JRC蘇生ガイドライン2025に基づく
新生児蘇生法
インストラクターマニュアル
[Web動画付]
第6版
![新生児蘇生法インストラクターマニュアル[Web動画付]](../database/cover_image/book/X/ISBN978-4-7583-2357-4.jpg)
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定価 7,700円(税込) (本体7,000円+税)

- A4判 240ページ オールカラー,イラスト21点,写真21点
- 2026年3月27日刊行予定
- ISBN978-4-7583-2357-4
近刊のため予約販売となります。
序文
序文
日本周産期・新生児医学会では,2007年7月から新生児蘇生法普及事業(Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitation;NCPR)を開始しました。この事業の目的は,小児・成人とは全く異なる「子宮内環境から出生後の子宮外環境への移行,すなわち呼吸・循環の確立」が遅れた新生児に対し,脳神経蘇生のために,いかに効果的に心肺蘇生を行うかを学ぶ新生児蘇生法講習会の開催とその教材作成と講習会を運営するインストラクターの養成にあります。そのため,新規のインストラクターの養成とインストラクターの質の維持・向上を目的に,全国のトレーニングサイトで,インストラクターコースとインストラクターフォローアップコースを行っています。また,2020年から病院前新生児蘇生法講習会が開始され,2022年からは救急救命士の方々が主体的に講習会を開催できるよう,病院前新生児蘇生法インストラクターコースが始まりました。これにより,インストラクターが開催できる講習会は,新規認定取得のための3種類の講習会(A,B,Pコース)と既認定者のための講習会(Sコース)になりました。
2025年12月現在,インストラクターの総数は5,309人(Jインストラクター1,583人,Iインストラクター3,668人,PIインストラクター58人)となっています。インストラクター講習会は各トレーニングサイトで行われるため,需要と利便性を考え,2024年には福岡県に九州で2つ目となるサイトを増設して,現在全国に23サイトとなっています。
蘇生法委員会が目標としている当初の周産期医療従事者75,500人に,その規模に匹敵する病院前新生児蘇生の担い手である救急隊員67,000人が講習会を全国津々浦々で希望する日程で受講するには,インストラクターの計画的な育成が必要であり,より効果的なNCPRを実践するための教育のためにインストラクターの質のコントロールも課題となっています。
NCPR講習会で使用しているテキストとスライド教材は,国際蘇生連絡委員会(International Liaison Committee on Resuscitation;ILCOR)が5年ごとにまとめるConsensus on Science with Treatment Recommendation(CoSTR)を基に,日本蘇生協議会(Japan Resuscitation Council;JRC)が作成するガイドラインに基づいて作成されています。
本書は,公認インストラクターが成人学習論を基に改正点を踏まえ,講習会において最新の新生児蘇生にかかわる知識を正しく受講者に伝える方法とともに,実際に講習会を開催するうえでの手順も詳細に書かれています。さらに,インストラクターとしての知識のみならず,技術および態度も併せて習得できるように工夫されています。
この事業の最終目標は,「新生児死亡の低下と神経学的後障害の軽減」にあります。それを達成する手段の一つとして,「すべての分娩に質の高い新生児蘇生を直ちに開始できる人員が立ち会う体制を整備するための人材育成」が新生児蘇生法事業の重要な柱となっています。分娩は全国津々浦々の分娩施設で行われていますが,年間1,000件程度は施設外での分娩です。最終的には各施設に1人以上のインストラクターが施設内の教育を担当するとともに,救急救命士の方々が自立的に講習会開催ができるようになることが理想です。
インストラクターとして活動するうえで一番重要なのは,正確な知識とそれに基づいて受講者の行動を正しく判断し,誤りを指摘して修正する能力です。最初からこのような能力を身につけているインストラクターは皆無です。インストラクションを重ね自身で反省する点があったならば,本書を読み返すことによって自信をもってインストラクションができるようになります。
本書はNCPRに特化したものではありますが,本書に書かれている学習論は幅広く人材育成にも応用できる成人学習論を基盤としています。
今回の改訂では,医療界を取り巻く教育環境のレベルアップに合わせて無駄をそぎ落とし,より有用な情報を掲載することができました。
インストラクターの皆様にとって講習会のみならず,日常の医学教育にも広く役立てていただければ幸いです。
