2025年12月号 Vol.29 No.13

ALL about 循環器画像診断

Heart View 2025年12月号
定価 3,300円(税込) (本体3,000円+税)
  • B5判  132ページ  
  • 2025年11月9日刊行


企画にあたって
大門雅夫(東京女子医科大学循環器内科 臨床教授)

 画像診断は,すべての循環器疾患の治療方針決定や治療効果判定に不可欠なものです。循環器領域における画像診断の進歩は目覚ましく,近年は心エコー図検査,MRI,CT,心筋シンチグラフィ,PET などさまざまな画像診断が日常診療で用いられるようになっています。こうした画像診断の進歩により,形態的な異常評価のみに留まらず,炎症や浮腫,線維化など病理学的変化,血流の異常なども可視化・定量化可能な時代となっています。さらに,これまで画像診断の専門家にゆだねられていた診断についても,人工知能(AI)を用いることで,より迅速かつ正確に行える時代を迎えようとしています。一方で,画像診断が多様化したために,それぞれの疾患で画像診断を十分に活用できていない状況も目にするようになりました。様々な画像診断が発展した現代においては,それぞれのモダリティの長所と短所を理解したうえで,病態に応じて多角的に複数の画像診断を組み合わせたマルチモダリティ診断を行う必要があります。
 本特集では,改めてさまざまな循環器画像診断を包括的に取り上げ,その活用法と最新の知識を専門家に解説していただきました。是非とも,本特集を役立てて最新の循環器画像診断の知識をアップデートしていただき,臨床の場でご活躍いただければ幸いです。
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目次

■特集:ALL about 循環器画像診断  企画・構成/大門雅夫
【識る】
1 今さらながらの胸部X線写真  田尻宏之
2 実臨床で2Dストレイン心エコー図をどう活かすか?  中西弘毅
3 冠動脈イメージングは心イベント予測に役立つのか?  木村茂樹
4 心筋シンチグラフィを使いこなそう:核種ごとの活かし方  福島賢慈,石井士朗,山崎宙士,竹石恭知,伊藤 浩
5【Expertise】循環器疾患におけるリアルタイム3DCGの活用可能性  瀬尾拡史
6【Expertise】循環器画像診断にAI技術は役立つのか?  楠瀬賢也

【診る】
7 心筋症の鑑別診断における心臓MRIの活かし方  橋本直起,石田正樹,北川覚也
8 この症状は心不全? 負荷心エコー図で心不全を診断する  杉本匡史
9 高齢心不全患者に潜む心アミロイドーシスを見落とさないためには?  宇宿弘輝,九山直人,尾田済太郎,泉家康宏,辻田賢一
10 感染性心内膜炎におけるマルチモダリティ画像診断  藤田文香,北井 豪
11【Expertise】4D flow MRIを臨床に活かす  長尾充展

【治す】
12 心臓18F-FDG PETを活かして心臓サルコイドーシスを治す  大門道子
13 画像診断を活かして大型血管炎の診断・治療に挑む  前嶋康浩
14 SHDカテーテル治療におけるTEEの実践―M-TEER/ASD/LAAO  庄司達朗,出雲昌樹
15 虚血性心疾患の治療戦略における冠動脈CTの役割  山本篤志
16 弁膜症手術に心臓CTをどう活かすのか?  尾長谷喜久子

●連載
・大切なことはすべて山下先生が教えてくれた 教え子達が伝えたい,心房細動診療の極意
 第11回 心房細動とライフスタイル  廣田尚美
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