画像診断の勘ドコロNEO
小児 画像診断の勘ドコロNEO
定価 7,700円(税込) (本体7,000円+税)
- B5変型判 356ページ 2色(一部カラー),イラスト60点,写真830点
- 2023年9月23日刊行
- ISBN978-4-7583-2105-1
電子版
序文
このたび,メジカルビュー社の人気シリーズ「画像診断の勘ドコロNEO」の新企画として「小児」を刊行する運びとなった。
本書には以下に示すいくつかの特徴がある。まず,執筆をお願いしたのは小児放射線診断の第一線でご活躍中の先生方である。わが国において小児放射線診断医は稀有な存在で,おそらく全国で40~50名程度ではないかと推測される。そのほとんどの先生方が,本書の刊行のためにここに集結して下さった。また将来,わが国の小児放射線診断の中心的な存在となるであろう新進気鋭のnew hopeが多数執筆を担当している。シニア世代に属する私からみた場合,本書は新時代の幕開けを感じさせる一冊となった。
2つ目の特徴として,本書で扱ったそれぞれの各論項目についてである。編者は国内最大の小児病院(国立成育医療研究センター)で放射線診断医として20年以上働いてきた。その経験に基づき,画像診断医がぜひ知っておいたほうがよいというエッセンスを選んだ。紙面の都合上,各論項目から漏れた疾患もあるが,画像診断のプロフェッショナルとして小児科医,小児外科医から意見を求められる機会が多い疾患を選択した。
3つ目に,本書には10項目の“エキスパートに聞く”というセクションを設けた。これは過去の「勘ドコロ」シリーズにはない新企画である。北米放射線学会(RSNA)や日本医学放射線学会総会におけるリフレッシャーコースのような,その領域の経験豊富なエキスパートからまとまった集中講義を受ける,あるいは難しい内容を明快に解き明かしてくれるような充実感がある。
4つ目に,本書の記載内容が単なる箇条書きの受験参考書のような安直なものではないことである。むしろ専門書に近い情報量の多さを誇り,新しい情報も数多く含まれている。監修の段階で私自身が読み耽り,新知見を得たものが多く含まれている。この点からも,本書は過去の小児放射線診断の入門書と一線を画すると思われる。
本書が,これまでの「勘ドコロNEO」シリーズとともに全国の放射線科医,小児科医,小児外科医,診療放射線技師,その他多くの医療従事者諸氏の日常臨床に役立つことができれば幸いである。そして本書により一人でも多くのこどもの命が救われることを切に願っている。
最後に,多忙な日常診療の傍ら,本書の執筆を快諾して下さった小児放射線診断医の先生方に深謝いたします。またコロナ禍の折,本書の出版にご尽力して下さったメジカルビュー社の高橋 萌氏に感謝申し上げます。
2023年8月
宮嵜 治
本書には以下に示すいくつかの特徴がある。まず,執筆をお願いしたのは小児放射線診断の第一線でご活躍中の先生方である。わが国において小児放射線診断医は稀有な存在で,おそらく全国で40~50名程度ではないかと推測される。そのほとんどの先生方が,本書の刊行のためにここに集結して下さった。また将来,わが国の小児放射線診断の中心的な存在となるであろう新進気鋭のnew hopeが多数執筆を担当している。シニア世代に属する私からみた場合,本書は新時代の幕開けを感じさせる一冊となった。
2つ目の特徴として,本書で扱ったそれぞれの各論項目についてである。編者は国内最大の小児病院(国立成育医療研究センター)で放射線診断医として20年以上働いてきた。その経験に基づき,画像診断医がぜひ知っておいたほうがよいというエッセンスを選んだ。紙面の都合上,各論項目から漏れた疾患もあるが,画像診断のプロフェッショナルとして小児科医,小児外科医から意見を求められる機会が多い疾患を選択した。
3つ目に,本書には10項目の“エキスパートに聞く”というセクションを設けた。これは過去の「勘ドコロ」シリーズにはない新企画である。北米放射線学会(RSNA)や日本医学放射線学会総会におけるリフレッシャーコースのような,その領域の経験豊富なエキスパートからまとまった集中講義を受ける,あるいは難しい内容を明快に解き明かしてくれるような充実感がある。
