DS NOW 4

胆・膵外科標準手術

操作のコツとトラブルシューティング

胆・膵外科標準手術

■担当編集委員 杉山 政則

定価 11,000円(税込) (本体10,000円+税)
  • A4判  176ページ  オールカラー,イラスト300点,写真30点
  • 2009年1月29日刊行
  • ISBN978-4-7583-0339-2

脈管系や解剖をしっかりおさえ,手術手技がイメージできる実践的な手術書

若手外科医が修得すべき基本的手術を,エキスパートたちが丁寧に解説した手術書。胆嚢・膵臓の手術手技を理解し,応用できるように,イラストを多用し,実践的な手術書として編集。外科に必要な解剖を網羅し,胆嚢および膵臓切除の標準手術を解説。

■シリーズ編集委員
上西紀夫/後藤満一/杉山政則/渡邊昌彦


序文

 本書では胆膵外科の標準手術について,その手術操作のコツとトラブルシューティングを解説しました。
 胆膵外科で扱う疾患・領域は広く,さまざまな手術術式を習得する必要があります。複雑な手術術式も多く,また術後合併症の頻度も高く重篤化しやすい傾向があります。したがって安全で確実な手術手技を習得する必要があります。そのためには局所解剖や病態の理解も求められます。
 本書では胆道手術の基本となる開腹胆嚢摘出術,腹腔鏡下胆嚢摘出術から始まって,膵臓手術のゴールともいうべき膵頭十二指腸切除術まで網羅しています。基本的手術といっても常に平易というわけではなく,ピットフォールが潜んでいたり困難例も多くあります。一方,高難度手術とされる膵頭十二指腸切除術や,ふだんあまり経験しない総胆管拡張症や急性膵炎の手術も,基本手技の積み重ねです。解剖をよく知り術式の本質を理解できれば,決して難しい手術ではありません。
 美しいわかりやすい図を豊富に用意しています。図を見ているだけでも,手術の内容や解剖を理解できます。さらに本文では詳しい説明を加えています。とくに重要な事項については「手技のポイント」として記載しました。術中合併症を未然に防ぐコツや,困難な場面に遭遇した際の対処法も述べられています。膵胆道系の解剖は複雑であり,変異も多く見られます。「知っておくべき解剖」のコラムに記載しました。
 本書では専門家によって手術操作のコツが余すことなく述べられています。実際の症例を経験しながら,そのコツを自分のものにしていただきたいと思います。本書が胆膵手術の理解や手技向上に役立つものと確信しています。

2008年12月
杉山政則
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目次


 胆嚢摘出術(開腹)森 俊幸 ほか
 胆嚢摘出術(腹腔鏡下)山下 裕一 ほか
 胆管切開結石切石術堀口 明彦 ほか
 胆道バイパス術近藤 匡 ほか
 総胆管拡張症手術大内田 次郎 ほか

 幽門輪温存膵頭十二指腸切除術金住 直人 ほか
 膵部分切除術土井 隆一郎 
 膵体尾部切除術中村 雅史 ほか
 膵仮性嚢胞消化管吻合術竹山 宜典
 急性膵炎の手術武田 和憲
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