筋と運動
肘関節・前腕の筋と運動
手関節の筋と運動
手の運動
2 下肢帯と下肢の運動
下肢帯の構造
股関節の筋と運動
殿部の筋
膝関節の筋と運動
足関節と足部の筋と運動
3 体幹(脊柱)の運動
頚椎
胸椎と胸郭
腰椎(骨盤を含む)
■5 姿勢とその制御
1 姿勢と重心
姿勢とは
人体と重心
2 姿勢制御
重心線と安定性
筋活動と重心動揺
■6 歩行
1 正常歩行の基礎
歩行の基本用語
歩行の身体運動
2 歩行の力学と制御
床反力と足底圧
筋活動とエネルギー代謝
3 異常歩行
原因別による異常歩行
■7 運動発達
神経組織の成熟
乳幼児期の運動発達
全身運動
歩行運動
上肢の運動発達
■8 運動学習
学習
運動技能と運動能力
運動技能学習の過程
学習曲線
動機づけ
学習の転移
記憶
Ⅳ 衛生学・公衆衛生学
■1 公衆衛生と健康
1 健康とは
健康とは
2 地域保健
介護保険
地域住民の衛生活動を行う機関
3 疾病予防
第一次予防
第二次予防
第三次予防
4 加齢・生活習慣と疾病
生活習慣病
5 衛生統計
人口統計
6 母子保健
母子保健水準の指標
母子保健行政
7 学校保健
学校保健安全法
学校保健管理,健康状況
8 産業保健
産業保健
労働衛生の管理・対策
9 精神保健
精神保健法
精神疾患者への対応
10 衛生行政
衛生行政機構の概要
11 疫学
調査法
研究法
■2 感染症
1 感染症の概要と感染経路
感染成立の条件
感染源
宿主(感染者)の感受性
感染経路
2 感染症の種類
病原体の分類
感染症の潜伏期と感染経路
感染症法
3 感染症の予防対策
生ワクチン
不活性ワクチン
トキソイド(無毒化毒素)
■3 消毒
消毒の種類
消毒法の種類
■4 環境衛生
1 生活環境
上水
上水道の条件
下水
下水の汚水指標
2 住居
採光
屋内気候
換気
3 環境問題
地球環境と環境破壊
4 公害
公害とは
公害の地域とその原因
5 空気の衛生と大気汚染
空気の成分
空気の異常成分
6 物理的環境要因
温熱の4要素
感覚温度
修正感覚温度
不快指数
7 職業病
職業病(物理的環境因子)
職業病(化学的環境因子)
職業病(作業条件による障害)
Ⅴ 関係法規
■1 柔道整復師法
1 総則・免許・柔道整復師名簿・試験
総則
免許
免許の申請
柔道整復師名簿
柔道整復免許・免許証
免許の取消等
試験
2 業務・施術所・雑則・罰則
業務
診療放射線
守秘義務(法第17条の2)
都道府県知事の指示(第18条,第30条第3項)
施術所
雑則
■2 関係法規
1 総論
法の種類
刑罰
2 医療法
病院
診療所
助産所
地域支援病院
特定機能病院
3 医療従事者の法規
医師法
保健師助産師看護師法
診療放射線技師法
理学療法士及び作業療法士法
薬剤師法
■3 医療面接(問診)
意義
病歴の聴取
■4 医療の安全の確保
1 医療事故の防止
ヒヤリ・ハットの定義
アクシデント
インシデントレポート(医療事故報告)と危機管理(リスクマネージメント)
院内感染防止
2 医療裁判
刑事裁判
民事裁判
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