OS NEXUS(電子版付き) 16

小児の四肢手術 これだけは知っておきたい

小児の四肢手術 これだけは知っておきたい

■担当編集委員 中村 茂

定価 12,100円(税込) (本体11,000円+税)
  • i_ebook.jpg
  • A4判  210ページ  オールカラー,イラスト230点,写真50点
  • 2018年11月3日刊行
  • ISBN978-4-7583-1395-7

小児整形外科の代表的な疾患の手術をマスターしよう!

上肢(肩関節,肘関節,手関節)6項目,下肢(股関節,膝関節,足関節)12項目の小児整形外科において代表的な四肢手術について解説。成長していく小児に対して最善の治療を行い,成長後に障害が残らないように生活ができることを目指した18の治療法を紹介。

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■シリーズ編集委員
宗田 大/中村 茂/岩崎倫政/西良浩一


序文

 美しいイラストで定評のある『OS NEXUS』シリーズのNo.16として「小児の四肢手術これだけは知っておきたい」をお届けします。小児の四肢手術の対象は,一般整形外科医が対応する機会の多い外傷と,小児専門医療機関で扱うことが多い疾患があります。本書では,その両者をバランスよく取り込み,上肢と下肢との部位別に分けて編集しました。
 上肢では,頻度の高い外傷として上腕骨顆上骨折と上腕骨外側顆骨折があります。どちらも緊急手術となることが多い外傷であり,その手術手技はすべての整形外科が習熟しておく必要があります。また,これら肘周囲骨折の後遺症の代表として内反肘があります。この内反肘に対する矯正手術は,一般の整形外科でも扱う可能性があり重要な手技です。一方,小児専門医療機関で扱うことが多い疾患としては,強剛母趾,Sprengel変形,先天性橈尺骨癒合症があります。小児専門医療機関で研修を受けている医師には本書でよく学んで実践に役立てていただきたいです。
 下肢では,頻度の高い外傷は大腿骨骨幹部骨折です。その手術適応,手技についてはすべての整形外科が知っておく必要があります。また,骨端線損傷などの外傷の後遺症としての脚長不等や下肢変形はしばしば遭遇する病態です。これらに対する下肢延長術,および骨端線抑制術を取り上げました。股関節疾患としては,大腿骨頭すべり症,Perthes病,発育性股関節形成不全,および遺残性亜脱臼があります。それぞれに対する手術手技には多くのコツが必要であり,その点を経験豊かな専門医に詳細に解説していただきました。膝蓋骨の恒久性膝蓋骨脱臼や先天性内反足に対する手術は,小児専門医療機関で研修する医師の習得項目として逃せません。
 これら小児の四肢手術を習得する際に,本書の美しいイラスト,ポイントの解説などが有力な助けとなることを願います。

2018年10月
帝京大学医学部附属溝口病院整形外科教授
中村 茂
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目次

I 上肢
上腕骨顆上骨折に対する手術  中川敬介
上腕骨外側顆骨折の観血整復内固定術  太田憲和
内反肘に対する上腕骨外側楔状骨切り術  及川泰宏
強剛母指に対する腱鞘切開術  根本菜穂
Sprengel変形に対する肩甲骨Y字型骨切り術  瀬川裕子ほか
先天性橈尺骨癒合症に対する手術  射場浩介ほか

II 下肢
大腿骨骨幹部骨折に対する弾性髄内釘固定法(elastic stabilizing intramedullary nailing)  入江太一
脚長不等に対するリング型創外固定器による下肢延長手術  落合達宏
大腿骨遠位部変形に対するエイトプレートを用いた骨端線抑制術  吹上謙一
安定型大腿骨頭すべり症に対するin situ pinning(ISP)  小林大介
Perthes病に対する大腿骨内反骨切り術  滝川一晴
Perthes病に対する大腿骨内反回転骨切り術(ROWO)  渥美 敬
発育性股関節形成不全に対する観血的整復術広範囲展開法(田辺法)  青木 清ほか
遺残性亜脱臼に対するSalter骨盤骨切り術変法  和田晃房
恒久性膝蓋骨脱臼に対する制動手術  平良勝章ほか
尖足に対するアキレス腱延長術  伊藤弘紀
先天性内反足遺残変形に対する前脛骨筋腱外側移行術  田村太資
先天性内反足に対する全距骨下関節解離術  薩摩眞一
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