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法委員会 委員長
日本蘇生協議会(JRC) 理事
細野茂春
-------------------
推薦のことば
日本での各種蘇生コースは,国際蘇生連絡委員会(International Liaison Committee on Resuscitation;ILCOR)が作成した国際コンセンサス(Consensus on Science with Treatment Recommendation;CoSTR)に基づき,日本蘇生協議会(Japan Resuscitation Council;JRC)が5年に1回作成している『JRC蘇生ガイドライン』に沿って企画作成運営されている。特に,日本周産期・新生児医学会の新生児蘇生法普及事業(Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitation;NCPR)は,他の日本の各種蘇生コースと比較しても特に素晴らしいものである。そして最新のJRC蘇生ガイドライン2025の内容に準拠した内容を集約したのが,本書『新生児蘇生法インストラクターマニュアル第6版』である。
その素晴らしさは,トレーニング内容が最新のJRC蘇生ガイドライン2025「新生児の蘇生(NCPR)」の内容に準拠しているのはもちろん,そのトレーニング手法(蘇生教育科学)もJRC蘇生ガイドライン2025「普及・教育のための方策(EIT)」の内容に沿った最新のものであること,さらに日本独自,NCPR独自の内容が多数盛り込まれていることにある。インストラクターに向けては,Ibstpi®(The International Board of Standards for Training, Performance and Instruction)に準じた「NCPRインストラクターコンピテンシー」が設定され,シナリオの途中でのファシリテーション方法も詳細に,かつ具体的に提供されている。また,難しいと感じられることが多いデブリーフィングについても,日本人の特性を考慮した「V.E.C.T.O.R. デブリーフィング」がNCPR独自に準備され,そのポイントも明示されている。このようにNCPRは最新の蘇生教育科学に基づき,多様な工夫や方略を活用して,受講者にベストな学びの場を提供している。またeラーニングを活用したブレンデッドラーニングは,JRC蘇生ガイドライン2025の「教育・普及に関する方策(EIT)」でも推奨される方策であり,これも受講者の有効な学びの場を提供するための重要な要素であると考える。さらに日本から海外に向けてNCPRのトレーニングを発信し,世界に貢献しているのもNCPRの素晴らしさである。これらはすべて,NCPRに関わられる日本周産期・新生児医学会の新生児蘇生法委員会の皆さんのご努力の賜物であり,ご関係の皆さんに敬意を表したい。
NCPRとは,初期にハワイ大学シミュレーションセンター(SimTiki)のBenjamin Berg先生を日本にお招きしてNCPRの内容をブラッシュアップしたときから関わり,その発展を見守り続けている。JRC蘇生ガイドライン2025に基づく本書は,さらに素晴らしい内容に仕上がっている。成人の蘇生トレーニングに関わる立場から,またJRC EITに共同座長として関わる立場から,さらに外部からのNCPRを応援している一人として,『新生児蘇生法インストラクターマニュアル第6版』を強く推薦させていただく。
この書が,NCPRのトレーニングにはもちろん,実臨床での新生児蘇生やその振り返りでも活用され,日本や世界での新生児蘇生の質や実績の向上はもちろん,医療人材育成にも役立つことを切に期待したい。
東京慈恵会医科大学 救急災害医学講座 主任教授
日本蘇生協議会(JRC)蘇生ガイドライン2025
普及・教育のための方策(EIT)作業部会 共同座長
武田 聡
日本周産期・新生児医学会では,2007年7月から新生児蘇生法普及事業(Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitation;NCPR)を開始しました。この事業の目的は,小児・成人とは全く異なる「子宮内環境から出生後の子宮外環境への移行,すなわち呼吸・循環の確立」が遅れた新生児に対し,脳神経蘇生のために,いかに効果的に心肺蘇生を行うかを学ぶ新生児蘇生法講習会の開催とその教材作成と講習会を運営するインストラクターの養成にあります。そのため,新規のインストラクターの養成とインストラクターの質の維持・向上を目的に,全国のトレーニングサイトで,インストラクターコースとインストラクターフォローアップコースを行っています。また,2020年から病院前新生児蘇生法講習会が開始され,2022年からは救急救命士の方々が主体的に講習会を開催できるよう,病院前新生児蘇生法インストラクターコースが始まりました。これにより,インストラクターが開催できる講習会は,新規認定取得のための3種類の講習会(A,B,Pコース)と既認定者のための講習会(Sコース)になりました。
