- 近刊
- 薬学
薬剤師のミカタ
病院薬剤師編

定価 3,850円(税込) (本体3,500円+税)
- B6変型判 216ページ オールカラー,イラスト80点,写真50点
- 2026年3月30日刊行予定
- ISBN978-4-7583-2228-7
近刊のため予約販売となります。
序文
編集の序
六年制薬学教育は「薬学教育モデル・コア・カリキュラム」に基づき,薬剤師として求められる知識・技能・態度の習得を目的として体系的に実施されている。また,22週にわたる実務実習を通じて,薬学生は医療現場を経験し,臨床に関わる基礎的能力を身に付けている。
一方で,薬剤師免許を取得し医療現場に立った瞬間から,学生とは異なり,専門職としての責任が伴う。患者個々の状態に応じた薬物療法の支援や多職種連携の中での役割が求められるなか,自らの知識をどのように実践へ結び付けるべきか戸惑う新人薬剤師も少なくない。
2024年3月に厚生労働省より「薬剤師臨床研修ガイドライン」が公表された。本ガイドラインは,免許取得直後の薬剤師が臨床現場で必要な能力を体系的に習得することを目的として策定されたものであり,薬剤師の資質向上および医療の質の標準化において重要な指針となるものである。
本書では,病院薬剤師の基本的な業務の流れに加え,新人薬剤師が現場で直面しやすい課題や,先輩薬剤師の経験に基づく実践的なアドバイスを取り入れ,「薬剤師臨床研修ガイドライン」に対応した構成のもと,初期段階で習得すべき知識・技能を体系的に整理した。本書が,新人薬剤師が臨床で経験を積み重ね,専門職として成長していくための一助となれば幸いである。
最後に本書の編集にご尽力いただきましたメジカルビュー社の水上 優氏,小松朋寛氏に深謝いたします。
2026年3月
編者を代表して
兼重 晋
六年制薬学教育は「薬学教育モデル・コア・カリキュラム」に基づき,薬剤師として求められる知識・技能・態度の習得を目的として体系的に実施されている。また,22週にわたる実務実習を通じて,薬学生は医療現場を経験し,臨床に関わる基礎的能力を身に付けている。
一方で,薬剤師免許を取得し医療現場に立った瞬間から,学生とは異なり,専門職としての責任が伴う。患者個々の状態に応じた薬物療法の支援や多職種連携の中での役割が求められるなか,自らの知識をどのように実践へ結び付けるべきか戸惑う新人薬剤師も少なくない。
2024年3月に厚生労働省より「薬剤師臨床研修ガイドライン」が公表された。本ガイドラインは,免許取得直後の薬剤師が臨床現場で必要な能力を体系的に習得することを目的として策定されたものであり,薬剤師の資質向上および医療の質の標準化において重要な指針となるものである。
本書では,病院薬剤師の基本的な業務の流れに加え,新人薬剤師が現場で直面しやすい課題や,先輩薬剤師の経験に基づく実践的なアドバイスを取り入れ,「薬剤師臨床研修ガイドライン」に対応した構成のもと,初期段階で習得すべき知識・技能を体系的に整理した。本書が,新人薬剤師が臨床で経験を積み重ね,専門職として成長していくための一助となれば幸いである。
最後に本書の編集にご尽力いただきましたメジカルビュー社の水上 優氏,小松朋寛氏に深謝いたします。
2026年3月
編者を代表して
兼重 晋
全文表示する
閉じる
目次
第1章 病院薬剤師の業務
1身だしなみ 小杉三弥子
2社会人マナー 小杉三弥子
3コミュニケーション 小杉三弥子
4業務の流れ 片桐彩乃
5医療安全 川邉 桂
第2章 調剤業務
1処方内容の確認,分析 杉山菜穂
2処方監査 藤田彩花
3疑義照会 田中美玲
4計数調剤 能登真澄美
5計量調剤 小山実央
6注射調剤 飯塚千晴
7院内製剤 尾田未来
8麻薬調剤 小泉宏史
9医薬品の管理 横山千紘
10無菌調製①:概要と中心静脈栄養 田内明佳
11無菌調製②:抗がん薬 重村明香
第3章 医薬品情報管理業務
1情報収集,管理 谷垣柊乃介
2情報提供 川邊一寛
3副作用報告 神 葵
4院内採用医薬品の承認手続き 安島秀友
第4章病棟薬剤業務
入院時
1患者情報の収集 井上亜紗美
