スタンダード小児内視鏡外科手術
押さえておきたい手技のポイント
定価 17,600円(税込) (本体16,000円+税)
- A4判 432ページ オールカラー,イラスト250点,写真900点
- 2020年5月22日刊行
- ISBN978-4-7583-0467-2
電子版
序文
日本初の小児内視鏡外科手術書
『スタンダード小児内視鏡外科手術』
かつて小児外科の日本語の手術書が存在しなかったため,メジカルビュー社に相談をもちかけ,原氏,鈴木氏のご協力を得て2013年2月『スタンダード小児外科手術』を出版することができました。この手術書は小児外科がカバーするすべての臓器にわたり,ほぼすべての術式を網羅的にカバーしているため,大変好評で,学生から初期研修医,さらに小児外科や外科専門医をめざす若手外科医,さらに実際の手術の直前に術式の確認や患児や家族への説明ツールとしても小児外科の専門医や指導医にも重宝していただいています。小児外科の手術は多様でかつ稀少な疾患を対象としていることが多々あるので,『スタンダード小児外科手術』は小児外科医のバイブルとして存在感が増しています。私自身もよく使っています。
また,小児外科手術のなかでも,より専門的知識を必要とするものがあり,その一つが画像診断や病理診断や化学療法や放射線治療や他の外科的診療科など多診療科との連携が重要な小児がんの手術です。JCCGが発足し臨床研究の推進のため外科治療の標準化が要求されるようになり,その要望にこたえるべく『スタンダード小児がん手術』を,メジカルビュー社の鈴木氏,浅見氏のご協力で2017年6月に出版できました。この本も小児がんの治療内容を広くカバーしており重宝されています。
一方,小児外科の領域でも傷の残らない内視鏡手術は非常に重要で,患児のQOLや将来に大きく影響するため,徐々に適応が拡大され保険収載される術式が増加してきました。そこで今日のニーズに合うように,『スタンダード小児内視鏡外科手術』を企画しました。本企画にあたり小児内視鏡外科手術を多く手掛けている,山髙教授,内田教授,家入教授に編集をお願いし,奥山教授と私で全体の監修をするという理想的な形を作ることができました。その結果,コンテンツは現在本邦で行われている小児内視鏡外科手術に対して,消化器はもとより,呼吸器,泌尿生殖器にいたるまでを対象臓器としたすべての術式を網羅する内容となりました。小児に対する内視鏡外科手術を安全に施行するためには内視鏡外科手術の基本的な内容として,体位やポートレイアウト,各種デバイス使用方法を理解するのみならず,術式に応じたアプローチや手技を習得することが重要です。現状では小児内視鏡外科手術は施設あたりの症例数も限られており,手術適応も施設間によりさまざまです。本書は基本的かつ標準的な術式から高難易度の術式,さらには希少疾患に対する術式も含んでいるため,施設のレベルに応じて小児に対する安全な内視鏡外科手術を導入・施行するのに最適です。手術の要点を簡潔にまとめ重要なポイントはイラストで明快に示しています。現在本邦で行われている小児に対する内視鏡外科手術の術式を網羅していますので,小児内視鏡外科手術書の決定版となっています。
本書が小児外科医や外科医のみならず,小児医療に関わる小児科医,産科医さらに医学科や保健学科の学生などの医学教育,さらに看護師やコメディカルなど小児のチーム医療に携わる医療スタッフにもお役にたてれば幸いです。
2020年3月
監修・編集 代表
田口 智章
『スタンダード小児内視鏡外科手術』
かつて小児外科の日本語の手術書が存在しなかったため,メジカルビュー社に相談をもちかけ,原氏,鈴木氏のご協力を得て2013年2月『スタンダード小児外科手術』を出版することができました。この手術書は小児外科がカバーするすべての臓器にわたり,ほぼすべての術式を網羅的にカバーしているため,大変好評で,学生から初期研修医,さらに小児外科や外科専門医をめざす若手外科医,さらに実際の手術の直前に術式の確認や患児や家族への説明ツールとしても小児外科の専門医や指導医にも重宝していただいています。小児外科の手術は多様でかつ稀少な疾患を対象としていることが多々あるので,『スタンダード小児外科手術』は小児外科医のバイブルとして存在感が増しています。私自身もよく使っています。
