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学会関連 新刊書,好評書のご案内
第49回日本脊椎脊髄病学会学術集会
脊椎手術合併症回避のポイント
若手脊椎外科医が執刀する手術で起こりうる合併症に限定し,構成されている書籍である。起こる頻度の高い合併症,それらを起こしやすい場面(メルクマール:指標)を術式別に取り上げ,イラスト・写真とともに解説している。
各項目は,「なぜ起こるのか」「起こさないために」「起きてしまったら」「オペ時のメルクマール」の見出し4つで構成されている。「オペ時のメルクマール」では最初に[起こしやすい場面:注意するポイント/回避のポイント]を青文字で強調しているので,例:[移植骨の設置時:母床椎体の骨性終板は温存する](移植骨設置位置の不良 より),この部分を見ていくだけでも,その手術で注意しなければいけない合併症の回避ポイントが理解できる。
術式別の合併症情報が一目瞭然になっている本書を,執刀前に是非必見していただきたい。
改訂第2版 整形外科医のための局所麻酔法・ブロック療法
整形外科医が行う局所麻酔と神経ブロックの基本的な手技を簡潔にまとめたロングセラーが,時代の変化を反映して全面改訂。刺入部周辺の解剖図から始まり,刺入法の流れをチャートで示しながら,ポイントとなる場面をイラストで示している。
コンパクトなA5判だが,大きめのイラストとフルカラーの解剖図でわかりやすい内容が特徴。「Pitfall!」や「こうすればうまくいく!」等の実践的アドバイスも満載。