試験対策問題集

糖尿病療養指導のための力試し300題

第9版

糖尿病療養指導のための力試し300題

■編集 片山 茂裕
河津 捷二

定価 3,300円(税込) (本体3,000円+税)
  • B5判  300ページ  1色
  • 2018年12月24日刊行
  • ISBN978-4-7583-0172-5

糖尿病療養指導における知識の整理,認定試験対策に必須の1冊。待望の第9版

「日本糖尿病療養指導士認定試験」をはじめ,地域で行われている糖尿病療養指導士試験などの対策として,また勉強会などの復習にも使える力試し問題集。
2016年刊行の「第8版 糖尿病療養指導のための力試し300題」の構成はそのままに,2017年,2018年の出題問題を新たに加え,内容をアップデートした。過去に実際に出題されたとされている問題をできるだけ復元し,その復元度をA,B,Cで表している。


序文

発刊によせて

 わが国の糖尿病患者数は激増し,平成28年の国民健康栄養調査では,糖尿病が強く疑われる者が1,000万人,糖尿病が否定できない者が1,000万人に達しました。一方,診療にあたる日本糖尿病学会の専門医は,2018年11月現在で5,700名余にすぎません。できるだけ多くの糖尿病患者さんにより専門的で質の高い医療を提供する目的で,平成12年に日本糖尿病療養指導士認定機構が設立され,「糖尿病とその療養指導全般に関する正しい知識を有し,医師の指示の下で患者に熟練した療養指導を行うことのできる医療従事者」を「日本糖尿病療養指導士」として認定するための認定試験が始まりました。各地の診療機関で,多くの糖尿病療養指導士が,医師の指導の下,看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士などの様々な職種でチーム医療を行うことにより,わが国の糖尿病患者さんが,よりよい治療を受けられることが期待されています。
 日本糖尿病療養指導士の認定試験は平成29年度までに18回の試験が実施され,33,901名が合格し,現在19,579名が第一線で活躍しています。直近の2回の試験をみると,平成28年度は受験者数が1,861名で合格率が89.1%,平成27年度は受験者数が1,646名で合格率が88.4%です。
 さて,日本糖尿病療養指導士認定機構から,ガイドブックが発行されています。ただ,糖尿病の医学・医療の進歩は日進月歩で目覚ましいものがあります。そのため,受験生が学習し理解して記憶しておく事柄は年々増加し,膨大な量となっています。受験生の負担を少しでも軽減すべく,「糖尿病療養指導のための力試し150題」と題する本問題集が企画され,2003年に出版されました。実際の受験生から聞き取り調査を行い,出題された問題を再現するように努めました。80%以上再現できた問題をAとし,60~80%の再現にとどまった問題をBと表しました。領域を通覧し,不足する分野には『New』として,編者が新作問題を加えています。いずれも,ガイドブックの対応部分を示し,さらに重要な部分には解説を加えました。幸いにも多くの受験生に利用され,改訂を重ね,2007年以降の改訂版では300題となりました。第4版の改訂からは,出題形式の変更に合わせて回答形式をX1やX2とし,多肢選択問題も追加しました。今回の改訂第9版の出版にあたって,2017年・2018年の出題からもできるだけ多くの問題を再現するよう努めました。出題された問題の復元にご協力いただいた受験生諸氏に感謝申し上げます。特に認定機構のガイドブックが2014年に大幅に改訂されましたので,問題の順番などもガイドブックに合わせて並べかえてあります。また,この改訂以降,患者教育について力点が置かれていますので,それらに対応すべく新しい問題も追加してあります。
 本書が,近年全国的に展開されてきている「地域糖尿病療養指導士」を含めて,受験生諸氏の勉学のお役に立ち,合格の一助になり,最終的には糖尿病患者さんのお役に立てば,編者・著者として望外の喜びです。最後に,本書の発刊にあたり終始御努力をいただきましたメジカルビュー社の宮澤進氏,浦野直樹氏に深謝いたします。

2018年11月吉日
片山茂裕
河津捷二
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