また,小児外科手術のなかでも,より専門的知識を必要とするものがあり,その一つが画像診断や病理診断や化学療法や放射線治療や他の外科的診療科など多診療科との連携が重要な小児がんの手術です。JCCGが発足し臨床研究の推進のため外科治療の標準化が要求されるようになり,その要望にこたえるべく『スタンダード小児がん手術』を,メジカルビュー社の鈴木氏,浅見氏のご協力で2017年6月に出版できました。この本も小児がんの治療内容を広くカバーしており重宝されています。
一方,小児外科の領域でも傷の残らない内視鏡手術は非常に重要で,患児のQOLや将来に大きく影響するため,徐々に適応が拡大され保険収載される術式が増加してきました。そこで今日のニーズに合うように,『スタンダード小児内視鏡外科手術』を企画しました。本企画にあたり小児内視鏡外科手術を多く手掛けている,山髙教授,内田教授,家入教授に編集をお願いし,奥山教授と私で全体の監修をするという理想的な形を作ることができました。その結果,コンテンツは現在本邦で行われている小児内視鏡外科手術に対して,消化器はもとより,呼吸器,泌尿生殖器にいたるまでを対象臓器としたすべての術式を網羅する内容となりました。小児に対する内視鏡外科手術を安全に施行するためには内視鏡外科手術の基本的な内容として,体位やポートレイアウト,各種デバイス使用方法を理解するのみならず,術式に応じたアプローチや手技を習得することが重要です。現状では小児内視鏡外科手術は施設あたりの症例数も限られており,手術適応も施設間によりさまざまです。本書は基本的かつ標準的な術式から高難易度の術式,さらには希少疾患に対する術式も含んでいるため,施設のレベルに応じて小児に対する安全な内視鏡外科手術を導入・施行するのに最適です。手術の要点を簡潔にまとめ重要なポイントはイラストで明快に示しています。現在本邦で行われている小児に対する内視鏡外科手術の術式を網羅していますので,小児内視鏡外科手術書の決定版となっています。
本書が小児外科医や外科医のみならず,小児医療に関わる小児科医,産科医さらに医学科や保健学科の学生などの医学教育,さらに看護師やコメディカルなど小児のチーム医療に携わる医療スタッフにもお役にたてれば幸いです。
2020年3月
監修・編集 代表
田口 智章
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目次
Ⅰ 基礎編
小児内視鏡外科手術の歴史
セットアップ
ポートレイアウト
体位,術者とスタッフ・機器の配置
デバイスの選択
スコープ
鉗子
エネルギーデバイス
trocar
基本手技
ポート挿入法
気胸・気腹
縫合・結紮
止血法
ドレーン
癒着防止材料
トレーニング
ドライボックス:小児用
スコープトレーニング:小児用
トレーニング/シミュレータ
食道閉鎖症
横隔膜ヘルニア(胸腔鏡)
横隔膜ヘルニア(腹腔鏡)
Nissen
先天性胆道拡張症(腹腔鏡下肝管空腸吻合術)
Pyeloplasty
LPEC:運針のコツとドライラボトレーニングの有用性
縫合結紮型
ナビゲーション
Augumented reality
Indocyanine green
ロボット手術 総論
Ⅱ 手術術式編
胸部および縦隔
■ 食道
食道閉鎖症C 型[根治術]
食道閉鎖症A 型/ long gap[根治術]
Esophageal replacement
食道狭窄症[根治術]
食道アカラシア[Heller-Dor]
食道重複症/気管支原生嚢胞
■ 肺,胸腔
先天性肺疾患[肺葉切除術]