2025年12月現在,インストラクターの総数は5,309人(Jインストラクター1,583人,Iインストラクター3,668人,PIインストラクター58人)となっています。インストラクター講習会は各トレーニングサイトで行われるため,需要と利便性を考え,2024年には福岡県に九州で2つ目となるサイトを増設して,現在全国に23サイトとなっています。
蘇生法委員会が目標としている当初の周産期医療従事者75,500人に,その規模に匹敵する病院前新生児蘇生の担い手である救急隊員67,000人が講習会を全国津々浦々で希望する日程で受講するには,インストラクターの計画的な育成が必要であり,より効果的なNCPRを実践するための教育のためにインストラクターの質のコントロールも課題となっています。
NCPR講習会で使用しているテキストとスライド教材は,国際蘇生連絡委員会(International Liaison Committee on Resuscitation;ILCOR)が5年ごとにまとめるConsensus on Science with Treatment Recommendation(CoSTR)を基に,日本蘇生協議会(Japan Resuscitation Council;JRC)が作成するガイドラインに基づいて作成されています。
本書は,公認インストラクターが成人学習論を基に改正点を踏まえ,講習会において最新の新生児蘇生にかかわる知識を正しく受講者に伝える方法とともに,実際に講習会を開催するうえでの手順も詳細に書かれています。さらに,インストラクターとしての知識のみならず,技術および態度も併せて習得できるように工夫されています。
この事業の最終目標は,「新生児死亡の低下と神経学的後障害の軽減」にあります。それを達成する手段の一つとして,「すべての分娩に質の高い新生児蘇生を直ちに開始できる人員が立ち会う体制を整備するための人材育成」が新生児蘇生法事業の重要な柱となっています。分娩は全国津々浦々の分娩施設で行われていますが,年間1,000件程度は施設外での分娩です。最終的には各施設に1人以上のインストラクターが施設内の教育を担当するとともに,救急救命士の方々が自立的に講習会開催ができるようになることが理想です。
インストラクターとして活動するうえで一番重要なのは,正確な知識とそれに基づいて受講者の行動を正しく判断し,誤りを指摘して修正する能力です。最初からこのような能力を身につけているインストラクターは皆無です。インストラクションを重ね自身で反省する点があったならば,本書を読み返すことによって自信をもってインストラクションができるようになります。
本書はNCPRに特化したものではありますが,本書に書かれている学習論は幅広く人材育成にも応用できる成人学習論を基盤としています。
今回の改訂では,医療界を取り巻く教育環境のレベルアップに合わせて無駄をそぎ落とし,より有用な情報を掲載することができました。
インストラクターの皆様にとって講習会のみならず,日常の医学教育にも広く役立てていただければ幸いです。
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法委員会 委員長
日本蘇生協議会(JRC) 理事
細野茂春
-------------------
推薦のことば
日本での各種蘇生コースは,国際蘇生連絡委員会(International Liaison Committee on Resuscitation;ILCOR)が作成した国際コンセンサス(Consensus on Science with Treatment Recommendation;CoSTR)に基づき,日本蘇生協議会(Japan Resuscitation Council;JRC)が5年に1回作成している『JRC蘇生ガイドライン』に沿って企画作成運営されている。特に,日本周産期・新生児医学会の新生児蘇生法普及事業(Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitation;NCPR)は,他の日本の各種蘇生コースと比較しても特に素晴らしいものである。そして最新のJRC蘇生ガイドライン2025の内容に準拠した内容を集約したのが,本書『新生児蘇生法インストラクターマニュアル第6版』である。