4つ目に,本書の記載内容が単なる箇条書きの受験参考書のような安直なものではないことである。むしろ専門書に近い情報量の多さを誇り,新しい情報も数多く含まれている。監修の段階で私自身が読み耽り,新知見を得たものが多く含まれている。この点からも,本書は過去の小児放射線診断の入門書と一線を画すると思われる。
本書が,これまでの「勘ドコロNEO」シリーズとともに全国の放射線科医,小児科医,小児外科医,診療放射線技師,その他多くの医療従事者諸氏の日常臨床に役立つことができれば幸いである。そして本書により一人でも多くのこどもの命が救われることを切に願っている。
最後に,多忙な日常診療の傍ら,本書の執筆を快諾して下さった小児放射線診断医の先生方に深謝いたします。またコロナ禍の折,本書の出版にご尽力して下さったメジカルビュー社の高橋 萌氏に感謝申し上げます。
2023年8月
宮嵜 治
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目次
総論
01 MRI検査時の鎮静に関する共同提言:画像診断側からみた提言のポイント [相田典子]
02 小児CT被ばく低減の基礎知識:診断参考レベルとは? [竹井泰孝]
1章 中枢神経系
01 先天異常
大脳皮質形成異常(巨脳症,滑脳症,多小脳回,裂脳症など) [榎園美香子]
脳梁欠損,septo-optic dysplasia,holoprosencephaly [中塚智也,寺田一志]
Dandy-Walker奇形と鑑別疾患 [中俣彰裕,松木 充]
神経皮膚症候群・母斑症(TSC,NF1,SWS) [谷 千尋]
てんかんの画像診断 [森本笑子]
02 新生児・乳児
正期産児の低酸素性虚血性脳症 [早川克己]
脳室周囲白質軟化症(PVL) [森田有香]
脳出血 [森田有香]
【エキスパートに聞く】1H-MR spectroscopy(1H-MRS) [相田典子]
まとめ:どんなときに1H-MRSを取得するのか?
03 急性脳炎・脳症 [髙梨潤一]
インフルエンザ脳症(ANE,HSES)
興奮毒性型脳症(AESD)とMERS
04 薬剤に起因する脳症 [安藤久美子]
メトトレキサート脳症(MTX脳症)
タクロリムス脳症
ビガバトリン脳症(VABAM)
05 外傷・炎症
虐待に伴う乳幼児頭部外傷 [宮坂実木子]
髄膜炎 [益岡壮太]
06 脱髄性疾患 [藤井裕太]
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)
視神経脊髄炎(NMO)
多発性硬化症(MS)
07 脳腫瘍
小児脳腫瘍全般 [原田太以佑]
後頭蓋窩腫瘍の鑑別診断 [丹羽 徹]
08 脳血管異常 [槇殿文香理]
もやもや病
脳血管奇形,動静脈奇形(AVM),その他の脳出血
【エキスパートに聞く】arterial spin labeling(ASL) [丹羽 徹]
09 脊椎・脊髄
脊椎脊髄の先天奇形(二分脊椎,ChiariⅡ型奇形,係留脊髄など) [榎園美香子]
脊髄腫瘍 [堤 義之]
脊髄血管性病変(脊髄梗塞,血管奇形) [堤 義之,飯塚有応]
2章 頭頸部
01 内耳奇形 [藤川あつ子]
02 咽頭弓異常・嚢胞性疾患 [河野達夫]
03 頸部固形腫瘤(良・悪性) [藤井 茜]
04 甲状腺・副甲状腺疾患 [青木亮二]
3章 胸部
01 先天異常(胎児MRIを含む)
先天性肺気道奇形(CPAM) [塚本 純,宮嵜 治]
先天性横隔膜ヘルニア(CDH) [桑島成子]
先天性肺葉性肺気腫(CLD),気管支閉鎖症(BA) [野澤久美子]
肺分画症 [青木英和]
先天性上気道閉鎖症候群(CHAOS) [青木英和]
【エキスパートに聞く】胎児MRI検査の実際 [桑島成子]
02 新生児
急性期疾患(RDS,TTN,MAS,肺炎) [原 裕子]
03 感染症 [小野貴史,原 裕子]
ウイルス性肺炎
細菌性肺炎