転移性肺腫瘍(肝芽腫)[肺部分切除術]
肺嚢胞性疾患,気胸[肺部分切除術]
膿胸[膿苔切除,癒着剥離術]
乳び胸[胸管結紮術]
■ 横隔膜
横隔膜ヘルニア[根治術/腹腔鏡]
横隔膜ヘルニア[根治術/胸腔鏡]
横隔膜弛緩症[縫縮術]
Morgagni孔ヘルニア
Larrey孔ヘルニア
■ 縦隔
縦隔腫瘍[腫瘍切除術(腋窩皺切開併用)]
重症筋無力症[胸腺摘出術] 胸腔鏡下胸腺摘出術
多汗症[交感神経切除(遮断)術]
心タンポナーデ[心膜開窓術]
腹壁および胸壁
鼠径ヘルニア[ヘルニア根治術/ LPEC]
鼠径ヘルニア[ヘルニア根治術/ SILPEC]
精索水瘤/ Nuck 水腫
陰嚢水腫[SILPEC]
漏斗胸[Nuss 手術]
腹壁ヘルニア[Mesh 使用]
腹部
■ 胃
肥厚性幽門狭窄症[幽門筋切開術]
胃瘻造設術[Lap-PEG]
胃食道逆流症[噴門形成術/ Nissen]
胃食道逆流症[噴門形成術/ Nissen-Rossetti]
胃食道逆流症[噴門形成術/ Toupet]
胃食道逆流症[噴門形成術/ Dor]
胃食道逆流症[噴門形成術/ Reduced port surgery]
胃食道逆流症[食道空腸吻合]
胃軸捻転[胃固定術]
胃石/粘膜下腫瘍[胃内手術]
■ 十二指腸
十二指腸閉鎖症・狭窄症[十二指腸十二指腸吻合術]
十二指腸潰瘍穿孔[大網充填穿孔部閉鎖+大網被覆]
■ 小腸
小腸閉鎖症[小腸小腸吻合術]
腸回転異常症[腹腔鏡下Ladd 手術]
メッケル憩室・腸管重複症[小腸部分切除術]
腸重積症[整復術]
Mesenteric and Omental Cysts[摘出術]
イレウス
■ 大腸
虫垂炎[虫垂切除術/ 3ポート]
虫垂炎[虫垂切除術/ Reduced port]
虫垂炎[虫垂切除術/単孔式]
Hirschsprung 病[Lap-Endorectal pull through]
Hirschsprung 病[Prolapsing-Technique]
Hirschsprung 病[Lap-Duhamel]
Hirschsprung 病[Lap-Swenson]
直腸脱[腹腔鏡下直腸固定術]
潰瘍性大腸炎[大腸全摘術]
クローン病[小腸部分切除・回盲部切除・大腸亜全摘(単孔式)]
慢性便秘[虫垂瘻]
慢性便秘[盲腸瘻,S 状結腸瘻]
慢性便秘[大腸部分切除術] 腹腔鏡下結腸切除(便秘症)
腹腔鏡補助下ストーマ造設術・閉鎖術
■ 肛門
高位鎖肛[造肛術]
中間位鎖肛[造肛術(男児尿道球部瘻)]
中間位鎖肛[造肛術(男児無瘻孔)]
中間位鎖肛[造肛術(女児Rect-Vestibular)]
総排泄腔遺残[造肛・造腟術]
■ 肝臓
肝嚢胞[開窓術]
肝腫瘍[肝切除]
ドナー/肝移植[グラフト採取術]
■ 胆道
胆道閉鎖症[肝門部空腸吻合術]
胆道拡張症[肝管空腸吻合術]
胆道拡張症[肝管空腸吻合術(da Vinci)]
胆道拡張症[肝管十二指腸吻合再建術]
胆石症[胆嚢摘出術]
閉塞性黄疸[胆嚢瘻造設術]
総胆管結石症[総胆管切石術]
■ 脾臓,門脈
腹腔鏡下脾摘出術
遊走脾[脾固定術]
門脈体循環シャント[シャント結紮術]
■ 膵臓
膵腫瘍[脾温存膵体尾部切除]
膵腫瘍[核出術]
膵嚢胞,仮性膵嚢胞[内ドレナージ]
慢性膵炎[膵管減圧手術]
■ 副腎
神経芽腫[摘出術]
神経芽腫[腫瘍生検術]
泌尿器・生殖器
小児泌尿器領域の内視鏡手術・ロボット手術 総論
水腎症[腎盂形成術(腹腔鏡・多孔式)]
水腎症[腎盂形成術(腹腔鏡・単孔式)]
水腎症[腎盂形成術(後腹膜鏡)]
水腎症[Vasuclar Hitch]
水腎症[腎盂形成術(da Vinci)] 先天性水腎症に対するロボット支援腎盂形成術
尿管重複 完全型重複腎盂尿管に対する経膀胱的腹腔鏡下手術
腎結石
尿管結石
Retrocaval Ureter
異形成腎・無機能腎[上位腎部分切除術]
腹腔内精巣[精巣固定術]