その素晴らしさは,トレーニング内容が最新のJRC蘇生ガイドライン2025「新生児の蘇生(NCPR)」の内容に準拠しているのはもちろん,そのトレーニング手法(蘇生教育科学)もJRC蘇生ガイドライン2025「普及・教育のための方策(EIT)」の内容に沿った最新のものであること,さらに日本独自,NCPR独自の内容が多数盛り込まれていることにある。インストラクターに向けては,Ibstpi®(The International Board of Standards for Training, Performance and Instruction)に準じた「NCPRインストラクターコンピテンシー」が設定され,シナリオの途中でのファシリテーション方法も詳細に,かつ具体的に提供されている。また,難しいと感じられることが多いデブリーフィングについても,日本人の特性を考慮した「V.E.C.T.O.R. デブリーフィング」がNCPR独自に準備され,そのポイントも明示されている。このようにNCPRは最新の蘇生教育科学に基づき,多様な工夫や方略を活用して,受講者にベストな学びの場を提供している。またeラーニングを活用したブレンデッドラーニングは,JRC蘇生ガイドライン2025の「教育・普及に関する方策(EIT)」でも推奨される方策であり,これも受講者の有効な学びの場を提供するための重要な要素であると考える。さらに日本から海外に向けてNCPRのトレーニングを発信し,世界に貢献しているのもNCPRの素晴らしさである。これらはすべて,NCPRに関わられる日本周産期・新生児医学会の新生児蘇生法委員会の皆さんのご努力の賜物であり,ご関係の皆さんに敬意を表したい。
NCPRとは,初期にハワイ大学シミュレーションセンター(SimTiki)のBenjamin Berg先生を日本にお招きしてNCPRの内容をブラッシュアップしたときから関わり,その発展を見守り続けている。JRC蘇生ガイドライン2025に基づく本書は,さらに素晴らしい内容に仕上がっている。成人の蘇生トレーニングに関わる立場から,またJRC EITに共同座長として関わる立場から,さらに外部からのNCPRを応援している一人として,『新生児蘇生法インストラクターマニュアル第6版』を強く推薦させていただく。
この書が,NCPRのトレーニングにはもちろん,実臨床での新生児蘇生やその振り返りでも活用され,日本や世界での新生児蘇生の質や実績の向上はもちろん,医療人材育成にも役立つことを切に期待したい。
東京慈恵会医科大学 救急災害医学講座 主任教授
日本蘇生協議会(JRC)蘇生ガイドライン2025
普及・教育のための方策(EIT)作業部会 共同座長
武田 聡
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目次
Ⅰ NCPR講習会におけるファシリテーション
1インストラクションの基盤となる考え方:成人学習論
1)大人の学びとは
2)効果的な学習の場とは
Column シミュレーションに役立つ学習理論
2NCPRインストラクターコンピテンシーの構造:カテゴリーの説明
インストラクターコンピテンシーとは
3NCPRインストラクターコンピテンシーの構造:基盤
NCPRインストラクターとしての3つのビジョンと価値観
4NCPRインストラクターコンピテンシーの構造:コンピテンシー
1)NCPRインストラクターに求められる行動および態度
2)NCPR講習会における指導方略
Column 助産師・看護師インストラクターの悩みとチーム医療の大切さ
3)NCPR講習会の運営
Ⅱ 評価基準
NCPRインストラクターコースにおける評価
112の評価項目
2レーダーチャートを用いた評価
Column 産婦人科から見たNCPR
Ⅲ 各NCPR講習会の特徴とインストラクションのポイント
1専門コース(Aコース)・一次コース(Bコース)
2スキルアップコース(Sコース)
3病院前(プレホスピタル)コース(Pコース)
Column NCPRとPBLSの使い分け
Ⅳ 一歩進んだインストラクションのために
1アルゴリズムの読み方
memo 胸骨圧迫法の動向
2Tピース蘇生装置の教え方
3声門上気道デバイスの教え方
4臍帯静脈路確保の教え方
5講義コミュニケーション
6なぜデブリーフィングが大切なのか
Column 新生児蘇生と患者安全
Ⅴ 講習会開催の実際
1講習会の開催について
2新規修了認定コース(Aコース・Bコース・Pコース)の開催について
3継続学習支援コース(Sコース)の開催について
Column インストラクターコースにおけるeラーニングの位置付け
Ⅵ ILCOR関連トピック
1ILCOR Task Forceに求められる人材
Column ILCOR裏話 ~月2回のWeb会議~
2CoSTR 2025 検討された40トピックスとJRCの推奨・提案
Column 世界の赤ちゃんと新生児蘇生
3ILCOR・NCPR関連の重要文献
Column 新生児医療におけるビデオ喉頭鏡の今
利益相反(COI)リスト
Ⅶ NCPR講習会のファシリテーションに使える別冊
2025年版NCPRアルゴリズム図
別冊目次
1講習会必要事項チェックリスト
Column 受講者の心理的安全性について
2NCPR講習会のファシリテーションのポイントとコツ
~講習会成功のためのTIPs~
3~ V.E.C.T.O.R. デブリーフィングアプローチ ~