結核
マイコプラズマ肺炎
04 腫瘍・腫瘍類縁疾患
胸膜肺芽腫(PPB) [苛原早保,宮嵜 治,野坂俊介]
縦隔腫瘍 [中井義知]
4章 腹部
01 消化器
消化管閉鎖(食道閉鎖,十二指腸閉鎖,空回腸閉鎖) [西川正則]
腸回転異常 [岡本礼子]
肥厚性幽門狭窄(HPS),胃食道逆流(GER) [久住(渡邉)浩美]
腸重積(特発性,続発性) [齋藤祐貴]
鎖肛(直腸肛門奇形),Hirschsprung病,segmental dilatation [細川崇洋,田波 穣,佐藤裕美子,小熊栄二]
急性虫垂炎 [杉岡勇典]
腸間膜リンパ節炎,回腸末端炎,IgA血管炎 [杉岡勇典]
炎症性腸疾患 [市田和香子]
02 肝胆膵
胆道閉鎖症 [藤川あつ子]
先天性胆道拡張症 [藤川あつ子]
膵・胆管合流異常(PBM) [今井絢子]
03 泌尿生殖器
腎尿路の発生と異常 [宮坂実木子]
性器の発生と異常 [赤坂好宣]
尿路感染症(急性腎盂腎炎,急性巣状細菌性腎炎),膀胱尿管逆流症 [松原菜穂子]
急性陰嚢症 [塩原拓実]
繊毛病 [宮嵜 治]
【エキスパートに聞く】小児CT被ばくの豆知識 [宮嵜 治]
5章 骨軟部
01 骨系統疾患 [田波 穣]
軟骨無形成症グループ
骨形成不全症
先天性脊椎骨端異形成症(SEDC)
ムコ多糖症(MPS)
02 骨髄炎 [巷岡祐子]
若年性特発性関節炎(JIA)
慢性再発性多発性骨髄炎(CRMO)
感染性骨髄炎
03 骨折
小児に特徴的な骨折(虐待以外) [青木英和]
child abuse [古川理恵子]
【エキスパートに聞く】虐待に対する画像診断プラン [小熊栄二]
04 小児整形外科疾患 [寺村易予]
発育性股関節形成不全(股関節脱臼)
Perthes病
大腿骨頭すべり症
05 腫瘍・腫瘍類似疾患
骨腫瘍(良・悪性) ―骨肉腫とEwing肉腫を中心に― [寺村易予]
Langerhans細胞組織球症(LCH) [古川理恵子]
【エキスパートに聞く】LCHの臨床・ステージング [塩田曜子]
6章 小児がん
01 神経芽腫 [西村元喜]
02 肝芽腫 [服部真也,羽柴 淳,横田 元]
03 横紋筋肉腫 [野澤久美子]
04 腎腫瘍 [齋藤祐貴]
05 白血病・悪性リンパ腫 [中井義知]
06 造血幹細胞移植の合併症(GVHD,VOD/SOS) [宮嵜 治]
【エキスパートに聞く】適切な小児がんの核医学検査 [内山眞幸]
7章 心大血管・IVR
01 先天性心疾患 [中川基生]
02 血管炎 [宮嵜 治]
【エキスパートに聞く】低被ばく心臓CTの実践 [福山 緑,西井達矢]
小児心臓CTと被ばく小児心臓CT撮影時の取り組み
03 血管腫・血管奇形・リンパ管奇形・ISSVA分類 [野崎太希]
血管腫(血管原性腫瘍):特に乳児血管腫について血管奇形
【エキスパートに聞く】血管腫,リンパ管奇形の治療戦略 [藤野明浩]
04 先天性門脈体循環シャント [野坂俊介]
【エキスパートに聞く】先天性門脈体循環シャントの治療戦略 [野坂俊介]
治療戦略の概要CEPSならびにPDVに対するIVRの際の留意点
01 MRI検査時の鎮静に関する共同提言:画像診断側からみた提言のポイント [相田典子]
02 小児CT被ばく低減の基礎知識:診断参考レベルとは? [竹井泰孝]
1章 中枢神経系
01 先天異常
大脳皮質形成異常(巨脳症,滑脳症,多小脳回,裂脳症など) [榎園美香子]
脳梁欠損,septo-optic dysplasia,holoprosencephaly [中塚智也,寺田一志]
Dandy-Walker奇形と鑑別疾患 [中俣彰裕,松木 充]
神経皮膚症候群・母斑症(TSC,NF1,SWS) [谷 千尋]
てんかんの画像診断 [森本笑子]
02 新生児・乳児
正期産児の低酸素性虚血性脳症 [早川克己]
脳室周囲白質軟化症(PVL) [森田有香]
脳出血 [森田有香]
【エキスパートに聞く】1H-MR spectroscopy(1H-MRS) [相田典子]
まとめ:どんなときに1H-MRSを取得するのか?