卵巣腫瘍[腫瘍摘出術,核出術]
膀胱尿管逆流症[Cohen(気膀胱)]
膀胱尿管逆流症[Lich-Gregoir 法] ロボット支援膀胱尿管逆流防止術
膀胱尿管逆流症[Politano-Leadbetter 法(気膀胱)]
膀胱尿管逆流症:腹腔鏡下逆流防止術[Lich-Gregoir 法]
膀胱尿管逆流症[Deflux®] VURに対する内視鏡的注入療法
膀胱結石[破砕術(膀胱鏡,ホルミウムレーザー)]
尿管瘤[経尿道的切開術:TUI-cele]
ミューラー管遺残[摘出術]
精巣静脈瘤[結紮術]
精巣静脈瘤[結紮術(単孔式)]
腟無形成(MRKH)[造腟術(人工真皮利用)]
後部尿道弁(出生前診断例)[内視鏡的切開術]
後部尿道弁(年長児・尿失禁例)[内視鏡的切開術]
その他
腎不全[腹膜透析カテーテル挿入術]
仙尾部奇形腫
Urachal Remnants
異物[摘出術]
胎児治療[FETO]
胎児治療・子宮開放手術(Open fetal surgery)
Re-Do[噴門形成術]
開腹術後の腹腔鏡手術
小児内視鏡外科手術の歴史
セットアップ
ポートレイアウト
体位,術者とスタッフ・機器の配置
デバイスの選択
スコープ
鉗子
エネルギーデバイス
trocar
基本手技
ポート挿入法
気胸・気腹
縫合・結紮
止血法
ドレーン
癒着防止材料
トレーニング
ドライボックス:小児用
スコープトレーニング:小児用
トレーニング/シミュレータ
食道閉鎖症
横隔膜ヘルニア(胸腔鏡)
横隔膜ヘルニア(腹腔鏡)
Nissen
先天性胆道拡張症(腹腔鏡下肝管空腸吻合術)
Pyeloplasty
LPEC:運針のコツとドライラボトレーニングの有用性
縫合結紮型
ナビゲーション
Augumented reality
Indocyanine green
ロボット手術 総論
Ⅱ 手術術式編
胸部および縦隔
■ 食道
食道閉鎖症C 型[根治術]
食道閉鎖症A 型/ long gap[根治術]
Esophageal replacement
食道狭窄症[根治術]
食道アカラシア[Heller-Dor]
食道重複症/気管支原生嚢胞
■ 肺,胸腔
先天性肺疾患[肺葉切除術]
転移性肺腫瘍(肝芽腫)[肺部分切除術]
肺嚢胞性疾患,気胸[肺部分切除術]
膿胸[膿苔切除,癒着剥離術]
乳び胸[胸管結紮術]
■ 横隔膜
横隔膜ヘルニア[根治術/腹腔鏡]
横隔膜ヘルニア[根治術/胸腔鏡]
横隔膜弛緩症[縫縮術]
Morgagni孔ヘルニア
Larrey孔ヘルニア
■ 縦隔
縦隔腫瘍[腫瘍切除術(腋窩皺切開併用)]
重症筋無力症[胸腺摘出術] 胸腔鏡下胸腺摘出術
多汗症[交感神経切除(遮断)術]
心タンポナーデ[心膜開窓術]
腹壁および胸壁
鼠径ヘルニア[ヘルニア根治術/ LPEC]
鼠径ヘルニア[ヘルニア根治術/ SILPEC]
精索水瘤/ Nuck 水腫
陰嚢水腫[SILPEC]
漏斗胸[Nuss 手術]
腹壁ヘルニア[Mesh 使用]
腹部
■ 胃
肥厚性幽門狭窄症[幽門筋切開術]
胃瘻造設術[Lap-PEG]
胃食道逆流症[噴門形成術/ Nissen]
胃食道逆流症[噴門形成術/ Nissen-Rossetti]
胃食道逆流症[噴門形成術/ Toupet]
胃食道逆流症[噴門形成術/ Dor]
胃食道逆流症[噴門形成術/ Reduced port surgery]
胃食道逆流症[食道空腸吻合]
胃軸捻転[胃固定術]
胃石/粘膜下腫瘍[胃内手術]
■ 十二指腸
十二指腸閉鎖症・狭窄症[十二指腸十二指腸吻合術]
十二指腸潰瘍穿孔[大網充填穿孔部閉鎖+大網被覆]
■ 小腸
小腸閉鎖症[小腸小腸吻合術]
腸回転異常症[腹腔鏡下Ladd 手術]
メッケル憩室・腸管重複症[小腸部分切除術]
腸重積症[整復術]
Mesenteric and Omental Cysts[摘出術]
イレウス
■ 大腸
虫垂炎[虫垂切除術/ 3ポート]
虫垂炎[虫垂切除術/ Reduced port]
