2024年3月号 Vol.43 No.3

ゆるい肩(非外傷性肩関節不安定症)とどう向き合うか

関節外科 2024年3月号
定価 2,750円(税込) (本体2,500円+税)
  • B5判  128ページ  
  • 2024年2月19日刊行

目次

■特集:ゆるい肩(非外傷性肩関節不安定症)とどう向き合うか  企画・編集:北村歳男
1.概論
非外傷性肩関節不安定症とは  井樋栄二

2.診断と治療選択
非外傷性肩関節不安定症の混在する病因への対応:トライアングルセオリー  北村歳男ほか
非外傷性肩関節不安定症の診断と徒手検査法  名越 充
ゆるい肩と神経症状:胸郭出口症候群とのかかわり  船越忠直ほか
スポーツにおけるゆるい肩に対する診断と治療  山崎哲也

3.手術療法
非外傷性肩関節不安定症に対する鏡視下手術の適応と限界  高橋憲正
非外傷性肩関節不安定症における直視下手術の適応と限界  荻野修平

4.保存療法
非外傷性肩関節不安定症における装具療法の位置付け  大前博路ほか
理学療法士としての非外傷性肩関節不安定症症例への向き合い方:計画の立て方と訓練の工夫  野口 悠ほか
非外傷性肩関節不安定症におけるPNFを利用した治療について  遊佐 隆
非外傷性肩関節不安定症:スポーツでのリハビリテーション  飯田博己ほか

5.Ehlers-Danlos症候群の治療経験
私のEhlers-Danlos症候群の経験:肩関節の手術症例について  菅谷啓之
私のEhlers-Danlos症候群の経験:複数の装具による保存療法を行った肩関節多方向不安定症の1例  徳永琢也ほか

●連載
・傷をきれいに治す~外科的治療成功への第一歩~(第6回)
「外傷に伴う傷の扱い方」  松村福広

・話したくなる 整形外科 人物・用語ものがたり(第20回)
「ガラスの天井をぶち破った近代日本最初の女性医師:荻野吟子」  小橋由紋子
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