03 急性脳炎・脳症 [髙梨潤一]
インフルエンザ脳症(ANE,HSES)
興奮毒性型脳症(AESD)とMERS
04 薬剤に起因する脳症 [安藤久美子]
メトトレキサート脳症(MTX脳症)
タクロリムス脳症
ビガバトリン脳症(VABAM)
05 外傷・炎症
虐待に伴う乳幼児頭部外傷 [宮坂実木子]
髄膜炎 [益岡壮太]
06 脱髄性疾患 [藤井裕太]
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)
視神経脊髄炎(NMO)
多発性硬化症(MS)
07 脳腫瘍
小児脳腫瘍全般 [原田太以佑]
後頭蓋窩腫瘍の鑑別診断 [丹羽 徹]
08 脳血管異常 [槇殿文香理]
もやもや病
脳血管奇形,動静脈奇形(AVM),その他の脳出血
【エキスパートに聞く】arterial spin labeling(ASL) [丹羽 徹]
09 脊椎・脊髄
脊椎脊髄の先天奇形(二分脊椎,ChiariⅡ型奇形,係留脊髄など) [榎園美香子]
脊髄腫瘍 [堤 義之]
脊髄血管性病変(脊髄梗塞,血管奇形) [堤 義之,飯塚有応]
2章 頭頸部
01 内耳奇形 [藤川あつ子]
02 咽頭弓異常・嚢胞性疾患 [河野達夫]
03 頸部固形腫瘤(良・悪性) [藤井 茜]
04 甲状腺・副甲状腺疾患 [青木亮二]
3章 胸部
01 先天異常(胎児MRIを含む)
先天性肺気道奇形(CPAM) [塚本 純,宮嵜 治]
先天性横隔膜ヘルニア(CDH) [桑島成子]
先天性肺葉性肺気腫(CLD),気管支閉鎖症(BA) [野澤久美子]
肺分画症 [青木英和]
先天性上気道閉鎖症候群(CHAOS) [青木英和]
【エキスパートに聞く】胎児MRI検査の実際 [桑島成子]
02 新生児
急性期疾患(RDS,TTN,MAS,肺炎) [原 裕子]
03 感染症 [小野貴史,原 裕子]
ウイルス性肺炎
細菌性肺炎
結核
マイコプラズマ肺炎
04 腫瘍・腫瘍類縁疾患
胸膜肺芽腫(PPB) [苛原早保,宮嵜 治,野坂俊介]
縦隔腫瘍 [中井義知]
4章 腹部
01 消化器
消化管閉鎖(食道閉鎖,十二指腸閉鎖,空回腸閉鎖) [西川正則]
腸回転異常 [岡本礼子]
肥厚性幽門狭窄(HPS),胃食道逆流(GER) [久住(渡邉)浩美]
腸重積(特発性,続発性) [齋藤祐貴]
鎖肛(直腸肛門奇形),Hirschsprung病,segmental dilatation [細川崇洋,田波 穣,佐藤裕美子,小熊栄二]
急性虫垂炎 [杉岡勇典]
腸間膜リンパ節炎,回腸末端炎,IgA血管炎 [杉岡勇典]
炎症性腸疾患 [市田和香子]
02 肝胆膵
胆道閉鎖症 [藤川あつ子]
先天性胆道拡張症 [藤川あつ子]
膵・胆管合流異常(PBM) [今井絢子]
03 泌尿生殖器
腎尿路の発生と異常 [宮坂実木子]
性器の発生と異常 [赤坂好宣]
尿路感染症(急性腎盂腎炎,急性巣状細菌性腎炎),膀胱尿管逆流症 [松原菜穂子]