虫垂炎[虫垂切除術/単孔式]
Hirschsprung 病[Lap-Endorectal pull through]
Hirschsprung 病[Prolapsing-Technique]
Hirschsprung 病[Lap-Duhamel]
Hirschsprung 病[Lap-Swenson]
直腸脱[腹腔鏡下直腸固定術]
潰瘍性大腸炎[大腸全摘術]
クローン病[小腸部分切除・回盲部切除・大腸亜全摘(単孔式)]
慢性便秘[虫垂瘻]
慢性便秘[盲腸瘻,S 状結腸瘻]
慢性便秘[大腸部分切除術] 腹腔鏡下結腸切除(便秘症)
腹腔鏡補助下ストーマ造設術・閉鎖術
■ 肛門
高位鎖肛[造肛術]
中間位鎖肛[造肛術(男児尿道球部瘻)]
中間位鎖肛[造肛術(男児無瘻孔)]
中間位鎖肛[造肛術(女児Rect-Vestibular)]
総排泄腔遺残[造肛・造腟術]
■ 肝臓
肝嚢胞[開窓術]
肝腫瘍[肝切除]
ドナー/肝移植[グラフト採取術]
■ 胆道
胆道閉鎖症[肝門部空腸吻合術]
胆道拡張症[肝管空腸吻合術]
胆道拡張症[肝管空腸吻合術(da Vinci)]
胆道拡張症[肝管十二指腸吻合再建術]
胆石症[胆嚢摘出術]
閉塞性黄疸[胆嚢瘻造設術]
総胆管結石症[総胆管切石術]
■ 脾臓,門脈
腹腔鏡下脾摘出術
遊走脾[脾固定術]
門脈体循環シャント[シャント結紮術]
■ 膵臓
膵腫瘍[脾温存膵体尾部切除]
膵腫瘍[核出術]
膵嚢胞,仮性膵嚢胞[内ドレナージ]
慢性膵炎[膵管減圧手術]
■ 副腎
神経芽腫[摘出術]
神経芽腫[腫瘍生検術]
泌尿器・生殖器
小児泌尿器領域の内視鏡手術・ロボット手術 総論
水腎症[腎盂形成術(腹腔鏡・多孔式)]
水腎症[腎盂形成術(腹腔鏡・単孔式)]
水腎症[腎盂形成術(後腹膜鏡)]
水腎症[Vasuclar Hitch]
水腎症[腎盂形成術(da Vinci)] 先天性水腎症に対するロボット支援腎盂形成術
尿管重複 完全型重複腎盂尿管に対する経膀胱的腹腔鏡下手術
腎結石
尿管結石
Retrocaval Ureter
異形成腎・無機能腎[上位腎部分切除術]
腹腔内精巣[精巣固定術]
卵巣腫瘍[腫瘍摘出術,核出術]
膀胱尿管逆流症[Cohen(気膀胱)]
膀胱尿管逆流症[Lich-Gregoir 法] ロボット支援膀胱尿管逆流防止術
膀胱尿管逆流症[Politano-Leadbetter 法(気膀胱)]
膀胱尿管逆流症:腹腔鏡下逆流防止術[Lich-Gregoir 法]
膀胱尿管逆流症[Deflux®] VURに対する内視鏡的注入療法
膀胱結石[破砕術(膀胱鏡,ホルミウムレーザー)]
尿管瘤[経尿道的切開術:TUI-cele]
ミューラー管遺残[摘出術]
精巣静脈瘤[結紮術]
精巣静脈瘤[結紮術(単孔式)]
腟無形成(MRKH)[造腟術(人工真皮利用)]
後部尿道弁(出生前診断例)[内視鏡的切開術]
後部尿道弁(年長児・尿失禁例)[内視鏡的切開術]
その他
腎不全[腹膜透析カテーテル挿入術]
仙尾部奇形腫
Urachal Remnants
異物[摘出術]
胎児治療[FETO]
胎児治療・子宮開放手術(Open fetal surgery)
Re-Do[噴門形成術]
開腹術後の腹腔鏡手術
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小児内視鏡外科手術のすべてを網羅した,小児外科医の必携書!
現在わが国で行われている小児外科領域(消化器科,呼吸器科,泌尿器・生殖器科)のすべての内視鏡外科手術を網羅した手術書。
小児外科では,術後の整容性と手術器機の進歩,良好な治療成績などにより,これまで開腹でなされていた手術の多くが内視鏡手術に移行している。小児外科医にとって,内視鏡外科手術の修得は必須である。本書は,これから小児内視鏡外科手術を行う若い小児外科医,手術のステップアップを目指す小児外科医必携の手術書である。