V.E.C.T.O.R. デブリーフィング 言葉かけの例
4シナリオ作成
シナリオビルディング
シナリオビルディングテンプレート:A・Bコース用 / Pコース用
5シナリオ集とチェックシート
1)A・Bコースシナリオ例
Column 受講者を励ます
2)A・Bコースシナリオ場面集
3)Sコース 自己チェックシート(手技)
4)Sコースシナリオ
5)Pコースシナリオ
6インストラクションツール
NCPRチェックリスト
インストラクター 自己評価表
2025年版NCPRアルゴリズム図
1インストラクションの基盤となる考え方:成人学習論
1)大人の学びとは
2)効果的な学習の場とは
Column シミュレーションに役立つ学習理論
2NCPRインストラクターコンピテンシーの構造:カテゴリーの説明
インストラクターコンピテンシーとは
3NCPRインストラクターコンピテンシーの構造:基盤
NCPRインストラクターとしての3つのビジョンと価値観
4NCPRインストラクターコンピテンシーの構造:コンピテンシー
1)NCPRインストラクターに求められる行動および態度
2)NCPR講習会における指導方略
Column 助産師・看護師インストラクターの悩みとチーム医療の大切さ
3)NCPR講習会の運営
Ⅱ 評価基準
NCPRインストラクターコースにおける評価
112の評価項目
2レーダーチャートを用いた評価
Column 産婦人科から見たNCPR
Ⅲ 各NCPR講習会の特徴とインストラクションのポイント
1専門コース(Aコース)・一次コース(Bコース)
2スキルアップコース(Sコース)
3病院前(プレホスピタル)コース(Pコース)
Column NCPRとPBLSの使い分け
Ⅳ 一歩進んだインストラクションのために
1アルゴリズムの読み方
memo 胸骨圧迫法の動向
2Tピース蘇生装置の教え方
3声門上気道デバイスの教え方
4臍帯静脈路確保の教え方
5講義コミュニケーション
6なぜデブリーフィングが大切なのか
Column 新生児蘇生と患者安全
Ⅴ 講習会開催の実際
1講習会の開催について
2新規修了認定コース(Aコース・Bコース・Pコース)の開催について
3継続学習支援コース(Sコース)の開催について
Column インストラクターコースにおけるeラーニングの位置付け
Ⅵ ILCOR関連トピック
1ILCOR Task Forceに求められる人材
Column ILCOR裏話 ~月2回のWeb会議~
2CoSTR 2025 検討された40トピックスとJRCの推奨・提案
Column 世界の赤ちゃんと新生児蘇生
3ILCOR・NCPR関連の重要文献
Column 新生児医療におけるビデオ喉頭鏡の今
利益相反(COI)リスト
Ⅶ NCPR講習会のファシリテーションに使える別冊
2025年版NCPRアルゴリズム図
別冊目次
1講習会必要事項チェックリスト
Column 受講者の心理的安全性について
2NCPR講習会のファシリテーションのポイントとコツ
~講習会成功のためのTIPs~
3~ V.E.C.T.O.R. デブリーフィングアプローチ ~
V.E.C.T.O.R. デブリーフィング 言葉かけの例
4シナリオ作成
シナリオビルディング
シナリオビルディングテンプレート:A・Bコース用 / Pコース用
5シナリオ集とチェックシート
1)A・Bコースシナリオ例
Column 受講者を励ます
2)A・Bコースシナリオ場面集
3)Sコース 自己チェックシート(手技)
4)Sコースシナリオ
5)Pコースシナリオ
6インストラクションツール
NCPRチェックリスト
インストラクター 自己評価表
2025年版NCPRアルゴリズム図
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新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催するインストラクター必携のテキスト
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法普及事業(NCPR)講習会で使用する公式テキスト「JRCガイドライン2025に基づく新生児蘇生法テキスト第5版」に対応した,NCPR講習会インストラクターのための公式マニュアル。また,同じくNCPRのインストラクターコースを受講するすべてのインストラクター必携テキストである。
第6版では,インストラクターとして求められるコンピテンシー,受講者の心理的安全性,デブリーフィング(振り返り)の重要性など,成人学習論に基づいた学びを中心に解説し,より学びの定着を意識した講習を目指す内容となっている。さらに, NCPRの講義スライドやeラーニングの内容とも連動し,ストリーミング動画(QRコード)で講習会の動画も視聴できる。取り外しのできる別冊では,シナリオ集のほか,講習のコツや自己評価チェックリストなど書籍オリジナルのツールを作成し, QRコードでダウンロードして使えるPDFを用意した。