急性陰嚢症 [塩原拓実]
繊毛病 [宮嵜 治]
【エキスパートに聞く】小児CT被ばくの豆知識 [宮嵜 治]
5章 骨軟部
01 骨系統疾患 [田波 穣]
軟骨無形成症グループ
骨形成不全症
先天性脊椎骨端異形成症(SEDC)
ムコ多糖症(MPS)
02 骨髄炎 [巷岡祐子]
若年性特発性関節炎(JIA)
慢性再発性多発性骨髄炎(CRMO)
感染性骨髄炎
03 骨折
小児に特徴的な骨折(虐待以外) [青木英和]
child abuse [古川理恵子]
【エキスパートに聞く】虐待に対する画像診断プラン [小熊栄二]
04 小児整形外科疾患 [寺村易予]
発育性股関節形成不全(股関節脱臼)
Perthes病
大腿骨頭すべり症
05 腫瘍・腫瘍類似疾患
骨腫瘍(良・悪性) ―骨肉腫とEwing肉腫を中心に― [寺村易予]
Langerhans細胞組織球症(LCH) [古川理恵子]
【エキスパートに聞く】LCHの臨床・ステージング [塩田曜子]
6章 小児がん
01 神経芽腫 [西村元喜]
02 肝芽腫 [服部真也,羽柴 淳,横田 元]
03 横紋筋肉腫 [野澤久美子]
04 腎腫瘍 [齋藤祐貴]
05 白血病・悪性リンパ腫 [中井義知]
06 造血幹細胞移植の合併症(GVHD,VOD/SOS) [宮嵜 治]
【エキスパートに聞く】適切な小児がんの核医学検査 [内山眞幸]
7章 心大血管・IVR
01 先天性心疾患 [中川基生]
02 血管炎 [宮嵜 治]
【エキスパートに聞く】低被ばく心臓CTの実践 [福山 緑,西井達矢]
小児心臓CTと被ばく小児心臓CT撮影時の取り組み
03 血管腫・血管奇形・リンパ管奇形・ISSVA分類 [野崎太希]
血管腫(血管原性腫瘍):特に乳児血管腫について血管奇形
【エキスパートに聞く】血管腫,リンパ管奇形の治療戦略 [藤野明浩]
04 先天性門脈体循環シャント [野坂俊介]
【エキスパートに聞く】先天性門脈体循環シャントの治療戦略 [野坂俊介]
治療戦略の概要CEPSならびにPDVに対するIVRの際の留意点
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大好評「勘ドコロ」シリーズに小児領域が仲間入り! 小児画像診断のプロ達がわかりやすく解説!
「画像診断の勘ドコロNEO」シリーズ,第8弾にして新たに小児領域が仲間入り!
小児専門でない放射線科医や,小児科医,小児外科医もかかわることがある疾患を中心に厳選し,疾患に対する概念や画像所見,臨床上の特徴などについてそれぞれ丁寧に解説。また,小児ならではの身体構造・特徴など,成人と異なる点についてさまざまな断面からの画像やシェーマを多数提示し,読者の理解を助かる内容に。さらに各章に設けた「エキスパートに聞く」では,臨床現場でより一層役立つ情報を惜しみなく紹介。
単なる入門書に留まらない,充実の一冊!