2アドヒアランスの評価 田渕知佳
3服薬計画の立案 小野友加里
入院中
4服薬指導 野田航平,上野美穂
5効果・副作用モニタリング 井上貴文,五十嵐保陽
6TDM(治療薬物モニタリング) 梅﨑靖弘
7プレアボイド 佐々木知美
8処方提案 真島宏太
9カルテへの記載 眞崎 晃
10多職種連携 井上竜一
退院時
11退院時指導 釜田充浩
12地域連携 濵走優人
Case Study
13内科病棟:循環器内科 大津友紀
14内科病棟:糖尿病内科 敷島友喜
15外科病棟:周術期 宇都誠志
16外科病棟:整形外科 大倉野将広
17外科病棟:がん化学療法 武田佳子
18特殊病棟:ICU(集中治療室) 塩入真衣
19特殊病棟:小児科 神﨑 愛
20特殊病棟:産科 篠島朋子
21特殊病棟:精神科 佐々木史香
第5章 専門医療
1がん化学療法 柿本秀樹
2緩和医療 川田哲史
3感染制御 永江寛子
4救急医療 森脇典弘
第6章 在宅医療
1在宅訪問するまでの流れ 大江佑加子
2患者対応 草場里奈
第7章 臨床研究
1倫理委員会への申請手続き 長郷あかね
2臨床研究の進め方 安高勇気
付録
1主な検査値 佐藤啓介
2ハイリスク薬 岩﨑清子
3TDM 対象抗菌薬・抗真菌薬 甲斐田 唯
4投与日数制限が設けられている医薬品 柴田阿矢佳
1身だしなみ 小杉三弥子
2社会人マナー 小杉三弥子
3コミュニケーション 小杉三弥子
4業務の流れ 片桐彩乃
5医療安全 川邉 桂
第2章 調剤業務
1処方内容の確認,分析 杉山菜穂
2処方監査 藤田彩花
3疑義照会 田中美玲
4計数調剤 能登真澄美
5計量調剤 小山実央
6注射調剤 飯塚千晴
7院内製剤 尾田未来
8麻薬調剤 小泉宏史
9医薬品の管理 横山千紘
10無菌調製①:概要と中心静脈栄養 田内明佳
11無菌調製②:抗がん薬 重村明香
第3章 医薬品情報管理業務
1情報収集,管理 谷垣柊乃介
2情報提供 川邊一寛
3副作用報告 神 葵
4院内採用医薬品の承認手続き 安島秀友
第4章病棟薬剤業務
入院時
1患者情報の収集 井上亜紗美
2アドヒアランスの評価 田渕知佳
3服薬計画の立案 小野友加里
入院中
4服薬指導 野田航平,上野美穂
5効果・副作用モニタリング 井上貴文,五十嵐保陽
6TDM(治療薬物モニタリング) 梅﨑靖弘
7プレアボイド 佐々木知美
8処方提案 真島宏太
9カルテへの記載 眞崎 晃
10多職種連携 井上竜一
退院時
11退院時指導 釜田充浩
12地域連携 濵走優人
Case Study
13内科病棟:循環器内科 大津友紀
14内科病棟:糖尿病内科 敷島友喜
15外科病棟:周術期 宇都誠志
16外科病棟:整形外科 大倉野将広
17外科病棟:がん化学療法 武田佳子
18特殊病棟:ICU(集中治療室) 塩入真衣
19特殊病棟:小児科 神﨑 愛
20特殊病棟:産科 篠島朋子
21特殊病棟:精神科 佐々木史香
第5章 専門医療
1がん化学療法 柿本秀樹
2緩和医療 川田哲史
3感染制御 永江寛子
4救急医療 森脇典弘
第6章 在宅医療
1在宅訪問するまでの流れ 大江佑加子
2患者対応 草場里奈
第7章 臨床研究
1倫理委員会への申請手続き 長郷あかね
2臨床研究の進め方 安高勇気
付録
1主な検査値 佐藤啓介
2ハイリスク薬 岩﨑清子
3TDM 対象抗菌薬・抗真菌薬 甲斐田 唯
4投与日数制限が設けられている医薬品 柴田阿矢佳
全文表示する
閉じる
「新⼈のときにこんな本が欲しかった」をカタチにしました! 新⼈病院薬剤師の強い味⽅!
本書は卒後臨床研修の到達目標や研修内容を示した「薬剤師臨床研修ガイドライン」(厚生労働省,2024/3)に対応した内容で,病院薬剤師が携わる業務全般をコンパクトに記載している。
「病棟薬剤業務」は入院時,入院中,退院時に分けて記載するとともに,Case Studyにて多様な症例を紹介。薬剤師が行うこと,注意すべき点を具体的に解説した。先輩薬剤師だからこそ教えられるコツやポイントも掲載する。
新人薬剤師はもちろん,久々に現場復帰する薬剤師や実習に臨む学生にもおすすめの一冊。