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学会関連 新刊書,好評書のご案内
第55回日本理学療法学術研修大会
改訂第2版 循環器リハビリテーションの理論と技術 新刊!!
循環器疾患患者の多くは多疾患有病者であり,原疾患を含む多くの臨床所見から運動療法におけるリスクの層別化を図る必要がある。また,運動中の呼吸ならびに循環応答を適切に捉えることが運動処方の組み立てを大きく左右することから,これらの応答をより客観的に捉える高い評価技術が求められている。さらに,二次予防(再発予防)に向けて,退院後の疾患管理ならびに日常生活活動について教育的に働きかける指導能力が必要となるなど,疾患の特性に焦点をあてて,評価技術と治療技術を応用していく能力が求められている。
そこで本書は,循環器疾患に対する理学療法の臨床的意義や運動療法(プロトコール)の列挙にとどまらず,理学療法を組み立てるための理論的背景とその理論に基づいた評価ならびに治療技術を明らかにし,臨床の場で必要な知識が身に付く内容となっている。
改訂第2版では,心エコーやPCIの普及など進歩著しい循環器医療についてアップデートし,禁煙指導や術後ケアについても項目を設けている。
第4版 リハビリテーション リスク管理ハンドブック 新刊!!
リハビリテーションの対象は高齢者であったり合併症をもっていたりすることが多く,リハビリテーション中に状態が急変するリスクが高い。しかし,老健施設や訪問リハビリテーションなど,急変時にすぐ医師の応援を依頼できない状況もあり,緊急性の判断から初期対応までをセラピストが行わなければならない場合がある。本書はこういった現状を踏まえ,リハビリテーション現場で働くスタッフを対象に,主に「患者の急変」という視点からリスク管理について解説した書籍である。
第4版では,最新のエビデンスや『リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン』をはじめとする各種ガイドラインを基に内容をアップデート。また「筋骨格系の疼痛」や「リスク管理に必要な検査所見のみかた」「医師不在の環境での対応」など,内容を充実させた。リハビリテーションに携わる医療職の方には必携の1冊。
セラピストのための 脳卒中評価指標の解釈と活用
脳卒中のリハビリテーションに用いる各種の評価指標のうち,臨床で使用頻度の高いものを網羅し,検査結果をどう解釈し,どのように活用するかを解説。1つ1つの評価指標の検査結果が示す意味の解説はもちろん,複数の評価指標の検査結果を組み合わせると何がわかるかについても,可能な限り実例を用いて記載している。
最初の見開きで「結論/おすすめポイント」「検査・測定のポイント」「評価上のポイント」「各評価施行・解釈のフローチャート」がまとめられ全体が理解しやすい構成となっているので,臨床現場での活用はもちろん,学生のサブテキストとしてもお薦め。
理学療法マネジメント 肘関節理学療法マネジメント 機能障害の原因を探るための臨床思考を紐解く
関節の機能障害に対する評価・解釈・アプローチ法を詳細に解説する『理学療法マネジメント』シリーズ。
本書では,機能障害別(肘関節伸展機能障害,肘関節外反制動機能障害,前腕回旋機能障害)に,評価法や理学療法を解説。また,手,肩,体幹などからの影響の評価と理学療法についてもそれぞれ解説した。
機能障害についてはケーススタディも掲載して読者の理解促進を図り,また経験則に陥りがちな臨床思考について,多数のエビデンスを掲載して可能な限り客観的な記載を提供。学生の実習レポート作成時の参考資料としても有用。
リハで活用! わかりやすい運動器エコー 運動療法に役立つ機能解剖と評価のテクニック
リハスタッフが超音波を活用するために,筋・腱・脂肪体などの運動器の測定法や機器の設定,他の画像機器との違いなどを基礎から解説。「運動療法を効果的にする3 step」では,step1.超音波解剖,step2.関節運動や筋収縮による組織動態,step3.疾患による影響の順に理解を深められる。断面図のイラストや複数の超音波画像を見比べる構成により,各組織の画面上の変化をわかりやすく説明している。さらに,超音波画面と手技を行っている様子を同期したweb動画を配信。臨床での実践に役立つ1冊。
前庭障害に対するリハビリテーション EBMに即した実践アプローチ
解剖生理,各疾患,検査,リハビリテーション,症例紹介を網羅し,前庭障害に対するリハビリテーションの全貌をまとめた1冊。エビデンスが明確なリハビリテーションを豊富なイラストと写真で視覚的に解説。また症例紹介を多く設けて,実際の重心動揺検査の結果などのデータも示した実践的書籍。